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タイトル名 |
奇跡の人(1962) |
レビュワー |
☆さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2001-02-03 23:41:16 |
変更日時 |
2001-02-03 23:41:16 |
レビュー内容 |
生まれつき3重苦である主人公が、一体どのように人との交流を果たし、社会に出て行くのだろう?と言うことに興味を持って見た。しかしやっとその大きな障害を乗り越えたと思ったら、そこで物語は終わってしまう。その後、ヘレンがどうやって尊敬されるべき偉人になって行くのか?と言う話はお預けを食ってしまった。この映画では、献身的にヘレンを導こうとする教師ミス・サリバンこそがこの物語の主人公であり、ヘレンは脇役である。そのことが何だか、感動を薄めてしまった気がした。ただアン・バンクロフト演じる教師の熱演振りは、オスカーを獲得しただけのことはある(因みにヘレン役のパティ・デュークも助演女優賞)。報酬とか名誉ではなく、本当の愛と言うものを感じて仕事をしている。彼女を見ていると、如何に自分が愛も夢も無い仕事をしているかを思い知った。 |
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