みんなのシネマレビュー
ヒトラー 最期の12日間 - Roxyさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ヒトラー 最期の12日間
レビュワー Roxyさん
点数 8点
投稿日時 2006-02-05 09:49:17
変更日時 2006-02-05 10:19:33
レビュー内容
人間アドルフ・ヒトラーを描いたとパッケージにあったが,それにはさほど興味が湧かない。彼は冥府の王でも大魔王でもなく,当然ながら最初から最後まで人間なのだ。迷妄の虜となってわめき散らすのも人間ヒトラーなら,女性秘書らにそっと垣間見せる繊細さを持ったヒトラーもやはり人間。しかし,私はその点にあまり興味をそそられなかった。全体主義という名の巨大な鉄の要塞が,率いるべき途を示す指導者という求心力を失ってしまったとき,どのように崩壊していくかを私は見たかった。そしてその崩壊は音もなく,響き渡る民衆の悲鳴も伴わず,あたかも老人が静かに息を引き取っていくかのようだった。全欧州を蹂躙したナチス・ドイツのいまわの際とは,かくも静寂であったのかと今にして空しさがこみあげ,そして,あらためてその陰で犠牲になった多くの人達の冥福を祈らずにはいられない。それにしても,ラストで秘書が語る「もっと目を見開いていれば」の言葉の,なんと虚ろなことか!いくらを目を見開いていても,初めから見ようとしなければ決して見えないというのに。あの時代のできごとは大昔の伝説ではなく,今日我々のすぐ隣に存在しているはずだ。そういう意味で,多くの人に観て欲しい映画の一つです。
Roxy さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-09-24バタフライ・エフェクト/劇場公開版87.49点
2007-06-12スパイダーマン386.38点
2007-06-12時をかける少女(2006)97.24点
2006-12-29スーパーマン リターンズ66.30点
2006-12-29硫黄島からの手紙86.89点
2006-10-16男たちの大和 YAMATO66.29点
2006-07-20ターミネーター298.56点
2006-07-19バック・トゥ・ザ・フューチャー109.01点
2006-07-18CUBE87.49点
2006-07-18アイス・エイジ76.19点
ヒトラー 最期の12日間のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS