みんなのシネマレビュー
電車男 - ロイ・ニアリーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 電車男
レビュワー ロイ・ニアリーさん
点数 9点
投稿日時 2005-06-07 00:06:40
変更日時 2005-07-09 22:18:42
レビュー内容
2ちゃんねるに限らず、このサイトでも、モニタの向こう側、ネットワークの彼方には色々な人たちがいて、それぞれがそれぞれの人生を生きてるんですね。今までぼんやりと考えていたことが「電車男」の映像の中にユーモラスに、時に切なく描かれていました。非常に短い制作期間で仕上げたとは思えないほど脚本も演出も丁寧で、製作者には拍手を送りたい気持ちです。
何よりも主演の山田孝之のちょっとデフォルメしたヲタクぶりから、戸惑い苦しみながらもエルメスにぶつかっていく演技が素晴らしい。いや、演技という表現を使いたくないほど電車男に、22歳の心優しく傷つきやすい青年になりきっていました。
2ちゃんねるでリアルタイムで電車男に接していた人や、出版された本を読んだ人には違和感を感じる人もいるかもしれませんが、ひとつの恋愛映画としてうまく昇華されていると思います。

他の作品評でも言っているのですが、エンドロールの向こう側に登場人物が生き続けていて、彼らのその後の人生の幸せを願ってしまうような映画が自分にとってのベストな映画なのですが、この作品はまさにそうです。電車とエルメス、辛い思い出を紙飛行機にして飛ばした看護師りか、電車がきっかけで夫婦の間にちょっとした潤いと会話が戻った夫婦、勇気を出して外の世界への一歩を踏み出したヒッキーの青年。みんなに幸せになって欲しい。もちろん現実には色々あるだろうけど・・・

そうそう、劇場で隣に座っていた毒男風のおにいちゃんがラストシーンで嗚咽を抑えられなくなっていました。自分ももらい泣きしそうでした・・・・゚・(ノД`)・゚・

<<追記>>
自分が高得点をつけてる恋愛映画にひとつの傾向があることに気付きました。
・主人公がダメ人間であること
・ヒロインが母性を感じさせ、心が広く、ダメ人間の主人公を受け入れてくれること
「パンチ・ドランク・ラブ」
「バッファロー'66」
「電車男」
「サイドウェイ」
ロイ・ニアリー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-02-20キツツキと雨86.45点
2011-10-13はやぶさ/HAYABUSA86.08点
2011-02-20ナイト&デイ66.34点
2011-02-20ぼくのエリ/200歳の少女87.10点
2011-02-13イエロー・ハンカチーフ75.09点
2011-01-12ジョニー・マッド・ドッグ87.09点
2010-12-31ロビン・フッド(2010)76.71点
2010-12-09第9地区77.07点
2010-12-09南極料理人96.88点
2010-12-09アバター(2009)97.26点
電車男のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS