|
タイトル名 |
NOTHING ナッシング |
レビュワー |
パブロン中毒さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2006-02-11 00:10:40 |
変更日時 |
2006-02-11 00:11:52 |
レビュー内容 |
あらら。このどうしようもなさを分析しようではありませんか。一番の敗因は「シリアスにしなかったこと」だと思う。これさあ、カナダの人は笑って見てたわけでしょ。なんたるお笑い沸点の低さよ。お笑い文化の発達した日本では、これで笑えというほうが無理だ。これ、たぶん本人はブラックコメディと思ってるよ。全然笑えないよねえ。ナタリさんの場合、「不条理」+「シリアス」はウケたけど、「不条理」+「笑い」はみごとコケた。この人は「シリアス」向きなんだよ。どうしても「不条理」+「笑い」をやりたいなら、松本人志か「ベリーバッドウェディング」のピーターバーグに弟子入りするしかないと思う。あと、あまりにも狭い内輪で作ったのもいけないと思う。キューブリック並の奇才でもないかぎり、やはり製作陣内部の批判者(異分子)は必要なのだと思う。仲良しグループだけで作っっちゃうと、こういう自己満フィルムになるわけね。劇場版予告が詐欺といえるほどの誇大広告ぶりで悲しみを誘う。 |
|
パブロン中毒 さんの 最近のクチコミ・感想
NOTHING ナッシングのレビュー一覧を見る
|