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タイトル名 |
日本橋(1956) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2023-09-02 22:17:11 |
変更日時 |
2023-09-02 22:17:11 |
レビュー内容 |
お孝と清葉と、若い学者先生と浮浪者の4人の恋愛模様。
泉鏡花らしいオカルトな要素は、最初の噂話にちらっと出てくるだけで、 あとは、恋愛話である。
若い先生がお孝との関係を、彼女はイロだ、と言ってしまった自分に悔しくて、 先生はお孝のもとを去り、彼女は病んでしまう。 そんな話であるが、戦後の色恋話では考えられぬ男の苦悩である。
時代は明治だろう。 そりゃ漱石みたいな人も出てくるわと、しみじみ・・ |
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