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戦争のはらわた - おはようジングルさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 戦争のはらわた
レビュワー おはようジングルさん
点数 10点
投稿日時 2004-01-13 18:12:47
変更日時 2005-08-15 16:57:17
レビュー内容
まず、最初に言いたいのは、どこのアホがこんな邦題付けたんだということ。これではまるで戦争好きのサイコ監督が作る馬鹿戦争映画のようではないか!こんなセンスの欠片もないタイトルを付けた奴を吊し上げてやりたい!・・・と、余りに腹が立ったので取り乱してしまいました。 肝心の作品の中身についてですが、冒頭の民謡のような歌、いいですねぇ。おそらく歌詞の意味は戦争とは全然異なる歌だと思うのですが、オープニングの映像と一緒に見ると、何故か戦場に赴く若者の歌のようにに聞こえてきます。この辺の表現は上手いですね。 物語のテーマはやはり、本来のタイトルであるべき「鉄の十字」をめぐる物語だと思います。お坊ちゃん育ちのプロイセン将校、ストランスキーは、名誉と勲章の象徴である「鉄十字」に執着する。人から勇敢だと思われたい、出世して尊敬されたい、という短絡的な目的の為に、自ら戦争に志願したその単純な思考は正に子供である。それを象徴するように、身の回りには常に仲間を置き、危なくなったら卑怯な手を使ってでも相手を陥れる・・・。 ラストシーンでストランスキーは拳銃の扱い方も知らず、あたふたと慌てふためく。そのストランスキーの間抜けな醜態と重ねるように子供の映像を流します。この描写は「ストランスキーは未熟な子供のように無知な男」というにように意味づけをしています。更にバックミュージックとして、オープニングでも流れた歌を流すことにより、一層「ストランスキー=子供の思考」「戦争=無知で幼稚な行い」というメッセージを浮きだたせているように思えます。それを見たスタイナーは大いに笑います。まだ未熟な子供の失敗を見るように高らかに笑います。
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投稿日付邦題コメント平均点
2008-05-06AVP2 エイリアンズVS. プレデター83.52点
2008-01-01リーピング75.23点
2008-01-01ミスティック・リバー106.33点
2008-01-01トランスフォーマー35.70点
2008-01-01スーパーマン リターンズ86.30点
2007-06-05男たちの大和 YAMATO26.29点
2007-06-05SPY_N12.80点
2007-06-05ISOLA 多重人格少女12.67点
2007-06-05弟切草02.26点
2006-10-22シークレット ウインドウ44.94点
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