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グラン・トリノ - まりんさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 グラン・トリノ
レビュワー まりんさん
点数 10点
投稿日時 2009-04-26 20:28:52
変更日時 2009-04-26 20:33:07
レビュー内容
まさにクリント・イーストウッド男塾!イーストウッド演ずるコワルスキーが『アメリカで生活する男ならこれぐらいの事は出来なくちゃダメだ!』と庭の手入れ、他の人種の仲間との話し方、しかも女の子のアタックの仕方まで、色々と叩き込まれるモン族の少年タオ。最初はイジイジした奴なのに次第にたくましい漢に成長していくと同時にコワルスキーも頑固一徹の偏屈ジジイから、それまで見せなかった柔らかな表情をユーモアを交えて見せるあたりは絶品でした。そして彼が銃をかまえる姿、近所のどうしようないギャング集団に対して手で銃を撃つ真似をして挑発したりするシーンは様になり過ぎてると言うか・・個人的に痺れてしまいました。そしてギャング集団との決着の付け方は色々な意見があるでしょうが私は納得行くものでした。過去の戦争の忌まわしい出来事と自分の人生にケリを付けるように最後は自らは武器を取らず、丸腰で挑み自分の身体と命をもって解決してしまうなんて出来過ぎなよう・・・。その後、タオに受け継がれたグラン・トリノ・・実にいい表情で運転していて、その上に流れるエンディング曲の素晴らしさに我慢していたのですが不覚にも泣いてしまいました。ベトナム戦争で米国に利用され、用済みになったら見捨てられたモン族とポーランド系としてフォードに長年勤め上げたのに日本車の勢力に追われ車産業で栄えた街が廃れて、そこに取り残されたような主人公と共通する部分とか考えると、より興味深かったです。正直、本作で役者引退宣言していて『何でだよー』と思っていましたが、悔しい事に本作を観て、それも納得してしまいました。イーストウッドの役者人生最後を飾る、あまりにもふさわしい作品でした。
まりん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-11-10清須会議75.79点
2013-10-06R10022.28点
2013-09-21エリジウム75.72点
2013-09-14許されざる者(2013)85.48点
2013-09-08共喰い85.87点
2013-08-31マン・オブ・スティール76.50点
2013-08-26ガッチャマン22.13点
2011-04-04漫才ギャング24.94点
2011-02-13あしたのジョー(2010)55.40点
2011-01-23宇宙戦艦ヤマト 復活篇22.58点
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