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回路 - パブロン中毒さんのレビュー
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タイトル名 回路
レビュワー パブロン中毒さん
点数 7点
投稿日時 2006-01-12 23:16:41
変更日時 2006-01-18 00:20:56
レビュー内容
なんだか他の方のレビューをずっと見ていくと、とても同じ映画のことを言っているとは思えなかったりして、なかなかオツですね。ここまで観る人によって感想が違う作品もめずらしいですね。「CURE」のあとに見て、「まことに分からない」と思って投げていましたが、もういちど見てみようかという気にもなりました。→再鑑賞後。前よりわかった。「孤独」と「コミュニケーション」について、くどくどくどくど言ってる話だったのですね。べつに幽霊出さなくたって「孤独」と「コミュニケーション」は表現できるけど、あまりにも「説教くさー」で「ベタ」なものを作るのは趣味じゃないわけね。こいつはホラーではないわな。幽霊出してるけど、やっぱり説教くさい。それと、皆さんがあまり書いてないことをひとつ。「春江」→家族との関係も冷え冷えでもともと孤独な女 「川島」→なんとなく行きがかり上人を助けてしまう男 「ミチ」→いつも他人を助けることばっか熱心な女、の順で「人を助ける熱心度」が上昇していくわけです。そして、死んでゆく順番も同じなのです。川島は、春江を助けようとしていたときは無事だったけど、死なれてショックで撃沈。ミチは常に他人の心配ばっかりしているから無事だけど、川島が去った後はその対象がなくなり、役所に思い入れを抱ければ今後も無事かもしれんが、死んでいく川島を「最後の友達」と言っているところを見るとそうでもなさそうだ。役所はミチらを助けたばかりでなく、「南米に生きてるやつがいたら船に乗せる」なんて言ってるから、やっぱり人助けが大好きで、無事なのであろう。幽霊はひたすら「助けて助けて」としつこいが、結局彼らを孤独から救う方法は無いので、代わりに生きてる人間を助けることで、生き延びることになっているみたいです。私なんて間違いなく秒殺だ。ラストで役所が割舌もはっきりと「君たちのしたことは正しかった」なんて言うけど、「たとえ助けられなくても、助けようとしたことが重要だ。」てか。なんだなんだ。この説教くささは。しかしまあ、「孤独」と「コミュニケーション」の答えは「生きてる人間は助け合え」だってよ。ありがちなテーマをよくもここまでひねくれたやり方で見せるものだ。黒沢は屈折しすぎている。
パブロン中毒 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-06-13オアシス87.36点
2012-05-20フィリップ、きみを愛してる!85.88点
2012-05-20瞳の奥の秘密77.30点
2012-05-13渇き(2009)86.35点
2012-05-05プレシャス85.66点
2012-04-10シェルター54.42点
2012-04-06人生万歳!76.75点
2012-01-15ブエノスアイレス95.84点
2012-01-03ハンサム★スーツ55.95点
2011-12-19リダクテッド 真実の価値55.94点
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