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タイトル名 |
ぼくのエリ/200歳の少女 |
レビュワー |
陽踊り小僧さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-08-26 22:14:48 |
変更日時 |
2010-08-26 22:14:48 |
レビュー内容 |
まず思ったのが、カメラワークを駆使して巧みにヴァンパイアの超人性を表しており、そこに感心した。そして中盤でエリの付き人である中年男性の自己犠牲的な末路を描くことで、オスカーが数十年後に辿るであろうその行く末も暗示していたことにも唸った。しかしながらヴァンパイアなのに鏡に写っていたり(確かヴァンパイアは鏡にその姿が写らなかったはず)と、突っ込みどころも少々目に付き、残虐なシーンの過剰な演出(特にいじめられっこたちが惨殺されるシーンはスカッとするとともに気分が悪くなった)にも多少見ていて気が滅入り、あまり後味がいいものではなく、その点が残念だった。 それにしても同じスウェーデン映画の「子供たちの城」や「ペレ」を見たときも思ったけど、スウェーデンのいじめってのはこんなにえげつないものなのかと思った。あれが演出過多でなくリアルなものだったら、スウェーデンのいじめられっこがあまりに可哀そうだ…。 |
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