みんなのシネマレビュー
ソフィーの選択 - S&Sさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ソフィーの選択
レビュワー S&Sさん
点数 6点
投稿日時 2010-09-28 23:52:20
変更日時 2010-09-29 10:26:23
レビュー内容
メリル・ストリープは本作で二度目のオスカー受賞してから延々とノミネート・クイーンを続けていますが、この映画の演技を見ればそれも止むをえないと納得しました。それほど本作での彼女の演技は鬼気迫る迫力があり、今後も本作を超える演技を披露することは無理ではないでしょうか。もちろん賞はその年に選ばれた候補者との競争ですが、審査員の記憶にソフィーの印象が残っている限りは彼女には不利になるでしょうね。 メリルの演技は確かに凄いのですが、自分にはどうも観終わってピンとこないところがあり、それはなぜだろうかと考えてみました。本作ではほのめかす描写だけで終わっていますが、ポーランド人であるソフィーは戦前は積極的ではないにしろユダヤ人に対する差別意識を持っていました。ポーランドには歴史的にも反ユダヤ主義の根強い土壌があったことを忘れてはいけません。皮肉にもそんなソフィーはユダヤ人と一緒にアウシュビッツに送られて、そこで悲惨な体験をするわけですが、解放されてから収容所での「選択」の記憶に苦しむだけでなく、自分も反ユダヤ主義の一員だったという原罪と向き合ってさらに苦悩したはずです。映画ではその原罪との葛藤する苦しみが無視されているので、ケヴィン・クラインと心中する意味が曖昧になってしまった気がします。 この映画は、単純に理解することのできない重いテーマを持っています。
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-27オースティン・パワーズ ゴールドメンバー75.40点
2024-04-24レインメーカー86.68点
2024-04-21アルプススタンドのはしの方66.88点
2024-04-18ワイルド・リベンジ77.00点
2024-04-15ファイティング・ダディ 怒りの除雪車77.36点
2024-04-12雲の上団五郎一座76.00点
2024-04-09オースティン・パワーズ:デラックス65.39点
2024-04-06大菩薩峠 完結篇(1959)66.11点
2024-04-03ジョン・ウィック:コンセクエンス86.88点
2024-03-29江分利満氏の優雅な生活67.00点
ソフィーの選択のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS