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白夜行 - ひと3さんのレビュー
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タイトル名 白夜行
レビュワー ひと3さん
点数 4点
投稿日時 2011-03-08 22:24:23
変更日時 2014-02-03 14:31:28
レビュー内容
隠された謎をめぐるミステリーは映画向きではないというのは、あのサスペンスの巨匠ヒッチコックの言葉だが、それは、映画は見せてナンボだから。それをよく承知してこの映画は、謎解きをする船越がつねに画面を占めるというふうにはしないで、むしろその姿は画面から消えていく。そして、ほんらいの物語が展開したのち詰めの段階で、その物語の展開をすべて観ていたかのように事情に通じている船越がまた登場するというかたちにしている。なるほど「見せて」はいるのだが、サスペンス(宙吊り)のハラハラ感が足りない感じだ。以上ミステリーとサスペンスの違いを言おうとしたのだが、この作品は適例ではないのかも知れない。さて、問題はもっと別のところにあって、ミステリーが映画向きではないのは、人間描写に厚みがないからだ、と言っておこう(そもそもあの松本清張のヒロインたちが機能化されたものだった)。機能化された平板な人間像をミステリー小説的にはゆるせても、映像的には生身の人間として映る分いかにももの足らないことになってしまう。
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投稿日付邦題コメント平均点
2022-11-13女ともだち(1956)96.75点
2021-05-18妻二人86.66点
2021-01-06天然コケッコー86.54点
2020-12-17暖流(1957)96.20点
2016-06-06ヒッチコックの ファミリー・プロット85.92点
2016-05-28ジャンゴ 繋がれざる者77.21点
2016-04-15JAWS/ジョーズ87.85点
2016-04-10曳き船66.00点
2016-04-03フューリー(2014)46.00点
2016-02-29奇跡(1955)76.50点
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