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タイトル名 |
ロボジー |
レビュワー |
ゆうろうさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-10-26 05:33:13 |
変更日時 |
2013-10-26 05:36:34 |
レビュー内容 |
軽妙でオフビートなテンポが観てて楽しい、気楽に鑑賞出来るコメディです。 矢口監督の作品を良く言えば、「自分が納得して楽しめて、なおかつ周囲の人も楽しませるにはどうするか?」ってことだと思います。けれど、全員を100%納得させて幸せにできるかっていうと、それは至難の業。当然無理が出てきます。その無理を押し切るには、最後まで嘘を突き通すしかない!って展開は、私は面白かったと思います。それはエンターテイメントの鉄則でもあるしね。 ただ、題材や内容的には悪くはないと思うんですが、ヒジョーに勿体ない出来の映画でした。 私は劇作家の平田オリザが取り組んでいる「アンドロイド演劇」が好きで、この映画もそれと共通したモチーフが、ロボット以外にも沢山出てきます。ただ、平田氏の演劇と比べるとそのモチーフを活かし切れていないような気がしました。オチもなんだか釈然としないもので、個人的には最後ミッキーカーチスではなく吉高百合子がロボに扮する、って展開が観たかったなあ。サンタを信じていた子供が大人になって、今度は子供たちのために自分がサンタの格好をするように。まあ、このオチが良いかどうかはともかく(汗)。もっと突き詰めて作っていれば、現代における日本版「三十四丁目の奇跡」のような傑作になったんじゃないでしょうか。観てて非常に歯がゆかったです。大きなお世話か!? |
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