みんなのシネマレビュー
11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち - どっぐすさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
レビュワー どっぐすさん
点数 7点
投稿日時 2012-06-18 02:47:18
変更日時 2012-06-18 02:47:18
レビュー内容
この日は私が生まれた日である。親から聞いた話によるとこの日の午後に私は生まれた。
誰もが生まれた日に何かがあって、それを自分の人生と関連付けるのは無意味なことなのであるが、この事件に関しては、こういうわけで心にひっかかっていたし、本やネットで事件を調べたりもしていた。
この日に生まれ、普通の家庭に育った自分にとっては、右左のどちらが正しいという情報は「どちらも正しい」としか思えず、その極端な行動に関しては「どちらも間違っている」としか考えられなかった。
自分は若松孝二監督に感謝している。
「連合赤軍」と対極にある立場の「三島由紀夫」。
右左の論争はどんな情報を見ても、限りなく深く混乱させられるばかりであったが、この2つの映画で描かれているのは、当事者たちが何を考え、どう行動したかを思い入れを持ちながらも客観的にも描いている。
自分が二十になる頃には、自分が生まれた時代の空気に対する憧れが確かにあって、世間はバブルだと言われながらも自分の世代は言いたいことを言えない閉塞感に打ちのめされていたし、この時代の若者はエネルギーがあると言うより、波に乗って言いたいことを好きなだけ言えたんだという恨めしさもある。
しかし、この70年頃の空気に対する憧れと、事実は別のものであり、「何があったか」という点で若松孝二監督は最もわかりやすく、この日に生まれた自分の疑問に答えてくれた。
三島に関して深く研究している方にはこの映画に対する反発もあろう。
映画としてはこの俳優では若すぎるという違和感もある。
しかし臆することなく、この事件を語ってくれた監督に感謝します。


どっぐす さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-12-20ゴジラ-1.087.50点
2023-10-19沈黙の艦隊(2023)75.50点
2021-06-08ゲド戦記43.68点
2019-11-28i 新聞記者ドキュメント86.66点
2019-08-02惑星ソラリス87.00点
2019-07-03新聞記者96.08点
2019-06-04空母いぶき75.13点
2019-06-04ゴジラ キング・オブ・モンスターズ86.35点
2019-05-10恐怖の報酬【オリジナル完全版】77.55点
2019-05-10恐怖の報酬(1953)57.77点
11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たちのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS