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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
カナンさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-07-27 21:16:54 |
変更日時 |
2004-07-27 21:16:54 |
レビュー内容 |
とりあえず、清太がアホと言うしかない。 叔母さんは悪役に描かれているが、毎日妹と遊ぶだけで働きもしない清太に皮肉の一つや二つ言いたくもなるだろう。それにプッツーンして家を出る清太がアホ過ぎる。 私の記憶が正しければ、清太は叔母さんのところに居候してから、妹と遊んでばかりいる。叔母さんに文句言えた立場ではない。
その後の二人だけの生活も疑問だらけだ。清太が泥棒や盗んで食い扶持を得ているはずだが、急激に節子が痩せ衰えていくのは何故だ? 食べ物盗んでるんじゃないの?それに清太達にも配給はあったはずだがそれはどうした?! 父親は海軍大尉らしいが、父親のツテをどうして頼ろうとしなかった?知らないのなら、役所にでも聞けばいい。 軍人同士は意外に横のつながりが太く、誰かが救済処置を取ってくれた可能性も高い。 なんと言うか・・清太が妹思いだって言うわりには、妹のために奔走していない。14という年齢を差し引いても、あまりにも稚拙じゃないか? 必死になって、盗みでも、何でもすればいい。時にはプライド捨てて物乞いでもしろって。 しかも、最後になって「貯金下ろしてくる」とか言ってるし。いや、さっさと早く降ろせよ!妹、死にかけてるぞ?! っていうか、お前、叔母さんトコ戻れって!頭下げて戻らしてもらえって!!
とりあえず節子が死んだ直接的な原因は、戦争のせいでも何でもなく「清太」のせいです。妹が死にかけてたらとりあえず叔母さん所に戻るでしょう、普通。 |
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