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男と女(1966) - よし坊さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 男と女(1966)
レビュワー よし坊さん
点数 7点
投稿日時 2010-07-11 08:17:52
変更日時 2010-07-11 08:17:52
レビュー内容
砂浜を歩く、二人の大人と二人の子供。打ち寄せる波とザラついた画質。その他、数々の映像を堪能する。さて、内容の方ですが、気になったのが台詞が被るところ。特に子役の子は好き勝手に喋っているようなので、子供とのシーンは結構台詞が被る。それでもそのまま物語は続く。この映画の不思議なところはそこが気にはなっても、煩わしくなく自然で良いなと感じる。僕らの日常で発する言葉は、往々にしてそうだなと思ったりする。そしてアヌーク・エーメの細かい微妙な表情、仕草を散りばめた演技は、敢えて例えるならマーロン・ブランド演じるヴィトーのようだ。そして相手役のジャンは、出会ったときから硬い。余裕がなく、笑顔が引きつっているように見えるのが、逆にものすごく自然だ。そして台詞が被さること、アヌーク・エーメの微妙な演技、余裕のないジャン(これも絶妙の演技か・・・)がすべて揃って、ボサノバに乗って強い印象を残していく。映画全体としての感銘よりも、その時々の場面(シチュエーション)でその都度共感し、心に残っていく。
よし坊 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-06-10ミッドナイト・イン・パリ77.00点
2012-04-26アーティスト76.63点
2010-07-22羊たちの沈黙77.85点
2010-07-11男と女(1966)77.34点
2010-07-04奥様は魔女(1942)55.62点
2010-06-12ウエスト・サイド物語(1961)77.13点
2010-05-30エデンの東(1955)57.25点
2010-05-23スタンド・バイ・ミー98.12点
2010-05-18シェルブールの雨傘77.57点
2009-02-15キートンの大列車追跡87.53点
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