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タイトル名 |
シェイプ・オブ・ウォーター |
レビュワー |
墨石亜乱さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-03-02 00:37:28 |
変更日時 |
2018-03-11 21:53:15 |
レビュー内容 |
アダルトで怪奇なラブ・ファンタジー
異形の生物をあつかった映画は数多ある。また異形と美女の愛を描いた映画もある。 だが(異形の水棲人間よりもむしろ)人間の美しさと醜さを生々しく描写し 同時に、純粋な【恋の成就】をオブラートに包まず、美しくもグロテスクむきだしのまま 観客に投げつけてきた映像は・・・かつて無かったのではないか。 まあ、これで泣ける人は少ないかも知れないが・・・わたしは泣けたよ。
しいて言えば、ドラマの構造も似ている『E.T.』と並ぶ傑作だと思う。
なぜ水棲人を好きになるかは、芸術家タイプの人だと理解できるでしょう。 ラストの後は二人はどうなったか?オープニングを見ると、これは回想ドラマだとわかる。 アマゾンの水底、ベッドに眠る女性はイメージではなく…その後のイライザの姿。 では、冒頭のモノローグで“すべてを破壊しようとしたモンスター”と呼ばれているのは誰か… 映画を観た後ならわかるはず。 |
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