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タイトル名 |
ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ |
レビュワー |
フィンセントさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-07-24 15:35:49 |
変更日時 |
2020-07-24 15:35:49 |
レビュー内容 |
デルトロの父性が出まくりだと感じる作品。
イサベルを輸送中(まだ偽装工作計画の中止になる前)に、後部座席でイサベルの顔を見つめながらわずかな微笑を浮かべたデルトロの目が、父が娘を見るそれであったことは見逃せない。
ラストシーンは、デルトロがミゲル相手に何やらお説教タイムが始まりそうなムードで終わったが、それも父として
「コメカミじゃなくてホッペタ狙って本気で人間を殺せないお前は、暗殺者にはなれないし、根っからのワルになれないお前は、もう組織から足を洗ったらどうなんだ?」
と息子を諭す父親の醸し出すムードそのものだ。
父が思春期の子供たちとせめぎ合うボーダーライン。そんな映画。 |
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