みんなのシネマレビュー
ワイルド・リベンジ - S&Sさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ワイルド・リベンジ
レビュワー S&Sさん
点数 7点
投稿日時 2024-04-18 22:57:17
変更日時 2024-04-19 01:27:18
レビュー内容
私の中での映画を観る前のチェックポイントの一つに、製作者や製作総指揮にどういう名前が挙がっているか、そしてそれは何人ぐらいがリストされているかという事があります。大体にして、“船頭多くして船山に上る”じゃないけどこの人数が多ければ多いほど駄作率が高いという経験則があるんです。それがこの映画はIMDBで確認したらなんと42人!「むむ、これは…」と覚悟を決めて観始めました。 それが意外なことに、全然並みの映画以上の出来栄えで見事にジンクス破りをしてくれました。主演がジャック・ヒューストンで、自身も恋人もヤク中のブルーカラー男。婚約を機に二人してヤク絶ちをして人生やり直そうと苦労するけど、あと少しというところで恋人は売人に唆されて中毒死してしまいます。そして怒り狂った主人公は、若い頃はマスタングと呼ばれていた気性の荒さが復活して、お約束の復讐劇となり密売組織を潰しにかかります。典型的なインデペンデント映画ながらも、ヒューストン以外にもロバート・デ・ニーロとジョン・マルコヴィッチというビッグネームが出演しているんですよ。デ・ニーロは田舎町の老シェリフで、ファーストショットから登場して、いわばこの映画の狂言回しみたいな立ち位置だったと思います。でもさすがデ・ニーロ、こんなマイナーな映画でも彼が姿を見せるだけで引き締まった映画になるんですね。映像にも拘りが感じられて、やたら空撮(たぶんドローン撮影でしょう)が多用されていて、この映画の陰のモチーフが浸礼(パブテスマ)みたいだから、いわゆる神の視線を印象させる意図があるのかも。この映画の最大の弱点は、恋人が中毒死するまで二人がヤク絶ちに苦しんでいる描写があまりに長くて、これだけで尺の半分はあります。その後にヒューストンが復讐に駆け回るようになると俄然アクション映画要素が強まるだけに、決して不必要とは言わないが前半はちょっとテンポが悪すぎだったのかな。まあラストにかけては意外な展開とそれなりのカタルシスもあるので、そこは相殺されたかなと思います。
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-30ペトラ・フォン・カントの苦い涙55.00点
2024-04-27オースティン・パワーズ ゴールドメンバー75.40点
2024-04-24レインメーカー86.68点
2024-04-21アルプススタンドのはしの方66.88点
2024-04-18ワイルド・リベンジ77.00点
2024-04-15ファイティング・ダディ 怒りの除雪車77.36点
2024-04-12雲の上団五郎一座76.00点
2024-04-09オースティン・パワーズ:デラックス65.39点
2024-04-06大菩薩峠 完結篇(1959)66.11点
2024-04-03ジョン・ウィック:コンセクエンス86.89点
ワイルド・リベンジのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS