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ルートヴィヒ(1972) - すねこすりさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ルートヴィヒ(1972)
レビュワー すねこすりさん
点数 8点
投稿日時 2014-01-13 21:21:07
変更日時 2014-01-13 21:21:07
レビュー内容
全編イタリア語ってのが残念。しかしながら、確かに長いけれども、非常に分かりやすいし、これぞ映画! って感じの作品。もう、最初から最後まで贅沢の極みみたいな作りに溜息モノです。また、ヘルムート・バーガーは、残されているルートヴィヒの写真にそっくりで、演技も素晴らしい。ロミー・シュナイダーのシシーは、ちょっとイメージが違う気もするけれど、何しろ、ロミー自身も素晴らしい美女。ヴィスコンティ映画はあんまし得意じゃないんですけど、これは彼の執念のようなものが感じられ、圧巻です。全編を覆う頽廃的な雰囲気と、どんどん神経を病んでいくルートヴィヒ。彼は、当時は禁治産者の烙印を押され、無能の王とされたけれども、歴史的には十分存在感を発揮しているわけで、その当時のちょっとした賢王程度だったら、歴史に名を残していたかどうかも怪しいもの。まして、彼が国家を破綻させてまで作った城の数々は今や重要な観光資源。ヘレンキームゼー城しか行ったことないけど、本当に、ただただ溜息の出るばかりの美しさで・・・。歴史的建物なんて、大抵、当時にしてみりゃ無駄遣いの象徴みたいなのが多いわけで、ルートヴィヒも、あの世で現代における我が身の扱いに納得しているんじゃないかしらん。とにかく、端から端まで美しい映画でございました。
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