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チョコレート(2001) - パブロン中毒さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 チョコレート(2001)
レビュワー パブロン中毒さん
点数 7点
投稿日時 2006-08-20 12:13:19
変更日時 2006-08-20 12:16:17
レビュー内容
問題のラストシーン。
レティシアの視線は庭の墓石を漂う。
新しく土が盛られたソニーの墓石を見つめる彼女。
そして彼女の視線はアイスを食べるハンクへ移り、納得したかのように軽くうなずいたように見えた。
つまり、ハンクの口から詳しく語られなかったソニーの死が、尋常な死に方でなかったことを確信したのだ。夫の死と無関係ではないことを、知ったのだと思う。
これにより、「夫に直接手を下した人間」でありながら「彼もまた代償を支払っていた」ことを引き換えに、ハンクを責める気持ちが中和されたのだと想像する。
なのでどこにも行くあてがない彼女が、これからもハンクに頼ることの正当性を自分自身に与えた瞬間だったと思う。
それにしてもセックスの仕方で登場人物の変化をあらわすのはキツいなあ。
前戯なしでいきなり背後(しかもお金で)→正常位と女性上位→最終的にはオーラルセックスもOKという流れでハンクという人間の変化を描いたのはひとつの思いつきとはいえるが、身も蓋も無いともいえる。同じことを描くのにほかに方法はなかったのか?やっぱり話題性を狙ったのか?と疑いたくなってしまう。
この話自体は、「レイシストの白人中年男性と、貧しく虐げられた黒人女性が結ばれるさまを誰もが納得するように描いてみたい」というところから始まって、死刑囚だの息子の死だのは、あとから付け加えていったのだと思う。こういう作り方をすると「ありえない」とか「ご都合主義」になってしまうのは仕方ないなあ。ソーントンに努力賞。
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