みんなのシネマレビュー
ニュールンベルグ裁判 - C・C・バクスターさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ニュールンベルグ裁判
レビュワー C・C・バクスターさん
点数 9点
投稿日時 2004-06-28 15:43:50
変更日時 2004-06-28 15:43:50
レビュー内容
東京裁判の前哨ともなったニュールンベルグ裁判を、ダン判事の視点で回想する3時間。長めの上映時間にもかかわらず、戦前、戦時中、戦後のドイツの苦悩を描いた傑作であろう。しかし私は見終わった後、少なからず当時のドイツ国民に対して同情心を抱いてしまった(かといって、決して私はナチス指示派ではないが)。第二次大戦前のドイツでは失業者が激増してるなか、屈折した理論ではあるが(ゲルマン優先、ユダヤ排斥)労働者の救済に活路を見出したのがA・ヒトラーだった。表では労働者の救済、裏ではゲシュタポを利用して恐怖政治をおこなう2つの顔を持つ独裁者。劇中、内情をダン判事の伝えれないドイツ民が出て来る。これはきっと、労働者救済は仮の姿であることがわかり、「第三帝国の設立を目論んでいた」真実のヒトラーを知った絶望感と、自責の念が集約されているように見える。しかし私はその否定が肯定を生み「虐殺の事実は知っていました」と思えて仕方なかった。良心との呵責に悩まされながら、ドイツ国民はヒトラー政権下にいたのだろうと思う。ただひとつこの映画で残念なのは、この裁判が国際法では未確立なものであるという論議が、後半僅かにしか語られなかったことである。戦勝国が起訴した裁判映画を、戦勝国が再現したということで、後々法学界で議論され非難される点が希薄だったのが残念であった。
C・C・バクスター さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-09-02スーサイド・スクワッド34.74点
2016-04-23靴職人と魔法のミシン35.00点
2016-03-26ワイルド・スピード/SKY MISSION46.70点
2016-03-26バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)56.37点
2013-08-16バイオハザードV リトリビューション35.07点
2012-01-24告白(2010)77.03点
2012-01-24ゾンビランド76.53点
2012-01-24スタンド・バイ・ミー78.12点
2012-01-24デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~35.00点
2012-01-24フローズン15.34点
ニュールンベルグ裁判のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS