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タイトル名 |
鬼ママを殺せ |
レビュワー |
パブロン中毒さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2010-03-11 17:52:18 |
変更日時 |
2010-03-11 17:52:18 |
レビュー内容 |
ダニー・デビートはさあ…なんか、撮るほうには向いていないような気がしますね。 役者さんとしてはもちろんおいしいキャラで、「撮ってください」と言わんばかりの人物です。 だが「おまけつき結婚生活」といいコレといい、どうしてここまで不発にしてしまうかねえ、と私は出演者に同情してしまいます。 ビリー・クリスタルという、観客を笑わせないほうが難しいような役者を得ながらこのていたらくだ。…クリスタルは相当がんばっていました。こんなダメダメな脚本でも、全力投球していたと思います。なんだかスゲーかわいそうです。 だいたい、「ママを列車から捨てろ」という題名と内容が全然合っていないじゃないか。 あそこでは、殺しかねたママが絶妙のハプニングにより列車から転落するべきなのです。 その後は、転落したママの存在を世間から取り繕っていくことにより、新たな笑いが取れるじゃないですかあ。それで、実際にはママは死んでいなかったということでもいいし、何らかの偶然でママの死体が運ばれて絶妙のタイミングで発見される、ということでもいいのです。ママの死体が偶然ミンチになっていてソーセージになって2人の口に入る、というグロいオチでもかまわないのです。 …とにかくなんのオチもないこのシナリオで、いったいどうするつもりだったのかダニー・デビート。 冒頭の複線はなかなか良くても、いつもまとめられない。「不発」という言葉はカレのためにある、ような気がするのだった。もうカントクはしないほうがいいと思います。 |
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