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ディーバ - トントさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ディーバ
レビュワー トントさん
点数 7点
投稿日時 2018-07-16 02:44:44
変更日時 2018-07-21 13:37:49
レビュー内容
若いころ、映画館で観て、いたく感激。
それから30年以上経って、観直す。
確かに「ベティブルー」を観て、ベネックスが表現者として、どこまで真っ当かと言われると、
う~むと思ってしまう感性にはなってしまった。
(自分がそれだけ乾いてしまったからかもしれない)

だが!しかし!若いころの「ディーバ」を観た俺は間違っていたのか?
いや、あの頃の俺も、俺は俺だ!

この映画の世界観。
しびれる歌声。マンガチックな殺し屋。小型バイクで地下鉄を疾走。頼れる不良オジサンと万引き女子。
その雰囲気に酔いしれ、ひとり下宿に戻って、世界は危険な魅力で満ち満ちてると海外の文化に憧れた。

女神(ディーバ)に憧れ、その為にはスリルとサスペンスの世界にだって、少年は飛び込んでいけるのだ。
そういう映画に、やはり勇気づけられて、今日の俺はいる。

ベネックスについて、もう少し知るべきだと痛感した。
正直「ベティブルー」だけでは分からない。他のベネックス作品を観てみたい。
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