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ゾンビ/ディレクターズカット完全版 - S&Sさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ゾンビ/ディレクターズカット完全版
レビュワー S&Sさん
点数 7点
投稿日時 2017-08-07 23:51:35
変更日時 2017-08-07 23:51:35
レビュー内容
名画という尊称を賜るには、①プロット②ストーリー③役者④演出、これらの要素が重要ですけど、この映画ほど①だけが突出しているのは珍しい。はっきり言って、他の部分は下手な監督が撮ったB級映画みたいなものですから。でもショッピング・モールに立て籠もるというアイデアがひらめいた瞬間に、ロメロは歴史に名を刻まれる栄誉が約束されたわけです。ゾンビになっても微かに残った本能がショッピング・モールに足を運ばせるなんて、人間ってなんと哀れな生き物なんでしょうか! まあ本作ほどサブカルと化して深読みされている映画は他にないでしょう、互角の勝負を挑めるのは『ブレードランナー』ぐらいのもんです。自分としては、ゾンビはやはりこれくらいのろまな方が好みです。ショッピング・モールの駐車場でうろついているゾンビたちが絵になるのも、このスローモーな動きがあってのものです。ロメロも晩年は社会批評家みたいに持ち上げられてましたが、このころは間違いなく受けを狙って暗中模索していただけで、別に深い考えはないんです。デビュー作では微かに感じられたゾンビが発生する原因を説明しようとする努力は本作ではきれいさっぱり無くなって、社会の動揺やサバイバルのシミュレーションみたいな撮り方です。いわば『シン・ゴジラ』の撮り方に近い、と言ったら褒めすぎでしょうか。 「世界の人間は二種類に分けられる、『ゾンビ』が好きな人と興味がない人だ」と言っていた人がいましたが、私はどちらかと言うと「興味がない人」に分類される方です。でも、さすがに本作だけは死ぬまでに一度は観ておくべきでしょう。
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