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五月の七日間 - たいほうさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 五月の七日間
レビュワー たいほうさん
点数 9点
投稿日時 2004-09-19 10:31:45
変更日時 2004-09-19 10:31:45
レビュー内容
この原作を日本で翻訳が出る以前に読んでいたこともあって映画化には非常に興味がありました。冷戦最中を舞台に大統領がデタントの条約を締結しようとする中でそれに疑問を持つ制服組と軍需産業をバックのカリフォルニア上院議員、それに人気のテレビ解説者のアジテーション(このあたり、最近の日本とかでも笑えないところがありますが)によるクーデター計画と言うある意味では荒唐無稽とも思える筋書きです。冒頭のミサイルのイメージがホワイトハウスのゲートの柵に代わっていき、その前での賛成派、反対派のデモ隊の乱闘の演出はいかにもフランケンハイマーらしいところです。議会関係者に内密の非常時演習計画、口の軽い暗号士官の漏らした競馬の賭けの募集、旧友が口にした未知の基地のコードネームと空輸計画から疑問を持った大佐が職を賭けて大統領に面会に行くのだけれど、そこでも状況は説明するけれど「Plot」と言う言葉は口に出せないあたりにいかに考えにくいことであるかが説明されています。原作ではケイシー大佐は首都郊外に家族と住み、子供にバスケットを教え、週末には妻と名士のパーティに招待されると言う全く平穏な暮らしの高級将校で、そのキャリアを賭けてまで大統領に注進することへの苦悩が判るのですが映画ではその部分がないのでエヴァ・ガードナーとの絡みが少し軽くなっています。ここで話題になるのが参謀本部議長の女性とのスキャンダルの証拠を財務長官が納税調査から入手した部分で、さすがに大統領利用を躊躇するけれど、飛行機事故で死亡した大統領秘書官(マーチン・バルサム)の置き土産で逆転となります。最後の場面は大統領の定例記者会見で終わるのですが、ここでの演説の内容は政治記者である原作者の思い入れの強いものとして印象に残っています。
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投稿日付邦題コメント平均点
2014-01-14バトルシップ(2012)65.77点
2014-01-08ゼロ・グラビティ77.63点
2013-11-10春の夢(1960)88.00点
2013-07-23風立ちぬ(2013)66.53点
2012-11-08ワイルド765.70点
2012-10-23ガントレット65.86点
2012-07-16アンドロメダ・・・76.98点
2012-02-15戦う翼76.20点
2012-02-15連合艦隊66.47点
2012-01-01聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―76.02点
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