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母(1926) - R&Aさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 母(1926)
レビュワー R&Aさん
点数 7点
投稿日時 2009-03-12 15:32:24
変更日時 2009-03-12 15:32:24
レビュー内容
飲んだくれの父ちゃんのあまりな扱いにびっくり。体制側、つまりは悪の象徴というわけでもなくほとんど最初からいなかったかのように無情に消えてゆく。しかし母が息子を救うためにしたことが息子を窮地に追い込んだように、父もまた息子を窮地に追いやるべき道具にされたにすぎないことは確かで、父のここでのあまりな扱い自体が体制側の卑劣さを表現しているのかもしれない。クライマックスへと向かうデモ行進は雪解けと共に海氷が割れてゆく様とのカットバックによってスピード感とダイナミックさを得てクライマックスへと向かっていることを予見させている。おどおどとしていた母の顔が変わり、その顔がどアップにされたときのインパクトは凄まじいかぎり。これも母の人間性を丁寧に描いてきたからこそのインパクト。この後半のくだりはほとんど同じ画の繰り返しのため、ことさらに印象に残りやすい仕掛けとなっている。同時に観たエイゼンシュテインの『ストライキ』と似ているようで似ていない。その差異はタイトルが示すとおり。プドフキンは事象そのものよりも人間ドラマを見せることでその事象を語っている。
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