映画『鬼戦車T-34』の口コミ・レビュー
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鬼戦車T-34の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
鬼戦車T-34
[オニセンシャティーサンジューヨン]
Tank T-34
(Zhavoronok)
1964年
【
ソ連
】
上映時間:91分
平均点:5.25 /
10
点
(Review 4人)
(点数分布表示)
(
戦争もの
・
モノクロ映画
・
実話もの
)
新規登録(2004-06-12)【
おおしまけんいち
】さん
タイトル情報更新(2019-05-17)【
かっぱ堰
】さん
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監督
ニキータ・クリーヒン
レオニード・メナケル
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4.
ネタバレ
最初と最後に無名戦士の慰霊碑が映り、名も知れず死んだ英雄を顕彰する体裁になっている。碑文はロシア語とドイツ語で書いてあるが、ここはベルリン市内に今もある公園のようで(Treptower Park)当時は東ベルリンということになる。東ドイツならソビエト連邦の友邦であるから単純に敵扱いにはできないわけで、劇中のナチスは悪であっても一般庶民は傷つけなかった。
邦題からすると戦車映画だが、主役の戦車は砲撃もしないでただ走り回るだけである。邦題の「鬼戦車」のイメージそのままでもないが、途中いろいろ踏み潰したり突き破りながら爆走したりして、この車体自体が鬼(金棒なし)とはいえる。そういう鬼の所業だけでなく、お花畑の乙女(でもないか)とか、バットマンの像を倒してドイツビールをもらうとかの見せ場も入れており、悲壮感を強調しないユーモラスな作りになっていて、ちょっとした娯楽映画としてはよくできているように見えた。
なお映像的には半地下の窓から広場の戦車を見通す構図が面白かった。
ところで原題は「ひばり」という意味だそうで、どこに鳥がいたかと見返すと、最初と最後に空を映したときに声が聞こえた鳥がそうだったらしい。空高く昇っていく鳥に自由への渇望を重ね合わせたとすれば、世評で「大脱走」(1963米)のソ連版と言われているのも確かにそうかも知れないと思った。
森で若年兵が錯乱していた場面では、ドイツの林業は管理が細かいといいたいのかと思ったがそうでもなく、番号による支配の恐怖を表現していたらしい。自分としてはこれを見て、「収容所群島」で悪名高いソビエト連邦が他国のことなど言えるのか、と皮肉を言いたくなったが、しかしあるいはもしかすると、まさにそのソビエト体制に対する制作側の批判が込められた場面だったのではないか。どこまで勘繰るかにもよるだろうが、映画館での独裁者打倒の場面にも、少し前までソビエト全土を支配していた別の独裁者の姿を重ねていたかも知れず、これは英雄賛美を装った体制批判映画ではないのかと思った。
なおラストの展開について、これが当時の現地の観客にも素直に受け入れられたということは、過酷な抑圧や思想統制が続いた国でも("悪の帝国"ソビエト連邦)人の心が全部悪に染まっていたわけではなく、こういう素朴な良心や基礎的な倫理が一般庶民の中でちゃんと生きていたということだと解する。これからどんな非道がまかり通る社会や世界ができたとしても、せめて自分と自分の周囲ではこういう心を共有していきたい、と多くの人々が思い続けることが、支配と抑圧への最小限の抵抗になるのではと思った。
【
かっぱ堰
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2022-10-29 16:02:48)
🔄 処理中...
3.昔、日曜の午後に洋画劇場があり鑑賞。すでに戦車プラモを趣味としていて本物のT34に興奮しましたが良い点はそれだけ。「燃料がないない」と言いながらいつまでも走り続けるだけで、単調さに途中で見飽きました。
【
毒林檎
】
さん
[地上波(吹替)]
1点
(2021-09-13 10:18:55)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
いろんな意味でこれはとんでもない映画であることは、間違いないです。 まず、フルシチョフの時代にはスターリン時代とは打って変わってかなり自由な映画製作が可能になりましたが、それにしても捕虜が主人公でヒーローとなる映画は前代未聞だったことでしょう。第二次大戦のソ連では投降して捕虜になることは明確な犯罪行為とみなされており、帰還できてもほとんど全員が処刑か強制収容所送りになりました。そんな“裏切者にして社会の敵”がたとえどんな形であろうと映画の主人公になるなんてことは絶対あり得なかったわけです。でもその捕虜が戦車を奪ってドイツ国内で大暴れするというのは、痛快な逆転プロットの傑作だと思います。 次にこれほど実物の戦車が走り回る映画も滅多にないということです。使われているのは有名なT-34ですが、今でも現役で使っている国もあるぐらいの長砲身の後期型ではなく、珍しい中期型です。この型は丸いハッチが砲塔に2個並んで配置されていて、両方を開けるとまるでミッキーマウスの耳みたい見えるのが特徴です。捕獲されて研究に使われていた車両という設定なので、車載機銃は外され大砲はあっても弾薬がない、つまり走り回るしかないわけです。でももともと機動力がウリのT-34ですからスピードは出るし、中戦車とはいえ体当たりすれば家なんか軽く突き破るし車なんかでもぺっしゃんこにしちゃいます。撮り方自体もソ連映画界がお得意のアヴァンギャルドなモンタージュが多用されていて、逃げるT-34とドイツ軍の追っかけっこを見せるカット割りは斬新の極みです。 でもラストだけはソ連映画らしいというか、「赤軍兵士はヒューマニストです」という演出なのは臭いところです。強制労働させられているロシア女性たちがT-34を見て助けに来てくれたと歓喜するといった胸が締め付けられるような素晴らしいシーンもあったので、この締め方は残念でした。
【
S&S
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2017-12-02 22:49:01)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
戦争映画ファンというより、WW2兵器マニアには溜まらない作品。 ▼内容は… ソ連兵捕虜が戦車で、敵陣を走る! 走る! 走る! 走る! 走る! 走り続けて全員死亡。「祖国は英雄を忘れない」チャンチャン♪←マジだぜw ▼見所は実物兵器の数々。それらを楽しめる人なら最高!…かもしれない。ソ連のプロパガンダ映画なので、ストーリーの細かいことにこだわらに人なら楽しいですよ。 ▼それにしても、なんで、こんな邦題なんだろう?
【
伊達邦彦
】
さん
[ビデオ(字幕)]
6点
(2012-03-25 06:17:00)
🔄 処理中...
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
4人
平均点数
5.25点
0
0
0.00%
1
1
25.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
1
25.00%
7
2
50.00%
8
0
0.00%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
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