27.わたし、悩んでたんです… 藤沢周平原作の映画の良さがわからないなんて、わたしってばダメな映画っ子なのかなって… でも、良かった。私以外にも「前置きの長い必殺仕事人」って思ってる人がこんなにいるなんて… っつーかさ、一言で言えば辛気臭い。70年代の貧乏ったらしい邦画の臭いがプンプンしてる。 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-02-25 02:49:17) |
26.永瀬の良さが十分に引き立っている映画です。 【オドリー南の島】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-02-24 12:31:36) |
25.正直、ビックリした。すんげぇ前振りの長い『必殺仕事人』だったんだぁ! 途中までは本当に面白かったんだけど、仕事してからはもう完全に予定調和の展開。まあ、安心感はあるけど、それ以上のものは無い。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-02-23 23:46:11) |
24.「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」を見た上で鑑賞しました。確かに時代背景は同じですが、仇敵を討つ流れは三者三様。“山田洋次監督3部作”としてではなく、ひとつの独立した作品として十分に楽しめました。 【黒めがね】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-31 17:27:25) |
23.山田洋次時代劇第二作。「たそがれ~」に比べると劣るかな。隠し剣・鬼の爪がほとんど登場せず印象に残らなかった。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-18 00:53:52) |
22.相変わらずほのぼのしていて観終えたあと心が温かくなるけど、この監督にしてはドキュメンタリータッチなリアリティがなかった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 15:05:35) |
《改行表示》 21.必殺仕事人を思い出した。 見終わった後「○○でがんす」が暫く口癖になった。 【ひで太郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-11 21:37:52) |
20.よくできてるなあとは思うが、ラストがもう一捻り欲しかった。片桐宗蔵勝手すぎ |
19.藤沢周平で外す事は無いですね。その中でも好きな(素晴らしい)女優がたくさんでていたので、好きな作品です。松たか子はオヤジさんの血をしっかり受け継いでるし。高島礼子はどっぷり自分の好みだし、田畑智子は若手の中でかなり演技に芯が有る女優ですネ。これらの女優さん達が、嫁さんだったら、まったく文句は無いな!!(^爆^) 【Pizz】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-21 03:07:02) |
18.もう皆さんの言うとおり、前作の二匹目のどじょう、緊張感のなさ。おそらく松竹映画風喜劇の要素をこんどは入れたのが失敗だった。せっかく永瀬正敏が出色だったのに、残念だ。なるほど、松たか子はたしかに田舎的ではなかったが、魅力的だった。しかし、ラストの運びは身分制の時代とはいえ、あれでよかったのかねえ? たぶん山田洋次の作品の意図は、時代劇に借りた勤め人サラリーマンの悲哀というところとおみうけするが、これは現代の映画なのだから、いまさら身分の違いということを最後まで保存してしまっては、作品全体が浅くなるというものだ。 【goro】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 02:59:14) |
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17.確かにたそがれで観たようなシーンもありましたが、これは面白い。問題の隠し剣もアリ。人間ドラマもいいし、上司の悪っぷりも時代劇に必要不可欠なほど腹立つので良し。楽しめました。 【マキーナ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-16 12:59:55) |
16.「身分がちがうもの」そんな時代なんだ。あたりまえだけど。 【やいのやいの】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 01:37:32) |
15.たそがれと比較すると、私はこちらのほうが好みです。主人公の永瀬正敏は、なかなかよかったです。松たか子は浮くのか、思いましたが結構芸達者です。前回の出演者の多くがまたでていましたが、師匠役になった俳優は、前回は上意打ちを受けた侍でしょうか。顔はどちらも暗くて分かりにくかったのですが、声が似ていました。緒方拳の家老は、あれは結構どこでも見かける上司ですね。 【ジブラルタの星】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-05 16:51:41) |
14.この作品をコメントする前に私は、「たそがれ清兵衛」をかなり手厳しい評価を与えていた事を思い出した。本になった「みんなのシネマレビュー」に取り上げられていましたし(笑)。今確認してみたら、なんとぴったり2年前に見てたし、点数も6点とさほど悪くない評価をつけていました。さて今回の本作品は同じく6点を付けさせて頂きました。前回は非常に期待値が高かった事もあって、その反動での酷評になりましたが、今回は「たそがれ」のワクチンを既に打ってから見たせいか、思いの外いい映画だと感じる事ができました。これが国民的映画を作った監督の王道と手腕なんだなと感じましたので、あまり「二番煎じ」とは思いませんでした。とはいっても、やはり変わり映えしないのが山田監督作品の宿命なんでしょうね。今回作品を拝見して6点にしたのも、前作と変わり映えがしない出来だったからです。これがいいのか悪いのか、今の私には分かりませんが、「(痛いシーンは別にして)安心して観る事が出来る作品」の存在も必要なんだなと思います。ちょっと年とったかな、私は(笑) 【はむじん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-21 22:10:52) |
13.たそがれ~より面白かったがなあ。たそがれの宮沢りえもかなり良かったんだが、根本的に松たか子の方か好きだからか?いやいや久々に映画の中で見る松田洋治くんの変わってなさかな。ラストはもうちょっと余韻を楽しみたかったのにブチって終わったのが残念。師匠の家のシーンは結構好きです。苔むした萱葺き屋根の家、ちょっと壊れかけた板塀、あまり手入れされていない庭、遠くに見える濃い緑の山々がなかなか絵になってて良かった。江戸時代に生きる人間は侍も町人も農民も皆、封建制度が十二分に浸透しすぎている、主命により友を斬り、身分により女と別れた男が、幕末の新しい息吹の中、新たな自分の生き方を決断する。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-19 18:39:54) |
12.「たそがれ清兵衛」を観てしまったからこの点数です。観ていなくてもせいぜい6点かなあ。なぜここまで似たシチュエーションの物語を撮るのかちょっと山田監督の真意を図りかねます。それは細かい所を観ていけば違う話でしょうけど、それにしてもおおまかな設定がそっくりじゃないですか。まさかここまでとは思わなかったです。「たそがれ」では息を呑むような殺陣も今作では引きのワンカットで見せるには役者の技量が足りなすぎるため、腑抜けたチャンバラになってしまいました。真田広之の偉大さがわかりました。美術はあいかわらず素晴らしいが、役者の魅力、物語の厚み、どれを取っても前作には及ばない。「たそがれ」は何度も繰り返し観ましたが、これは1回で充分ですね。残念です。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-04 00:52:32) |
11.山田洋次監督クラスの新作ともなれば、映画関係者のみならず巷での関心は並々ならぬものがあり、それだけ批評の目というものも自然と厳しくなるものである。そう言う意味において本作も、「前作さえなければ・・・」という但し書きがやはり必要な作品ではなかろうか。前作とは言わずと知れた「たそがれ清兵衛」であり、私個人としても十年に一本の傑作として断言して憚らないほど惚れ込んだ作品であった。従ってあれほどの完成された作品は、いかに山田洋次といえども、そうそう簡単に作れるものではないというのは、誰しもが感じるところだろう。しかしそういったリスクを物ともせず、敢えて再び姉妹篇の如く製作に挑戦したのは何故だったのだろうか。確かに本作だけを見てみると、良く出来た作品として位置付ける事は容易いが、藤沢周平の原作を基にしている事や、多少のプロットや細かいエピソードの違いはあっても、基本的なスタンスが同じであるがために、大方の批評がどうしても比較論となってしまうのが、この映画の損なところ。仮に松竹のお仕着せ企画であったとしても、彼ほどの大人物ならばノーと言えるだろうに、よほど藤沢周平の世界がお気に入りだったのだろうか。それならそれで「たそがれ」の後に現代劇をワンクッションとして撮ってからでも良かったのではないだろうか。まぁ天才の頭の中身は、我々凡人には計り知れないということだろうか。いずれにせよ「たそがれ」とはひと世代若いカップルを主人公に、現代に通じる若侍の潔い生き方という、一種の青春モノを描きたかったことだけは間違いなさそうだが、前作のクライマックスが大立ち回りであったのに対し、今回は一瞬でカタをつけるという感触が、そのまま映画の感触となったようだ。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-03 18:46:44) (良:1票) |
《改行表示》 10.松たか子はきれいな人だなあ。百姓の娘には見えない。どう見ても妹役の方が百姓臭い。高島礼子は単にやられたかっただけか。死ぬ前に楽しんでおきたかったのかもね。最初に出てきたときに、「ああ、陵辱される役だなあ。」ってわかっちゃうほどの色気。緒方拳のエロ親父ぶりには脱帽。俺はあの年で高島礼子にチャレンジできません。 たそがれ、壬生義士伝、この映画と侍映画は東北ばやり。立ち回りは真田の勝ち。 俺の中では たそがれ>雨あがる>壬生義士>鬼の爪ってところか。 実は椿三十郎がぶっちぎりで優勝だけどね。痛快無比な時代劇見たいよなあ。鬼の爪なんてちょっとしか出てこないし。殺陣あってこその時代劇なのに。 【くぼごん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 14:14:31) |
9.素直に嬉しかった。韓国映画の勢いに押され気味の日本映画の中で隠し剣 鬼の爪というとんでもない作品に俺は出会えたんですから。きえ(字、忘れました。)を強引に奪い取りに来る片桐の男気は震えるほどかっこよくそれに答え旦那様の為にと健気に働くきえも愛おしい。きえを初めて海に連れて行ってあげる場面できえと片桐が海を見つめる後姿の美しさからは、今の俺達からは考えられない身分の違いが痛いほど伝わってきて堪らないものがありました。ほかにも緒方拳の憎憎しいまでの見事な悪役っぷりや江戸から来た先生による、えげれす式の戦い方の授業などもあり見応え充分。たそがれ清兵衛に続いて又しても山田洋次監督に一本取られた俺でした。しかし、映画館にはおじさん、おばさんしか居なかったのが少し寂しかったですね。これは若い女性や男性に見て欲しいな、きっと若い人達が見たら新鮮に感じるはずこの映画の美しさと切なさを、俺もその一人ですから。 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-03-30 01:34:14) (良:2票) |
《改行表示》 8. どうなのよ?山田時代劇第二弾と思いながらもつい観てしまっていた自分。『たそがれ』と時代設定も場所も殆ど同一で寅さん化の匂いがプンプンするんですが・・・でもそれで良いんじゃないのと思えてしまう完成度です。確かにシリーズものというのは主人公をはじめとする登場人物のキャラクターによって成り立つのかもしれません。しかし単発であっても時代劇という限られた同一枠の中で、別のキャスティングを使い「同じだけど違うもの」を作ってしまう監督の凄さがジワジワ染み出す作品です。 主人公の永瀬正敏の葛藤と時代の変化に気付きながらも最後まで実直さを捨てない潔さ。それが松たか子との距離感にあらわれていて、観ていて最後までドキドキの自分。 冬ソナに熱中するオバサンを笑えないですよ・・・って、そういうことなんですよね。 純愛ブームと呼ばれる今、そういう古き良き時代を(経験したことがない僕でさえも)どこか惹かれてのめり込んでしまう2時間半。全然長く感じなかったですよ。 もちろん恋愛だけの映画ではありません。決闘が終わってそこでエンドロールと思いきや最後に出てくる鬼の爪。ああ、そういうことなのかと。 何のひねりもどんでん返しもなくあくまで王道を突き進む映画。毎回言っていることですが日本映画に求められるものは、この安心感なのかもしれませんね。 【ひろすけ】さん 7点(2005-03-22 14:51:09) (良:1票) |