映画『ターミナル』の口コミ・レビュー

ターミナル

[ターミナル]
The Terminal
2004年上映時間:128分
平均点:6.17 / 10(Review 317人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-12-18)
ドラマコメディロマンス
新規登録(2004-06-23)【ロイ・ニアリー】さん
タイトル情報更新(2024-04-08)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
アレン・ロビンソン(アシスタント・スタント・コーディネーター/ノンクレジット)
キャストトム・ハンクス(男優)ビクター・ナボルスキー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(女優)アメリア・ウォーレン
スタンリー・トゥッチ(男優)フランク・ディクソン
チー・マクブライド(男優)ジョー・マルロイ
ディエゴ・ルナ(男優)エンリケ・クルズ
バリー・シャバカ・ヘンリー(男優)レイ・サーマン
クマール・パラーナ(男優)グプタ・ラハン
ゾーイ・サルダナ(女優)ドロレス・トーレス
エディ・ジョーンズ〔男優・1937年生〕(男優)サルチャック
ジュード・チコレッラ(男優)カール・アイヴァーソン
ギレルモ・ディアス〔男優・1975年生〕(男優)ボビー・アリマ
リニ・ベル(女優)ナディア
マイケル・ヌーリー(男優)マックス
ジム・イシダ(男優)吉野家のマネージャー
江原正士ビクター・ナボルスキー(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
深見梨加アメリア・ウォーレン(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木勝彦フランク・ディクソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭ジョー・マルロイ(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚理恵ドロレス・トーレス(日本語吹き替え版【ソフト】)
手塚秀彰レイ・サーマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
川島得愛エンリケ・クルズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木梅治サルチャック(日本語吹き替え版【ソフト】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
石住昭彦(日本語吹き替え版【ソフト】)
安井邦彦(日本語吹き替え版【ソフト】)
小形満(日本語吹き替え版【ソフト】)
喜多川拓郎吉野家のマネージャー(日本語吹き替え版【ソフト】)
安藤麻吹アメリア・ウォーレン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚芳忠フランク・ディクソン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
内田夕夜エンリケ・クルズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
林真里花ドロレス・トーレス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江川央生ジョー・マルロイ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
永井一郎グプタ・ラハン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宝亀克寿レイ・サーマン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
稲垣隆史サルチャック(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
津田英三(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鳥海勝美(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作アンドリュー・ニコル(原案)
サーシャ・ガヴァシ(原案)
脚本サーシャ・ガヴァシ
ジェフ・ナサンソン
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
製作総指揮アンドリュー・ニコル
配給UIP
特撮マイケル・ランティエリ(特殊効果ディレクター)
ルイス・クレイグ(特殊効果スーパーバイザー)
美術アレックス・マクドウェル(プロダクション・デザイン)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
振付ジョン・デルーカ〔振付〕
衣装メアリー・ゾフレス
編集マイケル・カーン
録音チャールズ・L・キャンベル
アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
スタントアレン・ロビンソン
あらすじ
東欧の小国クラコウジアから、ある「約束」のためアメリカに渡ったビクター。入国審査に手間取っているうち、彼の祖国ではクーデターが勃発、国家は転覆してしまう。パスポートの効力を失った彼は入国出来ず、かと言って帰るべき祖国もない。彼はターミナルから一歩も出られない状況に追い込まれてしまったのだ。真面目で純朴な彼は、工夫を凝らし空港内での生活を送り始める。出口の見えない状況が続く中、やがて彼の優しさに空港関係者たちも心を開いていく… 果たして彼の「約束」とは? スピルバーグ流ヒューマンドラマの真骨頂。
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

69.ネタバレ 心温まる佳作。肩の力が抜けた感じのスピルバーグとトム・ハンクス、良いです。ただ、ある意味とってもアメリカ的。誰もかれもが皆「自由の国アメリカ」に辿り着きたいと思ってる、と感じさせるところとか。政変が起きるくらい不安定な国家クラコウジアが、さりげなく笑いと見下しの対象になっているところとか。入国管理とか人権とかの問題が絡んで、ずっしり重い政治的テーマにもなりうるはずなのに、敢えて人情話に終始するというのも、逆に「政治的」かな。まぁ本作の場合は成功しているのでアリなのかも知れませんが。ちょっとファンタジーが過ぎるんじゃいの?という方には、ネタ元が一緒の「パリ空港の人々」を観ていただきたいなと思います。
中山家さん 6点(2004-10-25 03:09:44)
68.まさにアメリカ人によるアメリカ人のためのコメディー。トムハンクスの設定は、旧ソ連・東欧の人という役柄だけど、発想の仕方や考え方、行動はアメリカ人そのもの。その辺、もうちょっと工夫が欲しかったかなー。ま、その辺差し引いて考えても、トムハンクスの演技はあいかわらずいいなぁ。キャサリーン・ゼタ・ジョーンズとトムハンクスのChemistryはいまいちで、そこが残念。
あまねさん 6点(2004-12-01 15:15:04)
67.ネタバレ 自分ではどうする事も出来ない困難な状況に陥った場合どの様に振舞うのか。ビクターは絶望せず、悲嘆せず、他人の不幸を願わず、他人や世間を恨まず、助けを請わず、節を曲げず、焦る事無く一つ一つ乗り越えて行く人物でした。その思いが意地からではないごく自然な飄々としたものである事にとてつもない心の強さを感じます。というか、人間離れしていて白ける部分もあります。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2004-12-03 23:43:16)
66.「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、近年稀に見るほど映画監督の演出力を見せつけた作品だったので、JFK国際空港を一からこさえて撮影したという本作にも、当然の如く期待を持って臨みましたが、今回その点では、ほんの少し期待外れでした。「キャッチ・ミー~」と比べて話自体が地味だからしょうがないのかもしれませんけど、自由自在に撮影できる筈の、折角作った空港セットが今一つ生かされていない様に感じました(本作では、敢えてオールド・スクールな演出手法を目指したのかもしれない)。ところで、アメリカの空港に一人で降り立ち、英語も喋れないのに乗り継ぎ便に間に合わなかった経験を持つ私には、このシチュエーションは笑い事じゃなかった。この経験が鑑賞の妨げだったのかもしれません、6点献上。
sayzinさん 6点(2004-12-15 00:19:42)
65.純粋に楽しませていただいた映画でした。 ぷぷぷと噴出す所あり、ちょっとホロリ(とはしなかったけど)する所もあり。 でも何て言ってもキャサリン=ゼタ=ジョーンズが良い!!
マイケル=ダグラスの母ちゃんってイメージがまあ前回の「シカゴ」で払拭したんだけど
アカデミー授賞式では、はちきれんばかりのお腹だった彼女。 いやーお美しい。 またもや私よりもお姉さん。 いいなぁ~。 金もかかってるんだろうどさ。ふん。
あずきさん 6点(2004-12-21 15:17:26)
64.セットが凄かったです。そしてゼタ嬢がかなり美人だった!落ち着いた感じの化粧のほうがイイです。前半はとてもおもしろかったんですけど延ばして延ばしてあのオチはなぁ。もっとコンパクトにまとめたほうが良かった。トム・ハンクスには昔のようにどんどんコメディ映画に出演してほしいですね。
ギニューさん 6点(2004-12-21 22:49:01)
63.ネタバレ 主人公が背負った状況を考えると、すごく重いものがあるはずなのに、ベタにも軽快にもせずに普通に流しているのがいい。ラストの部分も、たかが30分前後のためにそれまでの数か月間があったという一筋のまとまりを見せていて、良い。ただ、根本的な問題として、トム・ハンクスにこういう役をやらせると、あまりにも安定感がありすぎて、何をやっていても危機感に乏しいのですね。だから、作品のドラマ性は減殺された気がします。中盤も、少しだれていたと思います。
Oliasさん [映画館(字幕)] 6点(2004-12-24 00:03:46)
62.安心して観られる寡作なヒューマンドラマ。カートを返却するとお金が貰える(返してもらえる?)のは合理的なアメリカ人ならではな発想だなと。日本もやりゃ良いのに。
ロカホリさん 6点(2004-12-24 03:34:03)
61.飄々としたハンクスがほほ笑ましくてずーっと頬が緩みっぱなし。 ゼタ嬢との絡み、NYに来た理由はもっと練り上げてほしかったけど、まぁいいや。 何てことのないエピソードだからこそ、いいのかもしれない。
ダージンさん 6点(2004-12-24 05:06:24)
60.もっともっと面白いかと思って見てしまったので、あれーーって感じで終わってしまいました。トムハンクス、スピルバーグってんで、キャッチミーイフユーキャンみたいな、息もつかせぬドラマを期待してしまったのかなあ。しかしトムハンクスって、出来ない役、ないんじゃないかってぐらい演技派だってことを再確認。それだけでも見た価値ありか。
geiさん 6点(2005-01-03 01:31:44)
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59.もうちょっとコメディー色を強くした方がよかったのでは?国際政治・国家権力・人種等々の匂いが作品にやや説教臭さを与えていて残念。お陰で見ている間ずっとこれは「アメリカ非難なのか?」「アメリカ万歳なのか?」という余計な事を考えてしまう。人は何かしらの夢や希望を持って、それがかなう事を待ち続けるわけですが、「ただ待ってるだけでは何も起こらない、自ら行動する事によって状況が変化する」という風に感じました。
東京50km圏道路地図さん 6点(2005-01-03 02:15:06)
58.ネタバレ 某深夜番組で自腹コーナーの女性陣が号泣していたのを見て期待して行ったが、途中で何度もあくびが出た。何というかなあ…スピルバーグとハンクスの黄金コンビで見せる「人情ドラマ」の職人芸のあざとさにちょっと辟易というか…。それに、ビクターは最初の方では「フォレストガンプ」の主人公のように言動が幼稚で、まるで心身に障害がある男性みたいに見える。「無垢」とか「善良」と「幼稚」は別のものだろう…。大事に抱えていたピーナツ缶の「秘密」は音楽好きの私の胸にはグッと来た。だけど、あれだけの困難を乗り越える動機としては普通の人には分かりにくいだろう。ビクターを含め、空港に集う「いい人」も「悪い人」もかなりステレオタイプな感じだ(あるワイドショーでデイブ・スペクターが「JFK空港にあんな親切な人は絶対にいない」と断言していたが)。スピルバーグとハンクスのコンビでやる映画にしては、登場人物の深みみたいなものに欠ける気がする。良い脚本の不足は今のハリウッドで相当に深刻な事態なんだろうと思った。良かったのはキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。この人、なぜか「ごつい(きつい)お姉さん」という役どころしか思い浮かばないけど、別人みたいに線の細い、きれいな女の人をうまく演じていた。
しまうまさん 6点(2005-01-07 17:51:11)
57.無難な作品と言う感じでした。最初と後半はとてもよかったのですが、中盤は正直同じ場面が続くので飽きてしまいました。 けど、見ても損はしない作品だと思います。
シュシュさん 6点(2005-01-10 02:12:19)
56.ネタバレ 何の前情報も持たず、感動のヒューマンドラマだと思って見に行ってしまいました。空港の人達とどんな暖かい心の交流が描かれてるんだろう?主人公とヒロインとの恋はどれほどせつないんだろう?NYに行かなければならない約束が果たされた時が一番の見所かな?なんて思いながら・・・。セットが豪華なだけのコメディーだって気が付いたのはどのあたりだったっけかな。気が付いた後も、映画のテーマよろしくストーリーの盛り上がりを「待ち続けてた」んですが、こっちは「待ちぼうけ」。もうちょっと脚本に頑張って欲しかったな。
光路郎さん 6点(2005-01-10 15:49:11)
55.この映画で一番話題になっていて、かつ見所でもあるターミナルのセットはすごい。これはもうセットというより実際にそのまますぐ使えそうなくらいの本格的建築物に見える。話のほとんどがその中で繰り広げられる人情コメディといったといった作品だが、あまりに薄い内容と甘くて突っ込みどころが多い話の運びにガッカリ。
すでに言われてること以外にも気になるところは多々あって素直に楽しめなかったのが残念だが、まるで面白くないというわけでもない。ハンクスが泣いたり笑ったりの奮闘振りで見せてくれるし随所に笑いどころもある。
実は一番可笑しかったのは監視カメラがハンクスの姿を追うところで、ロボットのようなカメラとそれに気づいたハンクスとのシーンは傑作だった。やっぱりスピルバーグにはスケールの大きなSFを見せてもらいたい、ということで次回作の「宇宙戦争」に期待してます。

キリコさん 6点(2005-01-16 20:41:44)
54.ネタバレ  うーん。観ている間はよどみなく楽しめたコメディの小品でした。これを小品、なんて言ってしまえるのはスピルバーグだからでしょうけど。ハンクスは若かりし頃のように楽しげにコメディを演じてるし、ゼタ・ジョーンズはちょっと驚くほどなんともキュート。脇役のみなさんもお約束かもしれないけれどそれぞれうまい位置で生き生き描かれるし。でもね。04年のアメリカ映画なんです、これ。その映画がです、ニューヨークの大空港を舞台にこんな能天気でファンタジックなハートウォーミングコメディの形をとることに感じる違和感。もちろん、映画はその映画そのままの大きさで楽しまれ、語られるべきでしょう。映画が語るものをいたずらに大きくしていくことは僕もいいことだとは思いません。そうやって語られる映画はものすごくつまらないですもんね。それに社会性、みたいなものと映画をあまりに強く関わらせていくのは危険だと思うんです、僕。いや。きっとスピルバーグは、今だからこそあえて、ニューヨークの大空港を舞台にこんな映画を創りたかったのかもしれません。そうすることで、アメリカが失おうとしている何かをもう一度取り戻したいのかもしれません。でもね。やっぱり僕には、あまりにものんきで、あまりにも内向きにすぎるように思えるんです。主人公の”約束”が慎ましいものであること、彼の求めた愛が結局は報われないこと。その選択はすごく素晴らしかったと思います。小さな物語にしようとして、実際小さな物語になってます。でもそこに込められたであろう思いまでもが小さく、内側に向かって閉じたものになってしまってる気がします。スピルバーグが描くアメリカは、今もまだ、世界中が淡いあこがれと苦々しさを同時に抱いてる若い20世紀のアメリカです。素晴らしかった頃のアメリカの良心。のんきすぎるんです、それでは。父と子の小さな物語が、世界とひとりひとりの人間との対話につながるようなもっともっと開いた物語を、スピルバーグには描いて欲しい。この手腕と予算があるんだから。そう思っちゃいました。ディテールが素晴らしいだけに余計に。 あ、吉野家ってほんとにJFKにあるのかな?あのセットどれくらいそっくりなんでしょうかね?行ったことある人に聞いてみたくなりました。丸ごとセットだってんだからすごいよね。その力を有効に使って欲しいとアジアの片隅で切に思う訳です。
amさん 6点(2005-02-07 03:37:14)
53.ネタバレ TVの宣伝のやり方がまずかったと思います。
宣伝では感動作品と銘打ってましたが、
あまり感動はしません。
でも、ところどころ、くすくす笑わせてくれて、
本当に楽しめる作品でした。
よい意味で、コメディとしてみれば楽しめます。
MARTANさん [映画館(字幕)] 6点(2005-02-28 17:08:44)
52.こんな依頼は「探イ貞!ナイト又クープ」にでも頼むべきですよ、ナボルスキさん。西Elヨ局長大泣きですよ。本国のマスコミにでも早速打診して下さい。さすがのトム・ハンクスは文句の付けようもない演技・存在感でしたが、ゼタジョーンズが余計だとかそれ以前に、ディズニーみたいな仕上がりになってるとは思わなかった。ディズニー的悪役vs主人公を前面に出しすぎてもったいない。もっと非現実と皮肉が入り混じったような設定が絡み合ってる作品だと思った。スピルバーグだから安心していたものの。もちろん悪役が悪いと言っているんではなく、もっと邪魔役に魅力があるとか理由が(それなりに)あるとか、そういったものが全然なくて、ただ不遜で傲慢でわけもなくナボルスキなんかむかつくーそれだけで、とうとう部下たちが逆にいじめるほうに回る、という嫌なパターンを見てしまいました。ジャイアンみたいで残念に思いました。
へろりうしオブトイジョイさん 6点(2005-03-17 01:14:54)
51.ネタバレ まずいわせてもらうと、JFK空港はあんなにきれいではない(私の知っている限りでは、だが)し、米系航空会社であんなにきれいかわいいアテンダントは見たことない(笑)。それはさておき、それなりに面白かったと思う。私も宣伝から「感動ヒューマンドラマ」かと思っていたが、実際には「ファンタジーコメディ」とでもいうべきもので、泣くようなことはなかった。ストーリーは、まさに実写ファンタジーそのもの。ありえないけれど、観ていて楽しい展開ではあった。  しかし、ファンタジー基調ながら、ポイントポイントでリアリティが顔をのぞかせる。アメリアと決して結ばせることをしなかった「運命」はその最たるもで、そこだけは映画の他の部分から切り離されて、切ないだけではなく生々しくすらあった。この描き方は賛否分かれるかもしれない。  そこで私は、唐突ながら、『もののけ姫』との対比を試みたい(以下、『もののけ姫』のネタバレ有)。考えてもみれば、アシタカとビクターの境遇は似てはいないか? 使命を胸に故郷をあとにし、異郷で美しい女性と出会う。最初は孤独だが、次第に仲間ができるのも共通する。そして、『もののけ』ではアシタカは故郷を捨て(?)、サンとともにある生活を選ぶ。対してビクターは、アメリアと一瞬クロスオーバーするも、そのまま別れゆき、故郷へ戻る。前者はどこかアシタカとサンの関係に一種の「甘さ」を残すが、後者はそこは冷厳にリアリスティックに描いた。どちらを是とするかは、これはもう好き好きの世界だろうが、間違いなくいえるのは、『もののけ』はあの描き方によって消化不良感が残り、本作はこの展開によって印象を強くした。スピルバーグの手練れというべきだろう。  にもかかわらず、私もラストは物足りず、中途半端感が拭えなかった。ということで、6点也です。ラストで1~2点は損したと思う。
delft-Qさん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-13 00:22:23)
50.感動はしないぞ!CM製作の人は実際に映画見てないのでは?ストーリーも主人公の境遇が珍しいだけで よくありがちな仲間に支えられて困難に負けずに生きていく!って奴。それなりに面白いんだけどね。
東京ロッキーさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-19 18:16:54)
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【点数情報】

Review人数 317人
平均点数 6.17点
000.00%
120.63%
220.63%
3103.15%
43511.04%
55216.40%
66921.77%
78928.08%
84213.25%
9134.10%
1030.95%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.63点 Review30人
2 ストーリー評価 6.07点 Review40人
3 鑑賞後の後味 6.30点 Review42人
4 音楽評価 6.46点 Review30人
5 感泣評価 5.24点 Review37人

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