《改行表示》 277.最初から最後まで隙が無く、よく出来ている作品。 理不尽な境遇に陥った主人公が、その場所=空港で頑張って生活していく様に涙を誘われる。 ストーリーの運び方も心地よい。大好きな映画。
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《改行表示》 276.ネタバレ 先ほど観終わりました。 異邦人が突然祖国の内戦勃発で、パスポートを無慈悲に取り上げられ、空港内に放り出される。 言葉は通じず、寝る場所も無い、貰ったなけなしの食券は風で飛ばされ、捨てられる(笑) そこで凹まずに主人公が空港サバイバルを開始する様は非常に滑稽 小ネタ、くすぐり満載に作られいて、この辺りはさすがに巧いです。 確かに空港警備の杓子定規さや傲慢さには腹が立ちますが ビクター自身も、空港の椅子をぶっ壊して寝床にするわ 自販機からはジュースをガメるわ、壁は勝手に造作変えちまうわで かなり好き勝手やっていたのも事実です。 ハゲの責任者も小才子然とした嫌な野郎ですが 従業員の行状や過去を知っていても、それとなく見逃していたりと 有る一面では柔軟性も持ち合わせている。 まあ、それを取引条件に使う所などは非常に官僚的でも有りますが 結局の所、仲間の協力などの無理押しで、ビクターが空港から出られてしまうくだりは いかにも強引で、取って付けた様な感じが拭えませんでした。 また、ヒロインとのラブロマンスも極めて中途半端で、どうにも消化不良ですね。 見終わって思った事は、非常にスピルバーグらしからぬ作品だという事です。 彼の過去の作品はどれも一貫した方向性があり、それを追求して行く形で、物語が進行するのですが この作品はアメリカにおける不法移民などの、マイノリティー迫害を描こうとしているのか? それとも単に空港行政における傲慢さや、いい加減さ、弱者に対する軽視を描こうとしているのか? はたまた、主人公の徒手空拳からの成り上がり物語と ヒロインとのラブロマンスなのか??? 実はそのどれもを主題として盛り込みつつも結局、1つも結論に至っていない気がするのです。 また、空港内(フードコートの店員、荷物仕分け、掃除夫)で働く人々が 実は過去アメリカにやって来た元移民であり、アメリカ社会における最下層に近い人々である事 それが為にビクターの行い(ヤギの薬の件)などに拍手喝采を送った事 この辺りが全然説明されてない、説明が成されて無いから方向性が希薄に成る。 だから作品自体も煮え切らないというか、ドッチ付かずに終っている様な気がします。 でも、空港の実態やサバイバルなどは珍しく、最後まで飽きずに観れました。 今回はちょっと甘めの7点にします(笑) 【一般人】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-10 10:55:02)
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275.ネタバレ 自分ではどうする事も出来ない困難な状況に陥った場合どの様に振舞うのか。ビクターは絶望せず、悲嘆せず、他人の不幸を願わず、他人や世間を恨まず、助けを請わず、節を曲げず、焦る事無く一つ一つ乗り越えて行く人物でした。その思いが意地からではないごく自然な飄々としたものである事にとてつもない心の強さを感じます。というか、人間離れしていて白ける部分もあります。
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274.ネタバレ よくリオレの「パリ空港の人々」と比較される作品。 国境警備局のお役所仕事を皮肉った元ネタは同じでも内容は違うしどちらもいいと思ってます、豪華なセットに反比例した地味で堅実な内容だし。 苦手なトム・ハンクスも台詞少なくパントマイム風なのがよいし、キャサリンも妖艶でなく可憐なたたずまい。 自分の足の下しか居場所がなかったヴィクターが少しづつ自分の世界を広げて、周りにも影響を与えていくのが気持ちよく。 総じてメルヘンチックで彼が取り結ぶエンリケとドロレスの結婚なんて御伽噺みたいだけど(洒落た作りはいいのですが、多分あの2人は口きいたこともなさそう)、一方で父親思いの東欧の青年を救う場面はリアルに物語をひきしめて、彼自身の渡米した目的(つまらないですかね…そうは思わないけど)とも重なる部分。 グプタの捨て身のモップ攻撃も頑な自分を動かしてくれた彼への返礼の意味もこめて? そりゃ「パリ空港」のようにシャワーは使えなさそうだし、最後「みんなのヒーロー」みたいになっちゃうのは少しやりすぎ、出ていく時の主任ディクソンの態度が煮え切らないなど、完璧ではないけど。 アメリアと結ばれないのは残念ですが、あれでよかったのかも。 ヴィクターは多くを望まない人、憧れの女性と心が触れあった想い出を持ち帰られるだけで十分なんだと思います。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-21 10:52:33)
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《改行表示》 273.ネタバレ よくファンタジーだから、細かい突っ込みは……なんて言い方があるけど、これくらいファンタジーを馬鹿にした言葉はない。良質なファンタジーは必ずしっかりとした世界観、ルールに裏打ちされることによって、観るものを異世界に誘うものなのだ。 製作者の思いつき、ご都合主義によって左右される作品をファンタジーと呼ぶのは、ファンタジーへの侮辱。 ましてや、この作品のように、一見リアルな世界、リアルな人間を描きながら、あまりに多くのいいかげんさ、思いつき、適当さで出来上がってる作品を、ファンタジーだから、おとぎ話だからの一言で容認することは、私には絶対できない。 だいたい主人公のあの「軽い」目的のために、(本人が望んだとは言え)一人の人間が国外追放、投獄され、二人の人間が職を奪われる。(映画でははっきり描かれてないけど、そうならないと断言できる材料も何も与えられなかった) そんな結末に感動することなんて絶対無理。 ボロカス書いたけど、ゼタ=ジョーンズがあまりに綺麗で素敵なんでこれ以下の点数はつけられない 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-18 19:02:02)
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272.一瞬あり得る設定かな、と思ったけれど見ているとこんなことありえねぇと思う部分もたくさんある。でもそんな細かい?ことは見ている間はほとんど気にならなかったし、悪人という悪人も出てこなくて暖かい気持ちで見ることができた。トムハンクスの演技はやっぱり素晴らしい。 【ほかろん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-29 18:28:41)
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271.ネタバレ 印象は薄いけど大作でちょくちょく目にするトム・ハンクス、彼の一人芝居を見ているかのようでした。徐々に素性が分かってきて、人柄の良さで周りから好かれる人物となっていくビクターを見ていて、心がほっこりしてきます。クスっと笑えるシーンもあり、感動とコメディのバランスが絶妙で、飽きずに楽しめました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-05 19:21:51)
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《改行表示》 270.ネタバレ さしたる緊張感も盛り上がりもなく、細かなエピソードがダラダラ続くだけ。結局、主人公のキャラも正体もよくわかりません。ただし、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの美しさは絶品(役柄が良かったわけではないが)。見る価値はそれぐらいでしょうか。もし彼女がグラコウジアに“お持ち帰り”されていたら、きっとリモコンを画面にぶつけていたと思います。アンチ主人公の私は、この部分だけホッとしました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-19 23:52:00)
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《改行表示》 269.祖国の戦争が始まり、空港で足止めをくらった男。空港の管理者と戦いながら、少しずつ仲間を増やしていく。まぁ、結局のところスピルバーグが監督してるから細かいことは気にせず楽しめばいいんじゃないかな、て感じの映画。でもトム・ハンクスの英語しゃべれない感じはすげーうまかった!母語をカタコトにしゃべるのって逆に難しいよね。 あ!それとキャサリン・ゼタ・ジョーンズがめっちゃ綺麗。あまりの美しさに最後まで気づかなかったYO! 【kaneko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-18 20:57:31)
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268.話に妙に甘いところもあれば妙に辛いところもある、そんなおとぎ話。一つ一つのエピソードのパンチがいまいち弱い印象でした。 【54dayo】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-14 12:35:36)
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267.ネタバレ トム・ハンクスにはもちろん、ワタシはスタンリー・トゥッチにも点を上げたいですね。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-08 22:08:16)
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《改行表示》 266.ネタバレ 冷静に考えれば変なところはたくさんあります。ファンタジーとして見られなかった人にとってはイマイチかもしれません。が、私にとっては非常に楽しめる作品でした。私としてはアメリアとの一件ももう少しハッピーなものにしてほしかったんですが、それをマイナスポイントにしたとしても十分良い作品であったと言えます。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-07 19:49:38)
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265.ネタバレ 正直映画館でまで観る価値があるかなぁと思いつつ鑑賞。映画館を出たあとは1ヶ月くらい家人と一緒に「クラコウジア!(コにアクセント)」と雄叫びをあげまくっていたほどハマった。色々とギモンを抱けばきりがないが、こういう現代版おとぎ話があってもよい。展開といい登場人物といい、まさにディズニー!って感じだった。(いや違うけど・・・)でもあれだけ違いすぎる二人が共同生活を始めても、きっと幸せにはならないんじゃなかろうか・・・と現実的な私は冷めた視点でポテトチップスの袋を叩いてみる。 【りんす】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-03 13:05:34)
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264.移民によって成立した国アメリカも、時がたつにつれ外国人を排斥するようになりました。これは国家の成熟によって生じる避けがたい事態であり、それだけアメリカ人というブランドが形成されてきたということでもあります。正義の国、開かれた国を表明してきたアメリカがたどりついた苦労の一端をうかがい知ることができます。でも本作は一応、ファミリーで楽しめる娯楽映画に仕上がっています。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-06 05:47:45)
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263.相変わらずキャサリン・ゼタ=ジョーンズが綺麗です。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-05-12 02:03:46)
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262.ネタバレ 誰とでも気軽に楽しめる心温まるイイお話系のコメディです。空港の連中と打ち解けるまでは次は何をしでかすんだろう?とヘンなドキドキ感はありましたが、そういう部分も含めてさすがにトム・ハンクス。上手いですね。空港の連中も皆いい人ばかり。少々詰め込みすぎな感もありますが彼らとトムの交流の様子が微笑ましく、彼が入国したい理由も彼の素朴な人柄をよく表していて良かったと思います。ただ、キャサリンとの展開は好きになれなかったです。ここまでイイお話系で引っ張るんだったら無理に分かれることなく終わっても良かったんじゃないかな? 【とらや】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-06 16:50:57)
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《改行表示》 261.ネタバレ トムの演技は相変わらず素晴らしいし、ストーリーそのものにもとても感動できました。 ですが個人的には、ラストは空港の外に出て終わりのほうが良かったです。空港でた後も話が続くと、何だか間延びした感じになってしまい、かえって感動が薄れてしまいました。もちろん目的を果たすためだから仕方ないのかもしれませんが、空港から出れたシーンと、目的を果たしたシーンでは、前者のほうが感動しました。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-05 19:09:40)
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《改行表示》 260.ネタバレ 微妙な雰囲気が心地よかったです。 見て見ぬふりをしてもらいつつ、明らかに空気のような存在感のなさでもなく、邪魔者でもなく。 そこにいる全ての人を当惑させながら流れるストーリー。 そういう変な雰囲気が良かったです。 特に大きな山場がないんですが、大きな出来事を持ち込まなかったのが良かったんじゃないかと思います。 というのも、立ち往生した主人公が空港に住み着いてしまうという変な出来事じたいが大事件ですから。 主人公の立ち位置がぶれないまま過ぎ去っていく時間がいちばん面白く、もしかしたら状況が動きそうになってくるとなんだかもうちょっとだけ、と切ないような惜しいような気持ちがするのが不思議。 確かにもうちょっとマニアックな作りにした方が面白かったんだと思いますけど、映画会社の都合があるのかな。スピルバーグで万人向けを狙っちゃったのが惜しいような安心して見れるような。そう言う部分まで微妙なバランスでつくられちゃいないかと。偶然ですね。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-04 02:08:51)
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259.ネタバレ 最後、みんなにあんなに盛大に見送ってもらったのに、またすぐ空港に帰るのはなんだか恥ずかしくないですかね。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-03 22:49:48)
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《改行表示》 258.ネタバレ TVの宣伝のやり方がまずかったと思います。 宣伝では感動作品と銘打ってましたが、 あまり感動はしません。 でも、ところどころ、くすくす笑わせてくれて、 本当に楽しめる作品でした。 よい意味で、コメディとしてみれば楽しめます。 【MARTAN】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-21 09:03:10)
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