映画『間違えられた男』の口コミ・レビュー

間違えられた男

[マチガエラレタオトコ]
The Wrong Man
1956年上映時間:105分
平均点:6.38 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-06-19)
サスペンス法廷ものモノクロ映画実話もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-29)【にじばぶ】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストヘンリー・フォンダ(男優)マニー
ヴェラ・マイルズ(女優)ローズ
アンソニー・クエイル(男優)フランク・オコーナー
ネヘミア・パーソフ(男優)ジーン・コンフォーティ
ハリー・ディーン・スタントン(男優)(ノンクレジット)
チューズデイ・ウェルド(女優)(ノンクレジット)
ポール・カー〔男優・1934年生〕(男優)(ノンクレジット)
アルフレッド・ヒッチコックオープニング・ナレーター(ノンクレジット)
小山田宗徳マニー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
真山知子ローズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仁内建之フランク・オコーナー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二ジーン・コンフォーティ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩見竜介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作マックスウェル・アンダーソン(原案)
脚本マックスウェル・アンダーソン
音楽バーナード・ハーマン
撮影ロバート・バークス
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術ポール・シルバート(美術監督)
編集ジョージ・トマシニ
サム・オースティーン(ノンクレジット)
字幕翻訳菊地浩司(NHK)
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

14.妙にもったいぶった感じで始まりましたが、他のヒッチコック作品に比べてリアルなところがミソですかね。たまたま顔が似ているというだけで、いつの間にか犯人に仕立て上げられてく様はたしかに恐怖。しかし主人公の序盤の無抵抗ぶりにも驚き。自分だけの問題ならまだしも、家族のことを考えれば徹底的に弁明・反論して一刻も早くシロを証明しようとするはず。まあドラマ的には黙っていないと都合が悪いわけですが、ここだけ不自然でした。
オチもいささか肩透かし。そんな単純な話だったのかと。これは警察からごっそり賠償金を取れそうですね。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-20 01:49:33)
13.ネタバレ ~The Wrong Man~邦題そのまま。
連行されてから刑務所に入れられるまで、ほとんど流れ作業で抵抗の余地がないのが怖い。そもそも誤認逮捕だから、弁明の余地とかあると思って特に暴れたりしないだろうけど、黙ってるとこんなにも淡々とコトは進んでしまうんだな…って、ある意味感心してしまった。
何かもっとこう『弁護士を呼んでくれ!』とか「いい加減ゲロしちまいな!(バキッ」なんて展開ではなく「はい、電話は後でね」「はい次、あそこに立って」「はいこれ書いて」「はい隣の人と手錠して」みたいな、この怖さ。気の弱い私なんて、ずっと黙って従ってそう。
ミランダ警告というのをダーティハリーで学んだけど、それがまだ無い時代とは言え、突然逮捕される事を現実として受け止められず、ボーッと流されるマニーの心境が伝わる。
護送される車の中で向かいの人の靴をジーっと見てる自分…怖さと、現実味の無さと、今後の不安と、色々な気持ちが頭に浮かんでいただろうな。
気丈に振る舞っていたローズが、遂にタガが外れて笑い出す瞬間の怖さ。自分の親知らずがモトでこんな事件に巻き込まれたこと、自分のせいで貧しい暮らしなんだって思い込みから、ノイローゼになるローズ。こんなタイミングでって思うけど、こんなタイミングだからだろう。
有利とも不利とも解らない裁判。自分の人生が掛かっている裁判なのに、周りの関心の無さ。
自分がどうなろうとどうでも良い人たちによって行われる裁判って、怖いな。
裁判で勝つでもなく、真犯人がアッサリ捕まってチャンチャン。だけど、取って付けたようにローズが2年後回復したことになっているけど、些細なことがきっかけで、これだけの時間と、あらゆるものを失うという、怖い映画だった。
過去に2回も強盗をした男が、その事務所に「金を貸してほしい」なんて、ご丁寧に妻の保険証券まで持って来るだろうか?
何件も強盗を重ねた男が、保険証券の登録住所に済んでてアッサリ逮捕なんて、警察も疑問に思わないんだろうか?
7500ドルは大金(今の価値で800万円くらい!!)だけど、強盗しても保釈されるんだ。
ついでにローズの親知らず4本は300ドル≒32万円くらい。高い!
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-10 19:19:58)
12.ネタバレ ヒッチコックらしくない面白みのない実録映画。
終始、重苦しいムードで、最後は呆気ない幕切れ。
あの筆跡鑑定は何だったんだろう?
とれびやんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-25 23:35:09)
11.違う意味で怖い話。全く違う「落ち」を予想していたため、肩すかしをくらった。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 14:42:36)
10.ネタバレ 実話だけあって本当に怖い作品。

“冤罪”といえばそれまでだが、当時としては
防犯カメラも無く、人々の証言や証拠品から犯人を探し出す。

たまたま似ていた顔や背丈、おまけに筆跡まで。
それだけで犯人にされ、家庭までも壊れて行く様は
他人事では済まされないし、いつ自分が当事者に
なるかわからない。

そんな身近に潜んでいる“恐怖”を描けるのは
やはりヒッチコックだけだと思う。
ナラタージュさん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 16:01:26)
9.ネタバレ ヒッチコックらしい巻き込まれサスペンスですが、ヒッチ映画で一本を選べと言われて本作を選ぶ人は少ないでしょう。しかし実話がベースになっているという点で異色の作品であり、それゆえ同じ巻き込まれサスペンスでも飛行機に追いかけられる事もないし、組織の陰謀もないし、自由の女神での攻防もないし、“ケセラセラ”のようなドラマティックな事件解決の要素もないし、ブロンドの美女も出てこない。ヒッチらしいユーモアのセンスも影を潜めている。実話ゆえの制約もあるし徹底的に地味な作品です。だからこそリアリティを感じるし、ひょっとしたら仕事が終わり家路に着く途中、自分と瓜二つの凶悪犯と間違われて通報されて・・・なんて事が無いとは言えない。そう考えると怖い映画であり、犯罪捜査のあり方と冤罪という問題に対するヒッチコックの問題提起でもあるのでしょう。そして「いつもの私の映画とはちょっと違いますよ」と言いたげなヒッチ自らが冒頭に作品の説明を行うあたりにこの人の映画と、それを観る者の反応に対する用意周到ぶりを感じます。
とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-02 19:06:04)
8.無実の人間がある日、何かの間違いで有罪に祭り上げられる。こういう話はよくある話だと思います。ヒッチコックらしい映像から伝わる恐怖がよく伝わってきます。その一方でヒッチコック映画の大きな魅力である女優の魅力という点において何か物足りない。弱さを感じてしまう。この映画を見ると誰にでも起こり得る恐怖、人は間違いを起こす生き物であるというのが改めて身に染みる。ヒッチコック映画としては特別凄い映画でもなければ、だからといってつまらなくもない。それなりに楽しめるという意味でのこの点数です。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-11-30 18:52:01)
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7.実話なのでいつものヒッチコック流の映画じゃなくて普通のドラマな感じになってました。誤認逮捕されて妻も精神錯乱状態に陥ってるのに最後の笑顔はちょっと納得できません。どこまでいい人やねん。これを見てるとどことなくどことなーく「死刑台のメロディ」っぽいけどこっちは全然軽いわな。作った怖さがなくリアルな怖さが感じるので今こうやってパソコンで文字を打ちながらも家の前に警察が来てインターホンを鳴らそうとしてるのかもしんないね(笑)
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-22 12:19:46)
6.ネタバレ 相変わらずの荒い捜査。これがこの時代というものなのか、それとも今でも続く現実なのか。真犯人が捕まったあと、誰ひとりとして疑われた彼に謝罪しない姿が余計に悲しい。実話でなければあんまりなストーリーだが、その淡々としたところに現実の恐ろしさを感じます。ヘンリー・フォンダとアンソニー・クエイルが素晴らしく、説得力を与えています。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-17 21:39:42)
5.技巧派映画。ゴダールも「無駄のないシーン」言ってますけど、序盤の新聞のシーンで伏線張りまくるのは、すごいです。脱帽です。あと、割れた鏡やバックミラーというモノを通した、間接的な人間の表情や視線は直接的にスクリーンに映されたそれよりもはるかに生々しい。その他、留置場でのカメラワークなど技による演出はホント上手いです。まぁしかし、当たり前のように、上手い作品≠面白い作品とも感じました。
はざま職人さん 6点(2004-08-14 11:42:22)
4.ストーリー自体はあまり面白くないが、奥さん(ヴェラ・マイルズ)が急に笑い出した時は奥さんがなんか仕組んでるのかと思った。
でも結果は。・・・最後の字幕の説明も事実とはいえ、なんか物足りない。
JEWELさん 6点(2004-02-16 00:11:57)
3.実話ならではの「怖さ」があるが、いつものヒッチコックの「怖さ」がない。この映画の後に「12人の怒れる男」を見るとヘンリー・フォンダの疑い深さに納得がいきます。
STYX21さん 6点(2003-11-23 16:54:27)
2.もっとよく取り調べなさいよ~って言いたくなった。強引に刑務所に入れるんだもの。事実なんなろうけど、不運だねー。だけど犯人それほど似てないよね。あれは間違わないよ。べラ・マイルズの演技はよかった。何はともあれ、一件落着。よかったよかった。
fujicoさん 6点(2003-10-28 22:21:24)
1. 確か記憶ではヘンリー・フォンダ扮する主人公は何故か「アリバイ」を全く主張しないし、警察側も一切聞かなかったような…。どうしても、その点が腑に落ちないので6点。真犯人が濡れ衣着せたままトンズラすりゃイイものを、わざわざ犯行を重ねて御用ってのも何か他力本願な展開でフォンダが木偶の坊過ぎる。実話らしいけど、だったら尚更オカシイと思うナ。ヒッチ先生の作品では凡作でしょう。
へちょちょさん 6点(2003-03-05 04:50:26)
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
449.52%
5716.67%
61433.33%
7921.43%
849.52%
924.76%
1024.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review3人

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