4.ネタバレ 完全に嵌ってしまった。戦間期の古き良き時代。人と人との関係が大切にされていた懐かしい日々。アジトのラジオ,ジーナと交わす白ワインの杯,ミラノに向かう列車,ポルコがピッコロで迎えた朝の景観,ポルコのメガネなしの顔がチラリと拝めます。そして久石譲の音楽,・・・ すべてが反則ですよ。映画のおかげで,家の経済が破綻寸前になったのは初めてです。冒頭のTemps des Cerises... Jack LantierのCDを買いました。赤ワインとリンゴが私の友になりました。健康に良いです。長生きしますよ。きっと。白の銘柄はわかったのですが,誰か赤の銘柄わかりますか?イタリアを訪れました。ミラノに向かい,列車に乗って,アドリア海に抜けました。DVDもCDも買いました。google検索でありとあらゆるサイトを訪れました。たしかに「いい奴はみんな死ぬ」「いい奴は死んだ奴らさ」だからこそ生きている奴も良い奴にならねばならないよね。愛おしい日々。人々の間の絆がその鍵だ。それにしても世界観というか,時空の罠に嵌ってしまって抜け出せません。反則ですよ。