映画『父、帰る』の口コミ・レビュー(2ページ目)
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作品情報 チ行
父、帰るの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
父、帰る
[チチカエル]
THE RETURN
(Vozvrashcheniye / Возвращение)
2003年
【
露
】
上映時間:111分
平均点:6.75 /
10
点
(Review 64人)
(点数分布表示)
公開開始日(2004-09-11)
(
ドラマ
・
ミステリー
)
新規登録(2004-09-07)【
c r a z yガール★
】さん
タイトル情報更新(2024-09-21)【
Cinecdocke
】さん
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監督
アンドレイ・ズビャギンツェフ
配給
アスミック・エース
あらすじ
突然、父が帰ってきた。12年も家を離れていた父のことを幼い兄弟たちは写真でしか知らない。何も語ろうとしない父親に、兄のアンドレイは戸惑いつつも徐々に慕いはじめるが、弟のイワンは反対に不信感を募らせていく。ある日、父親は兄弟をつれてキャンプに出かける。そのとき、その事件は起こった。
【
花守湖
】さん(2006-05-29)
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44.
ネタバレ
父の不在と帰還には当然物語があるはずなのだが、その部分をごっそりそぎ落としている。この映画が描くのは「父」そのものであるから父が何故家を空けていたのかや何故帰ってきたのか、はたまた何故旅をするのかなどはどうでもいいことなのだが、いくらどうでもいいからといってここまで無視しちゃうってのは凄い。冒頭、海に飛び込めなかった弟が塔の上で泣いている。母は飛び込んだことにすればよい、誰にも言わないから、と息子に優しい言葉を投げかけ、抱擁する。母の愛である。父は優しい言葉などかけない。抱擁もしない。むしろ反目しあう。まるで本能のように相手を警戒し合う。終盤に登場する塔において母とは異なる無言の愛が示される。身代わりとなるしか示せない不器用な愛。父がいなかったとき、兄は弟を守らなかった。しかし父の帰還を経て、またその父がいなくなったとき、兄は家族の長として振舞う。画面は常に崇高。なるほど宗教的世界観が厳かな雰囲気を発散しているようでもあるがそれだけじゃない。こんな空、どうやったら撮れるんだろう。こんな美しい場所がこの世界にあるんだろうか。驚くのはまるで妖精でも出てきそうなそんな美しい情景に突如泥まみれの車が現れたりするから。この美しい世界に我々は生きているのだ。そのことを証明する映画。
【
R&A
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2009-03-06 16:31:18)
👍 2
🔄 処理中...
43.
ネタバレ
鮮烈な印象を残す映画であった。とにかく空が、雲が、美しいんだ。ロシアのどっかの片田舎でひっそりと語られる物語、それをよそに、素知らぬ顔で空は美しく広がる。と思えば、時には物語にリンクするような涙雨も(そのためには、映画製作者はどんな突然の気象変化も厭わぬのだ、はっはっは)。その空の下で繰り広げられる、「互いに面識の無い」父と息子たちの物語。息子たちにとって、「父」は理解できぬ存在。社会生活の要領をある程度つかんでいる兄は、「父」というものにどう接するべきかを「知識として」知っており、それなりに対応できるのだけど、不器用な弟(=母が迎えに来るまで飛び込み台から降りられない)にはそれができない。この弟の態度は、本来、至極もっともなものである。血のつながりのある親子でありながら(しかも父にはおそらく何かやむにやまれぬ事情があって家を離れていたのであろうが)やっぱりもっともな態度、なのである。3人の間に高まる緊張の末、ついに悲劇が起こる。会ったばかりの父、心の通わない父、実はかけがえのない父の、あまりにもあっけない死。その父が、手の届かないところに流されていく時、初めて弟の口から、「パパ」という呼び声が発せられる皮肉。この父という人は、いわば、今の世の中でだんだん希薄になりつつある“家族の絆”というもののために殉死する、現代の殉教者であった(思えば、初めて登場する父がベッドに横たわる姿は、イエス・キリストのイメージではなかったか)。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
10点
(2008-12-23 17:24:57)
👍 3
🔄 処理中...
42.サスペンスな臭いで謎だらけな父親が何者なのかという気味悪さでジットリとした進行なんですが、謎放置のままあまりにも突き放したラストに呆然。
【
すべから
】
さん
[DVD(字幕)]
4点
(2008-06-10 18:20:32)
🔄 処理中...
《改行表示》
41.なんか良くわかんないけど、「突然父が帰ってくる」というシチュエーションでもうツボ。帰ってきた時の家族と兄弟のあの何とも言えない感じはすごいです。
展開も一筋縄ではいかない謎がありますが、素直に父親と兄弟の人間ドラマとして観るべきでしょう。兄弟がいい。
【
Balrog
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2008-04-04 14:09:14)
👍 1
🔄 処理中...
40.
ネタバレ
冒頭の飛び込みエピソードに端を発する不穏な空気は、終始作品世界を覆っています。画面の端々から兄弟の抱えるのと同じ不安が伝わってくる。父と名のる男は一体何者なのか?本当に父親なのか?もしかしたら殺されるのでは?目的の見えない旅の中で、弟が口にする疑念を、笑い飛ばしてみせる兄。しかし彼もまた(いや弟以上に)不安だったのではないか。兄は弟に比べてずっと父親に従順でした。それもそのはず。“父に対して”と言うよりも、“大人の男に”畏怖していたから。まざまざと見せつけられる大人の力。カツアゲをした悪ガキを事もなげに取り押さえ、アクシデントを難なく切り抜ける技量。彼と比べると、自分がどんなに小さくて、ひ弱な存在かよく分かる。集団の中で身を置く術を知っている兄の方が、弟よりも“人間力”に敏感なのだと思う。12年の歳月の溝を埋める小旅行。もし無事に終えることが出来れば、親子の絆を深めることが出来たかもしれない。畏怖を“畏敬”に変えられたかも。しかし待っていたのは悲劇でした。その原因は、父と子の意識のズレ。父親にとって息子は幼い頃のままでも、子供にとっての父は、得体の知れない大人。決定的な認識の違いがある。これに無頓着だったことが、悲劇を呼んだのだと思います。遣り切れない。ただ救いがあるとすれば、父は息子の身代わりになったということ。弟が本当に飛び降りたかどうかは分かりません。でも自分が落ちたことで、息子を我に返すことが出来たのは間違いない。「息子が落ちなくて良かった」そう思うのが親です。車の中で「靴を脱げ」と弟に命令する兄の姿は、まるで父親のよう。僅かな時間でも、この兄弟にとっては一生分の父の思い出になりました。後悔の念と供に、決して消えることは無いはずです。
【
目隠シスト
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
9点
(2008-01-21 18:22:47)
👍 4
🔄 処理中...
39.後味悪っ!結局この映画は何を伝えたかったの?
【
TK of the World
】
さん
[DVD(字幕)]
3点
(2007-11-21 15:35:35)
🔄 処理中...
38.
ネタバレ
あの結末は理不尽である。そして、悲しい。しかし、この世はそういうものかもしれない。謎は謎のまま終わることのほうが多い。
【
胡桃沢金太郎
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2007-08-23 22:21:10)
🔄 処理中...
《改行表示》
37.
ネタバレ
ここ数年、自分の中でヒットする作品に巡り会えなかったが。
がしかし、この作品に出会ってしまった。
素晴らしいですこの映画。
映像、音、物語、すべてが私の中でパーフェクトでした。
とても理想のお父さんですね。
帰ってきて短い時間の間に
息子達にいろいろなことを教えようと必死になってましたね。
素晴らしいですね。
イワンの気持ちも痛いほど伝わってくる。
私達が小さい頃感じたことをうまく表現されてました。
本当に好きな映画でした。
【
ゆりたぬき
】
さん
[DVD(字幕)]
10点
(2007-07-25 00:21:33)
👍 1
🔄 処理中...
36.
ネタバレ
冒頭から最後まですごく惹き込まれたました。父親不在のため、「父性」を知らずに育った子供達、子供の成長過程を見届けていないため子供達との関わり方や距離感が分からず戸惑う父。お互いの気まずさや、苛立ちが交わす言葉は少なくともヒシヒシと伝わってきました。結局、父と過ごした数日間で、彼らは何か得られるものがあったのでしょうか?少なくとも私は父の死後の彼らの姿から「父から吸収した何か」を感じました。「子供は親の背中を見て育つ」「親は子の鏡」とはよく言ったものですね。
【
うさぎの餅つき
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2007-07-22 15:16:51)
👍 1
🔄 処理中...
35.私も昔、崖から頭から飛び込んだとき超びびりました
【
マーガレット81
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2007-03-03 16:11:49)
🔄 処理中...
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34.何故最後にあんな展開になってしまうんでしょう。そしてそれに対する息子達の対処もあんなんでOKなんでしょうか。さすがに受け入れ難い。すべて台無しです。
【
MARK25
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
4点
(2007-01-28 22:07:14)
🔄 処理中...
33.ストーリーは難解でしたが、ロシアの自然の映像は美しかった。父と息子たちの関係の緊迫感がひしひしと感じられた。
【
あんぐれーず
】
さん
[DVD(字幕)]
6点
(2007-01-23 23:04:51)
🔄 処理中...
32.
ネタバレ
映画の世界に引き込まれていった。不器用なお父さんをいつのまにか応援していたので、終盤お父さんが転落死したところは放心した。お父さんの探していた箱の中身が何だったか気になったが、それについての回答がなんら明示、暗示されていないことに対して消化不良な感じがした。
【
こまごま
】
さん
[DVD(字幕)]
6点
(2006-12-26 11:58:08)
🔄 処理中...
《改行表示》
31.
ネタバレ
お父さんはしっかりとお父さんの役割を果たしました、かな??
うちの親父さんも静かで酔っ払ったときしか過去を話しませんが、似たよーなもんです。さいきんすっかり小さくなった感がありますが。オヤジはこーあるべきというような感覚がぼんやりとあります。アメリカ映画によくあるウソ臭いオヤジ像よりかなり親近感が湧きました。
まー、よーはまとまりが良くて素敵です。景色もいいし、なんかしら入ってけた。見る人の育ち方・感じ方によってはつまらん映画だと思います。
【
おでんの卵
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2006-05-21 13:38:01)
👍 2
🔄 処理中...
30.
ネタバレ
本当に地味で眠気をさそう映画。だけど、こうゆう映画のラストってどうしてもみたくなっちゃうんで結局すごいテレビにはりついて鑑賞しました(笑)アンドレイは長男だからちょっと大人で、お父さんにフツウにせっすることができる。でもイワンはまだこどもだから父を受け入れられないーーそこがすごくうまく表現されていました。わたしも末っ子なので、ああゆう雰囲気すごくわかります。で、肝心のお父さんなんですが、かなり頑固おやじで厳しくて怖い。ちっともやさしくない。だけどラスト、お父さんはずーっと家族のことをおもってた。シャツのポケットからでてきた写真でわかりました。すごくベタなきもするけど、ラストの結末はやっぱりお父さんがかわいそうになりました…。イワンがハシゴのうえににげていくときにお父さんは「誤解してる」っていってたけど、やっぱりお父さんは不器用なだけだったんだよね。イワンがしずんでいくおとうさんのところに「パパ!」といって急いで海にはいっていくシーンはやばかったです。この映画はイワンだけじゃなくてアンドレイにも、そしてお父さんにも感情移入できるので哀しくて仕方ないです。結構ズーンとくる映画でした。
【
ギニュー隊長★
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2006-04-20 22:55:01)
👍 1
🔄 処理中...
29.シャープで洗練された映像感覚が素晴らしく、個人的につぼにはまった作品。それだけで妙に高評価になってしまったが、冷静に考えるとそんなにたいした話ではないような気もしてくる。リアルで迫力があるし、宗教や政治についての象徴性はよく考えられているが、その実こころから感動できるほどのめり込める物語ではなかった。無骨で愛情表現の下手な父親との間の絆が、悲劇を通して回復する。子供たちに欠けていた父性が、わずか一週間で受け継がれるまでを描く。父親が自分の親の姿と重なり、少し切なかった。(ところで、説明不足な点はそんなに気にならなかった。大体見当はつくし、謎解きは主眼ではないので説明しなくてもほとんど差し障りはないと思う。)
【
no one
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2005-12-22 01:19:32)
👍 2
🔄 処理中...
28.
ネタバレ
雨と雨上がりの空が交互に訪れるのが印象的でした。全編が自然の音も、ストーリーの根本を貫く謎もストレートでいいと思います。死んだ父親をのせた船が海(湖?)に静かに沈んでいく映像、ピアノレッスンのピアノと同じくらい印象的でした。結果的にイワンのせいで父親が死ぬことになったけれど、ひとことも責めないアンドレイが、とても愛しく思えました。それにしてもイワンは、なんてわがままなんだろう。でも何故いじけてしまうのかが分かりすぎるほど分かる。まるで子供の頃の自分を見ているようでした。家族を置いて何十年も余所へ行って、そのまま新しい家庭まで作ってしまった家の父親も沈んでいけばいいのにと関係ないことを思ってしまった。
【
omut
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2005-12-16 04:36:59)
👍 1
🔄 処理中...
27.この映画の一番いいたいことが今ひとつはっきりしない。兄弟について?父子について?冒頭に臆病な弟の描写があるので、ラストはそれが解決するのが通常の映画のセオリーなんだけど、この映画はそこから大きく逸脱している。 現実の不可解さ不条理さがテーマか?ここまで突き放したラストだと製作者の責任放棄にも見える。悲劇は天才以外書いてはいけないというけど、悲劇をかけるほどの力量ではないと思うが?
【
承太郎
】
さん
[DVD(吹替)]
6点
(2005-12-09 23:14:07)
👍 1
🔄 処理中...
26.あ~スッキリせんなあ~。とにかく箱の中身が気になった。やけにリアルだし演技や撮影はいいと思うが・・・
【
やっぱトラボルタでしょう
】
さん
[DVD(字幕)]
4点
(2005-11-20 23:32:22)
🔄 処理中...
25.私は、知らない映画でもこのサイトで7点を超えていたら見ることにしています。この映画も7点を超えていたのですが、私にとって最悪の映画でした。すごく気分が悪くなりました。理解不能です。芸術オンチと言われてもいいです。意味不明で陰気で大嫌いです。
【
チョコレクター
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
1点
(2005-11-06 14:36:57)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
64人
平均点数
6.75点
0
0
0.00%
1
1
1.56%
2
1
1.56%
3
3
4.69%
4
7
10.94%
5
5
7.81%
6
9
14.06%
7
13
20.31%
8
8
12.50%
9
12
18.75%
10
5
7.81%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.66点
Review3人
2
ストーリー評価
7.25点
Review4人
3
鑑賞後の後味
3.80点
Review5人
4
音楽評価
9.50点
Review2人
5
感泣評価
7.33点
Review3人
【ゴールデングローブ賞 情報】
2003年 61回
外国語映画賞
候補(ノミネート)
■ ヘルプ
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