4.政治的イデオロギーを直接的にぶつけてこないのがマイケル・ムーアとは異質ですが、「強者アメリカはこんなにも病んでいる」ことを言いたいのは同質でもあります。気に入ったのは、スパーロックの彼女がベジタリアンだというホンマかい!とつっこみを入れたくなる都合のいい設定。本当のベジタリアンの彼女か、彼女がベジタリアンを演じているのか、はたまた彼女役の人なのかは分かりませんが、この都合のよさが、さあこれからファーストフードに蝕まれたアメリカ社会を批判しますよというエゴイズムが剥き出て見えて心地いいです。そして気分が落ち込みながらも食べ続けるこの人の表情、なんか憎めんな~。だから極端な実験も許せてしまうところがあります。アホやなこのおっさんと。しかしお前にこの実験が出来るのかと問われればノーと返すでしょう・・無料のスマイルで。 【彦馬】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-05 14:47:37)
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3.1日3食マックだけで1ヶ月。そりゃ体壊すって(笑)。アメリカ人の肥満の原因の1つが栄養過多(それもマックをはじめとするファストフードを過剰に食することに起因する)であり、またマック食を続けると肥満になったり様々な体調不良を来たすのは事実だろう。だけど、それってマックの企業責任だけじゃないよね?と思ってしまう。いくらアメリカではファストフード店がひしめき合うように営業していようと、またスーパーサイズなる誰が考えても人間にとっての適量とは思えないような巨大サイズの商品がはびこっていようと、それを選択する・しない権利は国民の側にあるではないか。国から強制的に配給されている食材であるなら話は別だけど、こんなのはマックに限った話ではない。家のすぐそばに激ウマのラーメン屋が出来たからって毎食ラーメンばかり食せば体調に変調を来たすだろうし(ある意味マック以上にやばいと思う)、天然素材しか使わない健康志向のおにぎり屋さんでさえ、食生活の全てをこのおにぎりだけに依存すれば肥満にはならないかもしれないが何かしら栄養失調にはなるんじゃないだろうか。要は、それをするかしないかは我々消費者側に主導権があるということだ。にもかかわらず、米国人の大半が食生活のかなりの割合をファストフードに依存しているのは、それを選択している米国人自身に問題があるのだと思う。この映画でも、ちゃんとその点に対して警鐘を発していたという点ではポイントをわきまえていたと思う。
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《改行表示》 2.感想だけ書くと、これを観て食育の推進に賛成だなって思っちゃった。 食べるものって大事だな。。 栄養偏った時の事例をはじめて見た。貴重な映像だ。 とか言ってる割には見終わった後マックに直行!!ポテトうめー!! 【ノス】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 01:38:27)
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1.マックは月一回にします。 【たま】さん 6点(2005-01-22 20:20:23)
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