映画『華岡青洲の妻』の口コミ・レビュー

華岡青洲の妻

[ハナオカセイシュウノツマ]
1967年上映時間:100分
平均点:7.72 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-10-20)
ドラマ医学もの時代劇モノクロ映画伝記もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-03-18)【Olias】さん
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監督増村保造
キャスト市川雷蔵(男優)華岡青洲
若尾文子(女優)妻・加恵
高峰秀子(女優)母・於継
伊藤雄之助(男優)華岡直道
渡辺美佐子(女優)小陸
浪花千栄子(女優)民(加恵の乳母)
内藤武敏(男優)妹背左次兵衛
丹阿弥谷津子(女優)左次兵衛の妻
伊達三郎(男優)下村良庵
舟木洋一(男優)湯浅養玄
南部彰三(男優)加恵の祖父
沖時男(男優)商人
田武謙三(男優)大坂薬種商人
小林加奈枝(女優)とりあげ婆さん
上原寛二(男優)中川脩亭
原知佐子(女優)於勝
杉村春子語り手
原作有吉佐和子「華岡青州の妻」
脚本新藤兼人
音楽林光
撮影小林節雄
製作永田雅一
配給大映
美術西岡善信
編集菅沼完二
録音大角正夫
照明美間博
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

2.録画されていたので何の気も無しに鑑賞しましたが、、非常に良かった。まず200年も前に全身麻酔という概念があったこと自体に驚きます。この事実に華岡青洲(市川雷蔵)を取り巻く女たちの壮絶な人生が絡む訳ですから面白くないはずがありません。

妻・加恵(若尾文子)の心境は一般的に想像した通りなのですが、面白いのは母・於継(高峰秀子)の立ち位置。昔はみんなこうだったのかもしれませんが、嫁いできた他人様の家で男児の母となり、そしてその家中で最も力がある者に成った母親という人物を高峰秀子が非常に上手く演じています。表向きの和やかな風情と内面とのギャップが素晴らしいですが、これが息子が帰ってきた途端にあからさまになります。しかし終盤にはただの意地悪ばあさんではないことも判ってきてなかなか奥深いです。やはり題名の通り、全体的に女の戦いややり取りが非常に面白いです。

青洲のほうも「医者として何もできず妹を見殺しにするのは私の技能が足らないせいだ」ときっぱり言いきる性根の良さも見せるものの、母と妻が実験台に名乗りを上げると「そうか、やってくれるか!」とアッサリ甘んじる精神的な弱さ(幼さか?)もあって、、こちらもなかなか面白い人物に仕上がっています。

とにかく原作小説がよく出来ているおかげか脚本も全体的に無駄がなく面白い映画に仕上がっています。これは原作小説も読むべきかもしれませんね、いや必読かもしれません。
アラジン2014さん [地上波(邦画)] 8点(2025-05-25 12:58:57)
1.見応えありましたのし!!今では当たり前のように、あらゆる治療に用いられる麻酔薬ですが、身内による決死の覚悟での人体実験あっての賜物で、この時代の医学においては画期的な発明でありました。テーマとなっている嫁と姑の関係ですが、これだけは今も昔も同じで仕方のないことです。
白い男さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-21 00:09:22)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.72点
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8633.33%
9527.78%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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