34.ネタバレ 虚実が入り乱れ、時間軸も行ったり来たりで、はっきり言って凡人には理解が困難です。ラストで3人が仲間であることが分かって、なるほどのどんでん返しに感心しますが、もう一度見直そうとはなりません。このシリーズは1作目だけ観れば十分ですし、1作目は観るべき映画です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-05 01:39:14)
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33.ネタバレ 善人になるため(組織の犬としての自分の過去を抹殺するため)、警察に潜り込んだ犬と見なしたヨンを執拗に追い続けるラウ。精神に異常をきたしながら追い続けたヨンの無常なひと言(オレは警官だ-を裏付ける、ヤン、ヨン、シェンが職務に忠実な警官であったという事実の発覚)が引き金となり、追い続けた幻の犬は自分だったということに気づき、最後は自分を殺そうとするも、叶わず。といった話でしょうか。時系列を弄くりすぎたうえに、妄想まで絡んで来るので話が解りづらいのがマイナス点。さらに説明不足な点が目立ち、何度か見直さないと解らない部分も多かったように思います。この映画は以前にも見ていますが、ほとんど内容を覚えていなかったというのも、難解にしすぎた弊害で物語に入り込めなかったということだと思います。このシリーズは1で完結していて、2.3はファンムービー的なものと考えれば良いのかもしれませんね。 【kirie】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-22 11:06:52)
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32.ネタバレ こんなにわかりにくくて良いんだろうか。 3を見て、意味が分からないから、と再び1と2を観直すような人にはこれでちょうど良い難易度なのかも・・・ 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-02-01 14:48:25)
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31.ネタバレ ヤン死亡後のストーリー。回想・妄想・現実が前後する構成は晦渋。Ⅰ・Ⅱは、マフィア映画らしい権謀術数の物語であったが、Ⅲのラストで忠臣蔵顔負けの信義の物語に一挙に逆転するあたりは痛快だったが、やはりシリーズ全体を時間軸通りに作り、ちゃんと伏線張った方が娯楽映画として素直に楽しめただろうと思う 【よいしょ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-09-21 16:08:06)
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30.ネタバレ 時系列が頻繁に前後し、ラウの妄想シーンも入るので、非常にわかりにくい。 Ⅰも説明が少なかったが、Ⅲはさらに少なくて、解釈に手こずるところが結構ある。 ラウが精神に異常をきたして、ヤンとシンクロするのも共感しにくい。 善人になりたかったラウが自己矛盾を処理しきれなくなって、ヤンに同化していくという筋立てはわかるけど。 異常をきたすのが少し唐突に感じるのは、ラウの心理的葛藤の深さが伝わりきらないせいだろうか。
Ⅰは潜入捜査官の心理戦と警察とマフィアの攻防がスリリングに描かれていた。 Ⅱではわかりやすい一般的なギャング映画の方向に振り子が振れた。 そして、Ⅲでは振り子が逆に振れて、病的な深層心理にまで焦点を当てたシュールなサスペンスに。 ヤンと精神科医のエピソードは切なくてよかったが、他が凝りすぎたせいで作品のまとまりとしては今ひとつ。 時系列やミスディレクション等で策を弄しすぎて、ストーリーに入り込めないのだ。 サスペンスは謎が解明されるスッキリ感が醍醐味のひとつなのに、あまりにも説明不足で解明されないシーンが多くてモヤモヤが残る。 もっとシンプルに整理していれば、ラウがヤンになり切ってしまうクライマックス場面で、背筋の凍るようなインパクトがあったかもしれないのに。 実にもったいない。
三部作の中では、Ⅰが最もバランスがとれていて良かった。 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとまるで違った作風で違和感があったので、三部作であるならばテイストは統一してほしかった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-12-26 00:20:27)
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29.ネタバレ とにかく回想と妄想と現実が入り混じって難解であるが、それがまた無間地獄って感じで中毒性がある。謎が収束し解明される地点のカタルシスは強く、1がもーれつに観たくなってくるラストは憎い。やはり1へと至る過程、心情がわかっているとまた違う感想になるだろう。それぞれ単品ではボチボチだが併せると良作!あれ?俺ハマってる?
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28.ネタバレ 斬新なアイデアで大ヒットした「Ⅰ」、「Ⅰ」とはまったく作りを変えて直球勝負のヤクザ映画にした「Ⅱ」と比較すると、「Ⅰ」の後追いである本作は分の悪い立ち位置にあります。また、シリーズも第3弾ともなれば「またかい」と観客から飽きられる(呆れられる)作品が大半なのですが、その点で言えば本作は重厚な雰囲気を維持していてシリーズの名を落とすような出来にはなっておらず、後付けの続編としては異例なほどまっとうな質を保っています。新キャラであるヨン、シェンはかっこいいし、彼らの存在に関わる謎は作品全体を引き締めています。サーガを締め括るオチの方向性は悪くないし(後で技術的な欠点は指摘しますが)、「インファナル・アフェア」の続きを作れと言われてこのオチに決めた監督の判断は間違っていなかったと思います。。。と、全体的には評価できる仕上がりなのですが、部分的にはいくつか欠点も指摘できます。まず多くの方が指摘されている通り、時間軸がしょっちゅう移動し、おまけに現実と妄想の混ざり合う構成は複雑すぎで、話を理解することに過度の集中力が要求されるために感情面では乗り切れませんでした。それだけ話をややこしくした割には、ラストのネタバラシでは「そうだったのか」と最後のピースが埋められたような感動も薄く、これならばよりシンプルで人間ドラマにフォーカスした構成にした方がよかったと思います。次に、ラウが精神崩壊していく様の描写が不足しているため、ラストの展開に唐突感がありました。彼の混乱状態を示す場面はいくつかあるものの、監督の計算違いのためかそのどれもが「疲れてるから変な幻覚見たんだ」程度の印象しか残せていません。せっかくケリー・チャン演じる精神科医が傍にいるのですから、ラウの精神が危険域にさしかかっていることを彼女に説明させればよかったと思います。最後に、ヤンの人格が「Ⅰ」とは別人となっています。「Ⅰ」では警官に戻りたいと願いつつも、恐らく自分はヤクザの世界で近いうちに死ぬのだろうと悟って苦悩のどん底にいたヤンですが、本作では冗談を言い、終始笑顔の明るい人間となっています。ヤンの別の面を強調したくて意図的に演出を変えたのでしょうが、同時に暗い面も描かなければ「Ⅰ」との整合性は保てません。「Ⅰ」ではヤンを「兄貴」と慕っていたキョンが、本作では相棒的な立ち位置に変わっていることにも違和感がありました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-08-29 02:19:41)
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27.ネタバレ この作品のラスト、 悪人ラウの無間地獄は当然として ヨンも最後に殺しちゃった結末は正解。 こいつの報告書で犠牲になった人間も多かったと予想できるので 【guijiu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-09 10:17:03)
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26.ネタバレ 香港ノワールの新たな名作として始まったシリーズだが、最終章はサスペンス仕立てに。ヤンと同化することで精神に異常を来たしてしまったラウ。最後は自殺を試みるが、死ぬことすらできない。それこそが無間地獄。ハリウッドリメイクの『ディパーテッド』では描けなかった真のエンディングがこれだ。やや強引な筋立てだが、新たなキャラクターを投入することで、緊張感を持続させ、それなりに納得のできる結末となった。レオン・ライがクール。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-28 08:57:59)
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25.ネタバレ ラストは確かに意外性があってよかったのですが、時代がコロコロ変わって頭が整理できてなかったので、ちょっと衝撃が弱くなりました。
個人的好みではケリー・チャンの仕草、表情に惚れました。 接吻シーンでは若干引き気味だったので、もう少しガーっといっていただくと満点です(笑) 【かすお】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-26 16:14:57)
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24.ネタバレ なかなかよかったですねぇ。現実と空想のシーンがシームレスに展開するでしょう。その表現の仕方がとてもうまい。あそこまでやっても結局死ぬことも出来ない、善人になりたいのになれない。生き地獄。たぶんこのシリーズは「ゴッド・ファーザー」を意識してるんだろうけど、ただ単に入れ物を真似てるんじゃなくて、ちゃんと「東洋の精神」を表現してるのがいいですよ。そこいらのマフィァ映画と違って格が出来上がってる。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-17 00:16:30)
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23.ネタバレ 警察とマフィアの間の人間関係、現在と過去を何度も行き来する時間軸が非常に複雑。そこまで凝らずに普通の時間構成で物語を進めていればもっと楽しめただろうに…。もったいない感じがします。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-01 19:37:54)
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22.ネタバレ 作っているうちに、やりたいことが拡がっちゃって収拾つかなくなっちゃったんだろうなあ・・・という印象。今作ではラウの妄想への陥りというのが重要なファクターなはずなのだが、現実の進行の方にも同じウェイトを置いているため、結局両方が中途半端になっている(キーパーソンの精神科医も、あまり上手く機能していない)。また、ラストの変な引っ張り方なんかにもその辺が表れていますね。終始ごちゃごちゃして落ち着かない感じでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-04 01:45:41)
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21.ネタバレ 三部作完結編。ラストの展開といい、意外性という点では前二作に比べて高いですね。フラッシュバックやラウの妄想パートなんかあり、実験精神みたいなものも感じますが、あくまで本編は「Ⅰ」であり、この作品はラウの後日談に収まってしまっているのは仕方のないことなのかも。出来ればヨンやグラサンヒゲオヤジ(名前忘れた)のバックボーンをもっと深く描いて欲しかったところではありますが。まあこれも含めて三部作、何だかんだ言って面白かったです。 【ライヒマン】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-12-02 22:12:25)
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20.ネタバレ 更に披露される裏側をみせてラウの話に決着をつけただけですからね。 しかも、対決ってもんでもなく、披露しただけの内容じゃ・・・。
一作目以降は蛇足だったね。 ファン・サービスとして世界観を広げただけに終始。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 2点(2007-11-23 07:31:52)
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19.ネタバレ ヤンの死後の話なので盛り上がりにかけるのはあたり前のことだと思う(1で完結していても問題はないと思う)。1と2の話で、ほぼネタ切れながらも最後にラウの精神的苦悩などを織り交ぜながら話を広げるところは努力を感じたし、評価したい。ただし土台となる話に過去の出来事を引っ張ってきて貼り付けた印象は拭えない。さらに時間軸が行ったり来たりしすぎて話に入りづらく、1と2のような個別でも見れる作品ではないので、この作品だけを見た人はさっぱりわからないと思う。1と2のできはかなり良かっただけに残念でした。しかし、忘れてはいけないのは、この作品はアジアの映画の可能性を広げたと思うし、ハリウッドのリメイクでは到底叶わないものを持っているのは事実、本当にこの3部作を見れてよかったと思いました。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-18 13:27:24)
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18.ネタバレ 突然時間軸が遡ったり、ラウの妄想を見せられたり実に観づらい作品でした。ヤンとラウがリー先生のところで一緒にいるところなんか、へ?なんで?みたいになってしまった。そうゆう作風だということを予想してなかったもので。チョットシリーズの作風を変えすぎているきがします。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-06 11:19:34)
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17.ネタバレ 後日談。途中の展開は時間軸をいじりすぎで、よく分からない状態。ラウは、最後は錯乱してたの?この作品は2まででよかった。
【リニア】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-29 18:54:03)
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16.ネタバレ 時間軸をいじくる映画はその繋ぎ方を誤ると一気に面白みが欠ける……この映画はまさにそれの典型では? 過去や未来へ頻繁に場面が切り替わるおかげで、今一体どういうストーリーが展開されているのかが分からなくなり、物語の焦点がぼやけてしまった気がします。また本作は、第一作のヤンとラウ、ウォンとサムといった対立軸が無くなったため、ラウが一人でジタバタしているような印象を受けます。だから最後の展開もイマイチ盛り上がらない…というか、乗り込む前に証拠の中身ぐらいはキチンと確認してからにしましょう。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-12 22:31:50)
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15.ネタバレ まさに無間地獄…。終わりなき生き地獄だ。善人になりたかったラウの最後はツラすぎる。「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」というセリフが印象に残りました。久々に見応えのあるシリーズだったなぁ。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-15 20:43:50)
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