9.非常に良かった。「オズの魔法使い」を彷彿とさせるような色の洪水と音楽,そしてストレートなメッセージが素敵。私は今までティム・バートンの世界観にはついていけないところがあって,正直言ってこの映画もどうかなと思っていたのだが,「チャーリー~」に関しては心の底から真っ当な映画だと感じた。たぶん,ウォンカワールドとバートンの感性がマッチしたことも良かったのだと思うが,それよりむしろバートンがCGになるたけ頼らず勝負したことによる部分が大きいような気がする。本来CGやら何やらは何かを表現するための技術であって,映画のつまらなさをごまかすためのモノではない。これは当たり前のことだが,様々な誘惑があるなかで当たり前であることは難しいのではないか。考えてみれば,主人公のチャーリーも,様々な誘惑があるこの世の中で,真っ当すぎるほど真っ当な少年だ(チャーリーが拾ったお金だけど,あれはウォンカあるいは神様からの贈り物だと私は信じたいw)。主題と手法の双方が真っ当である映画,単純かも知れないけれど,そんな映画を観るとやはり私は嬉しいのだ。
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8.演出で映画館がチョコレートの香りで包まれていましたが、そんなことせずとも十分映画からチョコレートの香りが薫ってきました。昔ジョニーデップがショコラっていう映画出てましたが、チョコ好きですねえ。工場内の夢と魔法の世界と、寒々しい外界との対比。特にチャーリーの家ははやく生活保護を受けさせろって感じで、斜めってておもしろい。でも被害にあった子供たちかわいそうですよ。
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7.待ちに待って、見てきました。面白かったのですが、ティム大好きな私としては、もう一つ・・・・もうちょっとダークなつくりになってるかと思ってたので、ちょっぴり残念!!エルフマンの音楽も良かったのですが、うんぱるんぱの歌うシーンは、昔の方がインパクトある気がします。ジョニーは、相変わらず芸達者!!生意気な子供たちの配役はぴったりで最高ーでした。まあ、不満はありますが、久々にティム・ワールドを楽しませてもらい、楽しい時間を過ごせました。 【ぴっぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 16:03:33)
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6.うんぱるんぱ! 【たま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-11 18:40:02)
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5.ファンの人に言わせれば「バートンが原点に帰ってくれた」などと評価されることだろうけど、個人的にはやはり監督は「ビッグ・フィッシュ」でいい意味で大人になったと思わされる映画だった。ジョニー・デップの存在感に加え、原色を使ったセットの数々はいつもながらセンスを感じさせるし、いざというときに歌うウンパルンパも楽しいが、それ以上に盛り込まれたブラック・ユーモアはファンタジーというよりも教訓的な寓話を作り上げていて、そこがバートンの父親の視点も強く感じさせる。余談だが、子役たちが性格に負けず劣らずアクの強い顔つきばかり、毎度ながらバートンの役者選びには感心させられる(バットマンシリーズは別)。クリストファー・リーは「スリーピー・ホロウ」にも出演していたが、オタク監督バートンの元ドラキュラ俳優への敬意の表れなのだろう。ラストの展開もたしかに「ビッグ・フィッシュ」だ。一歩間違えると陳腐になりがちだが、監督の演出によって、わざとらしすぎないメルヘンチックな温かみを持った終わり方になっていて、後味は非常にいい。バートンファンも「ビッグ・フィッシュ」似だからといって目くじらを立てずに、にラストを静かに見守って欲しい。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-11 14:37:56)
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4.もうオープニングでめろめろになってしまいました。ティム・バートン最高! 私はもともと原作ファンなので、今回の映画化で前回の映画化で不満だった部分がどのくらい解消されるかなとか、逆に不満が出たりするかなといろいろ考えつつ見ましたが、後半のオリジナルな部分も含めて、もう満点献上です。
チョコの川の質感も今回は良かったし、お菓子の船もいい感じ。そしてウンパルンパのダンスと歌も良かった(笑)リスも見ごたえありましたね。 ジョニー・デップのMr.ウォンカも、当初の予想イメージとちょっと違いましたが、このティム・バートン版のMr.ウォンカとしては完璧にはまっていたと思います。
しかし、最後のシーン、暖かくしなくちゃいけない工場の中で雪降らせていいんでしょうか? もしかして偽物の雪だったり?(笑) 【ぽん】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-09-11 08:37:59)
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3.オリジナル版は、大作でなかったせいかちょっとこぢんまりしていたけれど、子供の教育にぴったりのほんのりダークファンタジーでしたが、ティムとジョニーの本作、ブラックなところはちゃんと押さえつつ、ファンタスティックな工場はもちろん、ウンパルンパたちのミュージカルシーン(でもユーモアさが増した分ビザールさはオリジナルのほうが上手かも)なんかも思いっきりパワーアップしてましたね。終盤のオリジナルストーリーには思わずジーンと来て、泣くかも?と一瞬思ったくらいだし・・・でも、この部分は「ビッグ・フィッシュ」とほとんど同じ展開なんですよね。その辺が評価別れるかも。 【シェリー・ジェリー】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-02 21:24:46)
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2.面白い!!私の中ではバートン作品のナンバ-1です。 今までは、あのキッチュで悪趣味で人工的な、大人向け香辛料入りロリポップ風画面作りが生理的に好きになれなかったんだけど、ここまで面白さがジャストミートしてくれるなら話は別。 凄いのは、これがブラックな面白さでひねたオトナの鑑賞に堪えるのと同時に、しっかり子供向け娯楽作品としても成立してるって事。わかりにくい、頭をひねらねばならない点が殆ど無いって事。そしてバートンが狙った悪趣味で大げさな笑いを、ジョニーが十二分に理解した上で、滑ることなくきちんと観客に表現していちいちつぼにはめてくれるって事。大画面でこそ、という映画の醍醐味をしっかり味わわせてくれる事。 ウンパルンパといいリスといい、いやなCGみたいなツラのガキといい、よくぞここまで見せ所をそろえ、そして堪能させてくれました。バートンとジョニーの黄金コンビを、ここに至って映画界の財宝として認知いたします。長くかかってスミマセンでした。 【あにさきすR】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-08-31 23:46:16)
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1.英国で観ました。今日(7/29)が公開日です。客入りは上場で、ジョニー・が出てきた時は歓声が起こった。映画が終わった時は拍手が起きた。で、何回もみんなが笑ってた。あたしと友達は英語力がまだないので、完全にはわかってないんだけど、相変わらずジョニーの存在感はすごかった。で、なんだか知らない小さい人が出てくるんだけど、あの人あたしの大好きなX-ファイルの8シーズンの「Badlaa」に出てくるんだけど、あれめっちゃ恐ろしい話なの。だからたまらなく怖かった。うん。 【ネフェルタリ】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-07-30 07:36:38)
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