映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の口コミ・レビュー

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

[スターウォーズエピソードスリーシスノフクシュウ]
Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
2005年上映時間:141分
平均点:7.61 / 10(Review 318人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-07-09)
公開終了日(2005-11-23)
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの
新規登録(2004-11-09)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-11-25)【S&S】さん
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監督ジョージ・ルーカス
助監督スティーヴン・スピルバーグ(アクション・シーンの助監督)
キャストユアン・マクレガー(男優)オビ=ワン・ケノービ
ヘイデン・クリステンセン(男優)アナキン・スカイウォーカー
ナタリー・ポートマン(女優)パドメ・アミダラ
イアン・マクディアミッド(男優)パルパティーン最高議長
サミュエル・L・ジャクソン(男優)メイス・ウィンドゥ
クリストファー・リー(男優)ドゥークー伯爵
ジミー・スミッツ(男優)ベイル・オーガナ元老院議員
ジョエル・エドガートン(男優)オーウェン・ラース
テムエラ・モリソン(男優)コマンダー・コーディ
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(女優)ナブーの女王
ブルース・スペンス(男優)ティオン・メイドン
クリストファー・カービイ(男優)ギディーン・ダヌー
クローディア・カーヴァン(女優)ソーラ・ナベリー
バイ・リン(女優)
ロジャー・ガイエット(男優)オペラハウスのオーナー(ノンクレジット)
フランク・オズヨーダ
ジェームズ・アール・ジョーンズダース・ベイダー(ノンクレジット)
森川智之オビ=ワン・ケノービ(日本語吹き替え版)
浪川大輔アナキン・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
坂本真綾パドメ・アミダラ(日本語吹き替え版)
永井一郎ヨーダ(日本語吹き替え版)
玄田哲章メイス・ウィンドゥ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
金田明夫クローン・トルーパー(日本語吹き替え版)
寺杣昌紀ベイル・オガーナ元老院議員(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫ドゥークー伯爵(日本語吹き替え版)
大平透ダース・ベイダー(日本語吹き替え版)
稲垣隆史パルパティーン最高議長(日本語吹き替え版)
小林勝彦パルパティーン最高議長(日本語吹き替え版予告編)
水野龍司キ=アディ=ムンディ(日本語吹き替え版)
小野大輔(日本語吹き替え版)
鈴木勝美(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
後藤哲夫(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ナレーション(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ジョージ・ルーカス
脚本ジョージ・ルーカス
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影デヴィッド・タッターサル
デヴィッド・フランコ〔撮影〕(中国ロケ撮影監督)
製作リック・マッカラム[製作]
製作総指揮ジョージ・ルーカス
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
マシ・オカ(デジタル・アーティスト)(マサヨリ・オカ 名義で)
ロジャー・ガイエット(視覚効果スーパーバイザー)
美術カレン・マーフィ[美術](美術監督補)
録音トム・マイヤーズ(録音)(サウンド・エディター)
字幕翻訳戸田奈津子
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
ケニー・ベイカー〔1934年生〕R2-D2
ピーター・メイヒューチューバッカ
ヘイデン・クリステンセンダース・ベイダー
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・クローン大戦が勃発し、共和国はシス卿ドゥークー伯爵率いる独立星系連合による攻撃によって、崩壊寸前にまで追い詰められていた。英雄は両陣営におり、残忍なドロイドの指揮官グリーヴァス将軍は共和国の首都を急襲し、銀河元老院の指導者パルパティーン議長の誘拐に成功する。そして価値ある人質を連れて包囲された首都から逃れようとしていた時、オビ=ワン・ケノービとその弟子であるアナキン・スカイウォーカーの2人のジェダイ騎士は捕らわれの議長を救出すべく、危険な任務を指揮していた・・・
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

50.※アメリカで一足先に楽しんできました。ですので、あたりまえですが字幕無しです。映画館(オリジナル言語)という選択肢がないのでこうなってます。あしからず。                                                                                                                            本当は17日の公開初日の祭りを楽しみにしていたのですが、あまりにも混雑していたもので断念。翌週の平日深夜時間帯にガラガラの中で観てきました。相変わらず見所満載。そして、なるほどこうやってエピソードⅣに続いていたのかと、観ながら話がどんどん繋がっていく様は感動物です。特にダースベイダー誕生にまつわるいきさつは、心にずっしり重くのしかかってくるものがありますが、それでも輝いています。やっぱ、スタオタにはたまらんですね。日本での公開を待ちわびている方も多いので、評価はとりあえず10点にしておきます。


tantanさん [映画館(字幕)] 10点(2005-05-29 06:17:17)
49.ネタバレ たった今、見終わりました。泣けました。予定されていた通りの話とは言え、悲劇に向かって進んでいく様は本当に悲しいですね。アナキンとオビ=ワンの戦いは見ごたえ充分でした。オビ=ワンっていつもアナキンに助けられていたくせに、いつからあんなに強くなったの?って思うくらいでした。最後も意外とあっけなかったです。パドメがなんだか急に弱い女になってしまって少々がっかりでした。母は子供を守るために、普通強くなるものなのに。ま、これも予定されていた話ですから仕方ないんですかね。公開されたら日本語字幕でもう一回見るぞ~~!
ゆみっきぃ♪さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-08 01:21:03)
48.う~ん・・正直何点付けて良いかわからないです。単品で観るとまぁ普通の映画だったので。でもシリーズに敬意を表して10点を。うん。やっぱり文句なしの10点でいいや。にしても暗かったなぁ・・。周知の結末ですが、やはり悲しいですね。さて、エピソード456を見直そうかな。てかこれ書いてる今、劇場の音響が良すぎてその重低音のせいで頭痛です。
ネフェルタリさん [試写会(字幕)] 10点(2005-06-18 17:01:52)
47.ネタバレ かなしかった…全体的にすごく面白かったけど、アミダラの死と6で語るレイアの言葉との繋がりがなかった…でも映画全体は壮絶でシナリオも新三部作の中では群を抜いていると思う。
もろはやさん [試写会(字幕)] 10点(2005-06-19 16:10:55)
46.ネタバレ 歴史的なスペースオペラの頂なる映画が今完結した。

個人的には、SW自体の面白さに気が付くのが遅く、最近になってまとめてシリーズを見直し感嘆しこの最終作を迎えたのだけれど、それでもこの長き年月に渡って世界中を風靡してきた大作の壮大さと崇高さを感じて余りあった。

公開に際して多くの人々が「泣ける」ということを口にするので、さすがにそれはないんじゃないかと疑問を感じていた。
しかし、すでに分かりきったことであるはずなのに、アナキンがベイダーへと転じジェダイの騎士たちを葬りさっていくシーンでは胸が詰まった。
暗黒面のままに“成すべきことを成し”ひとり涙を流す様には、これまでのシリーズ作すべてを制する感慨深さが滲んでいた。

この映画を観たすべての人が「ほんとうに馬鹿な男だねえ……」という、まるで古い日本映画のよう普遍的な感想を持つはずだ。
普遍的ではあるが、観客が受ける心の揺れは計り知れない。
そうジョージ・ルーカスがその映画人生のすべてをかけて生み出したこの果てしない映画世界は、アナキン・スカイウォーカーという男の人生における愛情と苦悩が幾重にも折り重なった哀しく愛しい“不器用さ”を描くためにあったのだ。

結局、最愛の妻までも亡くしてしまった黒ずくめの彼の最後の叫びは、その後20年余り暗く乾いた闇の中で、静かに静かに響き続ける。

“新たな希望”に出会うその時まで。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-25 16:10:51)
45.とうとう完結してしまいましたね。
感慨もひとしおです。
もっと冷静に観られるのかと思っていましたが、堪えきれずにほろほろと泣いてしまいました。
あまりにも不憫で・・・

ヘイデン・クリステンセンさん、Ⅱよりもぐっと成長して大人の魅力、ダークさは流石!!
マスターより演技上手かも?とも思いました。

メカが好きなので、戦闘シーンはホクホクしながら観ていました。
マニアにはたまりません~♪
今回はグリーバスのホイールバイク&AT-RTウォーカーが気に入りました。
画面にあれもこれも、魅力的なメカが見切れない(笑)
SWならではの楽しみです。

劇場で今回も、10回は観たいです!
コアなファンなので点数は甘いです。

10月5日、最後の劇場鑑賞をしてきました。
10回は行けませんでしたが自分としてはやれるだけの事はしたと、満足であります。
しかし、これでSWの映画が終わりと思うと寂しい。
・・気を取り直して、TVシリーズにも期待したい。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-25 22:29:21)
44.ルーカスご苦労様。スターウォーズファンなので文句なしにこの点数。
アナキンがマスクをつけるときには感慨深いものがありました。
shiroさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-26 00:20:38)
43.ネタバレ ついに完結かと思うと、本当に感慨深く思ってしまいます。
ただパドメがあそこで死んだら、Ⅵでレイアが「母親はいつも悲しそうにしてました」とか言ってたことと繋がりがなくなるんじゃ?それとも悲しそうにしてたのは単に育ての親の話だったのか??うーん・・・とか思ってしまいましたが、細かいこと抜きにしたらスターウォーズはやっぱり最高でしたよ、いや本当に(笑)点数はまあ9点付けたいところですが、スターウォーズということだけで+1点してしまいます~
ろんさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-26 00:25:59)
42.ネタバレ 旧4,5,6の三部作で息子ルークを語り、新1,2,3の三部作では父アナキンを語り、そしてこの最終作で新三部作と旧三部作がパズルのピースのようにしっかりと重なり合うのをこの目で見届けました。アナキンのパドメに対する純粋な愛の強さ、これが暗黒面に落ちてしまった一番の要因でしょう。アナキンは元々歳の行き過ぎた状態でジェダイになった為、暗黒面に繋がる悲しみや不安を多く知り過ぎていた。さらにアナキンは生命体の源であるミディ=クロリアンの集合によって生まれた事によってジェダイの中でもずば抜けた素質をかね揃えていた。その為、2では自身過剰で傲慢な青年になり師であるオビ=ワンを酷く困らせていた。そして今作では自分の力を認めようとしないジェダイ表議会に強い不満を抱き、さらに愛する母シミを失った時の苦しみを二度と味わいたくないというアナキンのパドメに対する想いと、パドメに対する深い愛情がアナキンを一瞬にしてダース・ベイダーへと変えてしまったのでしょう。こんなにも丁寧にアナキンを描き、そして旧三部作へ少し無理矢理っぱさも感じたものの、最終的にしっかりと合致させたあの終わり方にはとても満足しています。今思えば、僕にとってスター・ウォーズを始めて目にしたのは今から丁度6年前、父に連れられて二人で映画館へ行ったのを今でも憶えています。父は旧三部作をリアルタイムで映画館へ行った世代だったので、1を見に行く時にスター・ウォーズを楽しそうに熱く語った父の表情は今も忘れられません。さらに三年が経ち、2を観に行く時もやはり父が楽しそうな表情だったのは言うまでもありません。そしてこのEP3観賞後、六年前ならば興奮気味に僕と感想を言い合っていた父は、今回何も喋ろうとはしませんでした。新スター・ウォーズ世代の僕にとってはたったの6年ですが、旧スター・ウォーズ世代の父にとっては28年が終ってしまったのです。僕も落ち込んではいますが、父の落ち込み様から察するとそれはもう波半端なものではないようです。しかし、このスターウォーズという作品に出会った事で僕と父は共通の楽しさを共感し、それは旧新世代を結び付け、そしてこのスター・ウォーズによって僕と父との間に“友情”が生まれたような気がします。そんなスター・ウォーズに僕は心から感謝しています。そして今、スター・ウォーズが父と子の物語りである事を深く理解しました。
ボビーさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-26 01:28:41)
👍 7
41.ネタバレ 本日、宝塚記念ということもあり、“シ”ルクフェイマ“ス”の復讐(爆)を買うことにしました(レース後、追加…最下位でした…失礼m(_ _)m)


ハチキン(男の子だけど)なアナキンがアカゴの手をひねるがごとくアナクロ(黒=ベイダー卿)にされてしまうお話です

凛として聡明であったはずのアミダラ(パドメ)は恋に落ちまくり、“御淫ら”となります(エロシーンは無いですが)

二時間半の作品ですが、息をもつかせぬ展開で、あっという間にエンドでした

戦闘シーンが多く、かつカット割が多い為、ストーリーを早めた点は残念ですが、それでも満点といっていいでしょう

DQのザオリク、FFのレイズって訳でもないですが、“こどもだましな言葉”に引っかかってしまうアナキン君…

純粋な愛の魂を持つが故、悲劇は起こります

泣きはしませんでしたが、母の死がトラウマとなり、妻の死は阻止したく自然の摂理に反する力を手に入れたいという彼の心の慟哭は観ていて非常に悲しかったです

圧倒的な映像の力と悲しい若きスカイウォーカーの物語…劇場でご覧になることをお勧めします
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-26 11:39:17)
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40.ネタバレ 宇宙空間での戦闘 セーバー戦 映像のクオリティと音響 を期待していた者にとっては文句なしの出来でした。
次の話を意識してか、新しさとレトロな雰囲気が混じってる設定や場面が所々にあり、旧作ファンも満足な内容だったと思います。
何といっても今回の主役は、間違いなくパルパティーン最高議長でしょう!
今まではハッキリ言って空気みたいな存在(ファンの方すいません)だった彼のファンになってしまった人も多いんじゃないでしょうか?
この役を演じたイアン=マクダーミド氏に惜しみない拍手を送りたい!
ラストシーンでようやく旧作シリーズへ「繋がった!」と思ったと同時に、「これで本当に最後なんだなぁ」と実感し少々寂しい気持ちになった。
13時間超の映画がようやく完成しましたね。
weberさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-27 08:34:34)
39.ネタバレ ロードオブザリングでも書いたのですが、シリーズものはいつか終わりがくると分かっていても、もう、見れないのかと思うと寂しいものですね。1977年渋谷でエピソード4をはじめてみた時は映画界の革命でした。ストーリーの壮大さ!特撮の手法の奇抜さ!映像の独自性!なにをとっても全てが新鮮でした。エピソード5、エピソード6と続けて見に行くうちに、どんどんスターウォーズの世界にのめりこんでいく自分が有りました。そして1999年エピソード1には、息子と共に見に行く自分が有りました。こんなに自分の生活と共にある映画は有りませんよ。
ジョージルーカス監督が近い未来に自分の理想とする映像が実現出来ると信じて、エピソード4から物語を進めてきた、その先見性には、全く頭が下がります。またその偉大な構想を理解できず、莫大な利益をぼうにふったユニバーサル映画は今でも語り草ですね。
今回のエピソード3は物語の根幹をなす、ダースベーダーの誕生と言う悲しい物語になっています。新しい愛に目覚め、無くした家族を新たに得て、幸せな生活が送れるはずだったアナキンが、なぜ暗黒面に引き込まれてしまうのか?人間の内なる弱さ、自己の抑制力と感情のほとばしりを巧みに操り、仕込んだわなで自分の手の内に誘い込んでしまうダースシディアス、つまりパルパティーンには、見事としかいいようが有りません。その影であまりの失意の中、二人の子供を涙の中で出産するアミダラ。生まれ出た二人に、ルーク!レイア!と叫ぶ声の中に平和への希望が混じっているように聞こへ、感動と共に涙してしまいました。数々の戦闘シーンが出てきますが、この物語の重要な主眼はこのシーンに集約されていると思います。
さて、いろいろ書きたいことは有るのですが、長くなるので最後に、この素晴らしいスペクタクル巨編を全てリアルタイムで見れたことは、この時代に生きていてほんとうに良かったと思います。親から子へ、子から孫へ、孫からひ孫へ、そんな語り継がれる最高傑作だと思います。改めて、ジョージルーカス監督、他スタッフの皆さんに感謝と尊敬の念を捧げたいと思います。映画は止まる事を知らないものです。いつの日かこの作品を超える大作が出てきてくれることを、皆で願おうではありませんか。 アカデミーが楽しみ!!!
としべいさん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-27 20:00:44)
38.ネタバレ 待ちきれず先行上映で見てきました。正直の感想は感動とか以前にストーリーがあまりにも哀し過ぎでショックを受けました。アナキンvsオビワン戦はもう頭に焼き付いて離れません。ダースベイダーにあんな過去があったなんて…力なくして母を失くした幼き頃の悔しさから、もう二度と愛する者を失いたくないと言う想い、そしてジェダイへの不信感が彼を暗黒面へと連れ去ったんですね…みんなも書いてるけど正にパズルのピースが繋がった感じです。ダースベイダーがさらに好きになりました。おもしろかったです!
fala70さん [試写会(字幕)] 10点(2005-06-28 14:13:22)
37.ネタバレ  ついに壮大な叙事詩の輪が閉じました.すべてのピースがぴったりとはまるところに立ち会いました.1,2で感じたお祭り騒ぎの熱狂は消え失せ,ダースベイダーの誕生という悪夢のようなストーリーを完璧に描き切っている最高傑作です.旧3部作が存在する以上予定調和的にストーリーが進むことを運命づけられているのですが,この3は今までのシリーズとは異質の作品です.
 3は,今までのSWシリーズでみられる勧善懲悪的なストーリー展開とキャラクターの魅力で押し切る,何年かに一度のお祭り的な楽しみ方から決別した作品です.旧3部作では皇帝は最初から悪でしたし,ダースベイダーも分けもわからず最初から悪者.なぜ良い心が復活したか,復活させることが出来たのか,満足に語られることなく物語は終結します.これで問題なし,そんなことを掘り下げなくても十分傑作で,楽しめた作品でした.Forceの存在,JEDIの精神などは物語の根幹をなす部分ではなかった.
 3は,なぜ人間は悪に陥り,他人に害をなす存在になるのかという問いに正面から取り組み,その悪がどのような悲しみをもたらすのかを描き切っています.善悪とはけしてステレオタイプに語られるものばかりではない.幸せを願い人を愛することそのものが大きな悪をなし不幸をもたらすこともある.それゆえ人は皆悪に陥る危険を孕んでおり,善悪,白黒をはっきり色分けし,悪を打ちのめすことで不幸は解決するものではない.
 執着,嫉妬,怒り,行き過ぎたそれらの感情が本来望んでいた幸せから大きくその人を引き離してしまう危険が有る,このオリエンタルな発想,思想,主張が旧3部作ではスパイス程度,でも3では物語の根幹をなす大切な思想として語られ,アナキンの苦悩と転落を通じて圧倒的な説得力をもち迫ってきました.人を愛する気持ちがいかにして執着,嫉妬に変化し歪んだ欲望に火をつけ大事な人を苦しめるのか,絶望的な気持ちで見守りました.
 従来のSWファンの視点から見ても見所満載,最高の出来映えです.ドゥクゥー伯爵との戦い,皇帝とノーメイクサミュエル・エル・ジャクソンとの戦い,ヨーダ対皇帝!!,オビ・ワンとアナキンとの師弟対決,オビ・ワンの悲痛な叫び「選ばれし者のはずなのに!!」.それに加えて深く心に迫る,人生の真実を語る映画として残る作品でしょう.劇場で鑑賞できたことに感謝します.
take1さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-29 20:46:46)
👍 4
36.ネタバレ まずは私、数多いるスター・ウォーズファンの一人であります。最初の「20th Century Fox fanfare」が流れ出した瞬間、思わず涙ぐんでしまったのは私だけではないはず…。そういった立場からこの点数をつけた次第です。新たなる希望を予感させるラストを始め、挙げればキリがないほど数々の名シーンがある今作。スター・ウォーズファンとして、そして映画ファンとして不満な箇所がないわけではないのですが、そんなものがどうでもよくなる程の感動を得ることができました。この壮大なファンタジーを贈ってくれたルーカスに、ただありがとうと言いたいです。
じゃじゃ丸さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 19:02:50)
35.ネタバレ 間違いなく最高傑作です。Ⅲの位置づけは旧3部作に繋げるための最後の1ピースですから、スターウォーズファンであれば誰しも話の筋はもとより細かいエピソードの一つ一つに至るまで、何がどうなるか結果は全て知っているわけなんですが、それでも1シーン1シーンが興奮と驚きの連続でした。今回は決闘シーンも多く、アナキン&オビ・ワンVSドゥークー、オビ・ワンVSグリーバス、メイスVS皇帝、ヨーダVS皇帝、アナキン(ダース・ベイダー)VSオビ・ワンなど、どれも非常に見応えがありました。勿論、最後のは全6作中の最大のクライマックスでしょう。瀕死の重症を負ったアナキンが医療ドロイドによって甦生され、例のマスクをかぶせられるシーンには身の毛がよだつ思いがしました。そして放った声が我々皆が知っている旧3部作のあの声。ここが僕が最も興奮したシーンです。この後はラストまで予定調和的に話が進みます。ほんとにパズルの残りピースが見事に組み合わさったなと。(実は1つだけおかしいんですけどね。後にレイアがルークに「母のこと少し覚えている。とても綺麗な人だった。でもどこか悲しげで」と語っているシーンがあるので、パドメはレイアと一緒にオルデラーンに行って少なくともパドメが3~4歳になるまでは生きると思ってました。この矛盾をルーカスが気づいていないわけじゃないですよね?何かわけがあるんでしょう…。まあいいです。)とにかく言いたいのは、これを劇場で見ないのは絶対に損です。勿論DVDも買いますけどね。
(^o^)y-~~~さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-03 12:10:10)
34.ネタバレ スターウォーズが終わってしまった・・・。先週、先々行で観てきました。やっぱり凄かった。毎回毎回本当に興奮させてくれます。しかも何度も楽しませてくれます。シリーズの中でも本当に楽しめました。まず、感動したのが掴み。エピⅣのデストロイヤーの衝撃に勝るとも劣らない宇宙戦のシーン。あれは反則です。戦闘機戦、艦隊戦は各時代のそれのギミック満載です。そして、ドゥークー伯爵との戦いで成長したアナキンの強さをまざまざと見せつけられます。それにしてもアナキンは前作よりも大分安心して演技が見られるようになりましたな。その後も興奮の連続です。アナキンが裏返ってからは一気にクライマックスへ。ジェダイの最期では一気に凹みます。一緒に見に行った友人は本気で凹んでました(笑)さて、とにかく最高なのですが、気になった点が何点か。同意してくれる人もいるはず。1.トカゲの乗り物はイラネ。なんか乗り方が不自然。エピⅡくらいから乗り物となる生き物がおかしくなった気がします。2.チューバッカはでない方が良かった。あまりに旧作とイメージが違いすぎるし、ヨーダとの交友関係がその後の展開に生かされるわけでもないし。3.皇帝と戦ったジェダイマスター弱すぎ・・・。メイス以外ボロボロじゃん。キット・フィストーのファンだったのに、あまりのあっけなさに少しショック;;(他の二人よりはマシだったけど)
february8さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-03 21:36:19)
33.万感の思いの中で2度鑑賞。私にとって先々行、先行上映と2回続けて劇場に足を運ばせる作品はこのシリーズ以外にない。27年前、「遠い昔 銀河系の遙か彼方」に連れて行ってもらい、普通の人生では決して見ることのできない世界を見せてくれたジョージ・ルーカスにとにかく感謝である。全世界が待ち望んだ(でもない人も多いか・・)サーガの完結だけに、物語への評価は様々だ。個人的には、全体がダークなトーンだけに、C-3POとR2-D2のユーモラスな掛け合いがもっと欲しかったし、とにかく全体の尺が足りなすぎる!この際興行としての成功を無視して4時間位の作品にしても良かったぞルーカス!それとも小説を読ませる戦略か?しかし、もし何らかの事情でEP3が製作されなかったり、あるいはルーカス以外の誰かが製作した場合を想像したら、それこそデモが起きかねない位置にある作品である。ルーカスが語りたい物語を語った、それでいいではないか。スターウォーズが映画界の視覚効果の可能性を押し広げてきたことは誰人も否定しようがないし、今回もその最新のテクノロジーがふんだんに投入されている。主要登場人物の対決も多く、みどころ満載である。皆「ライトセーバー」を操るため、チャンバラシーンが多い。ホントに時代劇好きなのねルーカス。
田吾作さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-03 21:57:37)
👍 1
32.ネタバレ あーもーー最高。。シスが、ヨーダやシスよりもアナキンは強いてゆーてたけども、じゃーアナキンに勝ったオビワンが実は一番強いてこと!?まー終わりよければ全てよし。
ヒロヒロさん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-04 01:44:04)
31.ネタバレ あれだけ溶岩すれすれで戦えば、いくらジェダイ騎士でも燃えちゃうだろ!とか、クローン兵士に背後からあっさりやられてしまうジェダイ騎士達…オビワンやヨーダが隠居!?する辺り突っ込みどころが無いわけでも無いのですが、間違いなくシリーズ最高傑作だと思います。残念だったのは登場人物があまりにシリアス過ぎたかも。今までのシリーズだとC3POやジャージャーが緊迫した場面でも場を和ましてくれたのですが・・・。テーマがテーマだけに仕方無かったですね。(見終わった後にジャージャービンクスがワンカットだけなのがちょっと切なかったです。たとえファンにウザイといわれ続けても(笑))後、たぶん自分だけだと思いますがエピソード1でジャバザハットのメス!?みたいなのがいたと思うのですがエピソード3でも語られる事がなくシリーズが完結してしまったのでとても気になります。(どなたか詳しい方教えて下さい)これから観に行かれる方には冒頭の宇宙戦に備えて動体視力を鍛えてから!?行く事をお勧めします。
わーるさん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-09 21:57:23)
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【点数情報】

Review人数 318人
平均点数 7.61点
000.00%
110.31%
220.63%
361.89%
4134.09%
5185.66%
6278.49%
77022.01%
87724.21%
95416.98%
105015.72%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.97点 Review36人
2 ストーリー評価 7.56点 Review55人
3 鑑賞後の後味 7.51点 Review54人
4 音楽評価 8.59点 Review52人
5 感泣評価 6.59点 Review47人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
特殊メイクアップ賞 候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2005年 26回
最低助演男優賞ヘイデン・クリステンセン受賞 

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