映画『非行少女』の口コミ・レビュー

非行少女

[ヒコウショウジョ]
1963年上映時間:114分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの小説の映画化
新規登録(2004-12-03)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2020-06-01)【イニシャルK】さん
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監督浦山桐郎
キャスト浜田光夫(男優)沢田三郎
和泉雅子(女優)北若枝
小池朝雄(男優)沢田太郎
香月美奈子(女優)沢田由美子
小沢昭一(男優)小使
浜村純(男優)北長吉
高原駿雄(男優)武田
北林谷栄(女優)北静江
小林トシ子(女優)
今井和子(女優)武田の妻
佐々木すみ江(女優)北勝子
加原武門(男優)北時十郎
河上信夫(男優)園長
小夜福子(女優)沢田ちか子
杉山俊夫(男優)
脚本浦山桐郎
石堂淑朗
音楽黛敏郎
撮影高村倉太郎
配給日活
美術中村公彦〔美術〕
編集丹治睦夫
録音神谷正和
照明熊谷秀夫
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

1.ネタバレ 絶望的な展開であっても私は青春映画に「若さ故の闊達さ/明るさ/躍動感」を一瞬でも求めてしまう。なので監督デビュー作「キューポラのある町(’61)」に感じられた瑞々しさが2作目にして稀薄になってしまっている(金沢の街を映し出すショットや小道具の使い方)様に感じられるのでこの点数。レビュー以上。...ここから先はおっさんの愚痴なんですけど、和泉雅子推しの自分としてはこの作品見るたんびにやりきれないんすよ、ったく。 「わずか16歳の和泉が難役に挑み、その演技が高く評価され、一躍スターへとのし上げた一本。」全くその通り。ただ浦山監督のベストでないこの作品が彼女の代表作になってしまった事、そして彼女の演技力を発揮する土壌が60年代後期の日活に無かった、という事が辛すぎる。同業他社で興味をもってくれた人はいた。黒澤明「椿三十郎(’62)」で団令子の演じたお姫様役、当初は和泉雅子にオファーしたものだったが五社協定で参加出来ずに流れたというのは有名な話。彼女が松竹に居たら「男はつらいよ」ヒロインはお手の物だろう。東宝サラリーマン喜劇だって大映(市川崑とか増村保造)の女性映画だってこなせたかもしれない。いや、彼女の映画界入りが5年早かったら川島雄三の薫陶は受けられたかもしれん。(さすがに今村昌平は勘弁だが) 映画界の斜陽化・放蕩経営が続いた日活はロマンポルノ運営に移行(1971年)。その前後に彼女はフリーになったが、在籍していた会社に殉じる様に芸能活動をテレビ・音楽にシフト、映画界から離れてしまった経歴になってしまう。同期吉永小百合/松原智恵子は現在でも現役なのだから、めぐり合わせというのか道っていうのか。 ファンになってから何回か彼女のトークショーに参加した際印象的だったのは、映画鑑賞:趣味と公言してた彼女が15才で入社して約10年、青春を過ごしてきたあの日々を「本当に誇りに思っているし、光栄であった」事を熱っぽく話されていてその点、ファンとしては救われた感があった。逆に彼女が極地冒険家として活動を始めた原点は映画界で達成できなかった満足感を満たす為の代替行為だったのかな、と個人的に感じてしまいましたよ。  あ~あ、文章長くなっちゃった。ここまでお付き合いいただき、有難うございました。(2024年神田神保町シアター「女優魂」企画で鑑賞)
Nbu2さん [映画館(邦画)] 6点(2024-02-12 08:17:24)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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