14.ネタバレ 殺人事件と刑事の私生活とが、それぞれ謎を秘めながらじわじわ進んでいく雰囲気はなかなか良かったが、いつまで経っても両者が絡んでこないのは参った。トランクのシーンも必要性もなく引っ張りすぎで、ただ単にインパクトを与えたいだけの演出だったのではないかという印象が拭えない。イ・ウンジュの"Only When I Sleep"に+1点。本来、コアーズが可愛らしく歌うよりも、こういう気怠い歌い方の方が合う曲だったんですね。
1.ネタバレ ジャンルは一応サスペンスにしておきましたが、ある意味ホラー・・・(汗)内容など知らず、イ・ウンジュさんの遺作だということで見にいったのですが、なかなか楽しかったです。自分的には途中主人公のエピソードと関係あるのかないのかよくわからない話になって中だるみしたのですが、主人公と愛人が車のトランクから出られなくなったシーンからはスクリーンにクギつげ。流産のシーンはウンジュさんの演技が凄すぎて目を覆ってしまいましたが・・・(汗)密室の空間で主人公への愛を語りづつけるカヒ、死ぬかもしれないという状況に立たされ妻への愛を語る主人公。最終的にはあんなに愛していると言っていたカヒを「雌犬」扱い。死の恐怖に立たされたとき、人間は本性がでるのです。あんな最低男を最後まで愛し続けたカヒは可哀想。つまり、“二股はいけない”ってことなんだろう・・・。内容に5点、ウンジュさんの遺作ということで+2点で7点。下の配点参考的にもこの点数がぴったりくる。ご冥福をお祈りします。*ウンジュさん本人が歌った「ONLY WHEN I SLEEP」お気に入りです。オリジナル曲より好きだな・・・。