映画『剣』の口コミ・レビュー

[ケン]
1964年上映時間:95分
平均点:6.89 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-03-14)
ドラマモノクロ映画スポーツものスポコンもの青春もの学園もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-03-28)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
キャスト市川雷蔵(男優)国分次郎
藤由紀子(女優)伊丹真理
川津祐介(男優)賀川
紺野ユカ(女優)藤代滋子
長谷川明男(男優)壬生
舟木洋一(男優)
橘公子(女優)
水原浩一(男優)
角梨枝子(女優)国分ひろ子
稲葉義男(男優)国分誠一郎
矢島陽太郎(男優)
木村玄(男優)
新宮信子(女優)
高見国一(男優)
原作三島由紀夫「剣」
脚本舟橋和郎
音楽池野成
撮影牧浦地志
企画藤井浩明
財前定生
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音奥村雅弘
照明山下礼二郎
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

1.ネタバレ 「台風クラブ」の三上君がやってのけた”厳密なる死”の約20年前、この映画の主人公:国分主将は合宿最終日に胴着を着た格好で自殺した。三島由紀夫の原作をかなり忠実に映画化した本作品は、原作以上に(原作もとても面白い)異様で、息苦しい。文字と映像との比較から言っているのではなく、そこに至るまでの立ち上げ方というか、例えば映画が映画として成立する境界があるとした時、最初に挙げた「台風クラブ」なんかはその境界を綱渡りしているような、そういうスリリングさを感じるのだけど、小説の「剣」は三島由紀夫の高度な技術によってそれが小説として見事に立ち上がる分、そこまででしかないとも言える。翻って映画の「剣」は、撮影や照明の技術、あるいは原作では登場しない文学部の女によるサスペンス的展開を用意する事によって映画の世界を立ち上げるが、その立ち上がった映画的な何かがちょっとただ事でない。国分の存在は純粋な剣道の訓練と等価であり、心理がない。また、彼を取り巻く人物もその無心理にとりつかれ、やがて規律的な運動だけがこの映画の要素となる。とんでもない映画を見てしまった。
Qfwfqさん [映画館(邦画)] 10点(2007-05-06 00:38:22)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.89点
000.00%
100.00%
200.00%
3111.11%
400.00%
500.00%
6111.11%
7555.56%
8111.11%
900.00%
10111.11%

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