映画『オリエント急行殺人事件(1974)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

オリエント急行殺人事件(1974)

[オリエントキュウコウサツジンジケン]
Murder on the Orient Express
1974年上映時間:128分
平均点:6.38 / 10(Review 119人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-05-17)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-01-14)【TOSHI】さん
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監督シドニー・ルメット
助監督リチャード・ジェンキンス〔助監督〕
キャストアルバート・フィニー(男優)エルキュール・ポワロ
ローレン・バコール(女優)ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人
マーティン・バルサム(男優)ビアンキ
イングリッド・バーグマン(女優)グレタ・オルソン
ジャクリーン・ビセット(女優)エレナ・アンドレニイ伯爵夫人
ジャン=ピエール・カッセル(男優)ピエール・ミシェル車掌
ショーン・コネリー(男優)アーバスノット大佐
ジョン・ギールグッド(男優)ベドゥース氏
ウェンディ・ヒラー(女優)ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人
アンソニー・パーキンス(男優)ヘクター・マックィーン
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)メアリ・デベナム
レイチェル・ロバーツ〔1927年生〕(女優)ヒルデガルド・シュミット
リチャード・ウィドマーク(男優)ラチェット
マイケル・ヨーク(男優)アンドレニイ伯爵
コリン・ブレイクリー(男優)ハードマン
ジョージ・カラリス(男優)コンスタンティン医師
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)コンシェルジュ
ジョン・モファット〔男優〕(男優)付き添い
デヴィッド・ド・キーサートルコのチケット回収係(ノンクレジット)
田中明夫エルキュール・ポワロ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠侑子ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷育子ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人(日本語吹き替え版追加録音【テレビ朝日】)
富田耕生ビアンキ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水城蘭子グレタ・オルソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木弘子エレナ・アンドレニイ伯爵夫人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕ピエール・ミシェル車掌(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
近藤洋介アーバスノット大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩見竜介ベドゥース氏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石住昭彦ベドゥース氏(日本語吹き替え版追加録音【テレビ朝日】)
京田尚子ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人(日本語吹き替え版追加録音【テレビ朝日】)
西沢利明ヘクター・マックィーン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中西妙子ヒルデガルド・シュミット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫ラチェット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷六朗アンドレニイ伯爵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村越伊知郎ハードマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松村彦次郎コンスタンティン医師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀部隆一コンスタンティン医師(日本語吹き替え版追加録音【テレビ朝日】)
小林清志アントニオ・フォスカレッリ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版追加録音【テレビ朝日】)
原作アガサ・クリスティ「オリエント急行の殺人」
脚本ポール・デーン
アンソニー・シェーファー(ノンクレジット)
音楽リチャード・ロドニー・ベネット
撮影ジェフリー・アンスワース
ピーター・マクドナルド〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作リチャード・B・グッドウィン
ジョン・ブラボーン
制作東北新社(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
特殊メイクスチュアート・フリーボーン
美術トニー・ウォルトン(プロダクション・デザイン)
ジャック・スティーヴンス〔美術〕(美術監督)
リチャード・ウィリアムス〔美術〕(タイトルデザイン)(ノンクレジット)
衣装トニー・ウォルトン
編集アン・V・コーツ
録音ピーター・ハンドフォード
字幕翻訳高瀬鎮夫
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
あらすじ
1930年、米ロングアイランドに住む富豪アームストロング家の娘デイジーの誘拐事件が起こった。身代金を支払うも娘は殺害、ショックでアームストロング夫人は子供を死産し、夫人も死亡。誘拐の片棒をかついだと容疑をかけられたメイドは投身自殺、アームストロング大佐は絶望し、拳銃自殺をして終わるという悲劇であった。それから5年後、イスタンブールから有名な探偵のポワロがロンドンに向かうためオリエント急行に乗車。ところが、その列車内で殺人事件が起こってしまった。ポアロが乗客たちに話を聞くと、5年前の事件との関連が……。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

4.ネタバレ 豪華絢爛たるスターたちの中にあってひときわ輝いているのはイングリット・バーグマンかな。尋問シーンのワンカットが影響したのかアカデミー賞助演女優賞受賞です。一番張り切っていたのはポワロ役のアルバート・フィニーですかね。やたら怒鳴っていたけど、原作ではどこか空気を読めない奇行が目立つ探偵だから、これはこれでいいのか。目立たないけど狂言回し役っぽいのが、寝台列車会社重役のビアンキ役のマーチン・バルサム。各乗客の尋問が終わるたびに、いちいち「こいつが犯人だ」とポアロに進言する。おいおい、単純すぎないかよ、すぐに分かったら苦労しない。まるで金田一物の何とか警部みたいだ、などと思いつつ最後の謎解きシーンへ。うーん、ビアンキ君、君が正しかった。
パセリセージさん [地上波(字幕)] 8点(2016-01-13 22:09:46)
3.ネタバレ 初見、原作未読。

雪山に立ち往生する列車内での密室殺人事件。豪奢な一等客車の乗客が目も眩む絢爛豪華な大スター達で漂う重厚さを堪能出来ました。彼等彼女等を過不足なく交通整理した監督の手腕はお見事。ポアロが事情聴取をする度に友人が「犯人だ」と決めつけるのに、「この人にかかったら全員が犯人になってしまう」と友人をオトボケキャラ認定したのですが、あの結末には「お見それ致しました」

犯人は都合よく乗り合わせたのではないので、乗車前のオルソンの慄きは後になって理解できます。彼女の始終怯えた様子に一番の人間臭さを感じました。
ポアロが私怨を私刑で果たした犯人を見逃したのは刑事ではなく探偵なのでどうにか納得できますが、乾杯はやり過ぎの感がします。それと謎解きの決め手が不明瞭なのが残念でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-24 00:53:52)
2.初めて観ました。オチも知らずに観たので最後はびっくりですね。ポワロは相当怪しい気配の男ですが、段々まあ探偵に見えてくるから不思議です。まー、2時間ドラマみたいでしたが面白かったですよ。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-29 18:58:42)
1.ネタバレ ※原作ネタバレあり、2017年版のネタバレあり注意

原作既読。2017年版視聴後。

2017年版と比較すると、こちらの方が原作に忠実であり、原作を映像化した作品として、純粋に面白いと感じる。
冒頭のデブナムと大佐の会話をポアロが偶然聞いた場所とか、伯爵夫人に「H」について尋ねる場面は客室の中とか、本当に細かいところは原作と異なるが、これは映画の尺の都合でそうした、という理由で十分納得でき、重要な点について重要な改変は行われていないため、問題ないと感じる。
大筋、重要点、及び大部分の細部において原作どおりなこちらの作品の方が原作を読んだ者としては好感が持てる。

第一の推理(外部犯説)と第二の推理(全員が犯人説)についてどちらを採るかについては、原作では列車の重役と医師の2人の判断に任せられる。
ポアロは警察でもなければ検事でもないため、真実を探求したにすぎず、自らその後どうすべきかの結論を下すことはせず、2人に任せる。
この点、2017年版ではポアロ自身が「第一の推理を採る」的なことを言ってしまっているのはマイナス点。
一方で本作では原作にほぼ近いが、私個人としては、それまで合理的かつ理性的で、躍起になって乗客犯人説を推していた医師が、事情を知って最後に「まあ私の検死結果もたまには間違えることもあるかもね」的なことを言って第一の推理を採る、という最後の描写が非常に好みであるため、その描写が無かった点だけはちょっとだけ残念。

「実際に殺人が犯されており、犯人も特定できてはいるが、その犯人が裁かれない」という見え方もする、というのは事実であるが、原作者アガサ・クリスティーはコナン・ドイルのホームズシリーズが大好きだったらしく、ホームズ作品でもそのような結論で幕を閉じるエピソードが少なからずあるため、本作もそういうところが取り入れられているのかな、と思ったり。

また、本エピソードは実際に起こった事件を元にしているらしく、現実世界では誰の目から見ても残酷で犯人を許せない事件という世間的感情になっている中、事件に関係する12人が陪審員12人に成り代わり裁きを下す、というifの世界を描いた物語である、という点も、(これは個人の好みになるであろうが)私にとっては好みである、と感じられる作品である。
53羽の孔雀さん [DVD(吹替)] 8点(2024-08-24 22:12:59)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 119人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
354.20%
4108.40%
5119.24%
63428.57%
73226.89%
82420.17%
910.84%
1021.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.28点 Review7人
2 ストーリー評価 7.15点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.46点 Review13人
4 音楽評価 6.90点 Review11人
5 感泣評価 3.85点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
主演男優賞アルバート・フィニー候補(ノミネート) 
助演女優賞イングリッド・バーグマン受賞 
撮影賞ジェフリー・アンスワース候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)リチャード・ロドニー・ベネット候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞トニー・ウォルトン候補(ノミネート) 
脚色賞ポール・デーン候補(ノミネート) 

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