映画『南極日誌』のいいねされた口コミ・レビュー
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南極日誌の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
南極日誌
[ナンキョクニッシ]
Antarctic Journal
(남극일기)
2005年
【
韓
】
上映時間:115分
平均点:5.33 /
10
点
(Review 15人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
サスペンス
・
アドベンチャー
)
新規登録(2005-09-08)【
ドラえもん
】さん
タイトル情報更新(2006-11-08)【
カニ
】さん
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監督
イム・ピルソン
キャスト
ソン・ガンホ
(男優)
チェ・ドヒョン隊長
ユ・ジテ
(男優)
ミンジェ
パク・ヒスン
(男優)
イ・ヨンミン
キム・ギョンイク
(男優)
ヤン・グンチャン
ユン・ジェムン
(男優)
キム・ソンフン
チェ・ドンムン
(男優)
ソ・ジェギョン
カン・ヘジョン
(女優)
イ・ユジン
原作
イム・ピルソン
(原案)
脚本
イム・ピルソン
ポン・ジュノ
イ・ヘジュン
音楽
川井憲次
撮影
チョン・ジョンフン
(撮影監督)
製作
チャ・スンジェ
ノ・ジョンユン
配給
シネカノン
字幕翻訳
根本理恵
あらすじ
韓国の冒険家6人は、世界的に有名な登山家である隊長に率いられ、南極の到達不能地点をめざして進む。夜になっても沈まぬ太陽、激しいストーム、極寒の不毛地帯を進む勇敢な6人の隊員たち。ある日、イギリスの冒険隊が80年前に埋めた日誌が発見され、下っ端のミンジェは隊長から日誌を託されるのだが…
【
パブロン中毒
】さん(2006-03-05)
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4.
ネタバレ
満員電車に乗っていると、サイコになってしまいそうな時がありませんか。私はしばしばあります。すべて動物には、適正な分布密度というものがあるのでしょう。それでこの映画の冒頭。雪原をゆく隊列。6つの人影と赤いボート。彼らのほかには何も無い。これだけで、か弱き人間の姿が愛しく見えてくる。彼らとて、同じはず。他に何もないからこそ、本来はお互いを愛しく思うはずなのだ。そこに異変が起こり、状況はしだいに「イベントホライゾン」と化す。しかしここでは、化け物が直接的な危害をおよぼすことはなく、すべて「何か」を見たり聞いたりした人間の成せる行動によって破滅が進んでいく。古い日誌が見つかったとて、小屋に死体があったとて、それらが直接襲ってきたわけではない。すると、「すべては妄想幻覚」という見方もできることになる。一方で日誌が見つかる以前の平和な状況下でも「異物」の描写場面が挿入されており、「南極には何か(魔物)がいる」という見方を完全に消せるわけでもない。観客に委ねている部分も多いといえる。
隊長の最後の謎の言葉、「お前が俺を止めるべきだったんだ」とは何を意味しているのか。隊長以外の5人のうち、それぞれの役目を考えると、副隊長は補佐、救助のプロ、食料担当、町役場勤務はビデオと機械担当、下っ端のミンジェには定かな役割が設定されていない。つまりミンジェに振られた役割は「息子」の代わりということであろう(隊長にとって)。自分のヘタレさに負けて自殺した(と隊長は思っている)息子を許せず、息子を鍛える代わりに隊員たちに異常なまでのマッチョを求める隊長。その隊長を止めることができるのは、「死んだ息子」の代わりであるミンジェしか居なかった。
ラスト到達不能地点(なのか本当に?)での日没シーンの恐怖といったら、ここの場面を撮るために作った映画といってもよい。圧倒的な「無」、あるのは雪だけで、生き物は自分一人。しかももうすぐ真っ暗になって当分(自分が生きている間中)日は昇らない。なんという「無」の恐怖。「孤独」を「恐怖」と感じさせる描き方は秀逸であった。
「遊星からの物体X」のラストはまだしも「2人」であったので、ここまでの恐怖感は描かれていなかった。ホラー要素は不要という見方もあろうが、「謎」を盛り込んだ内容は私的には好感がもてる。日本人による音楽も秀逸。それにしても韓国映画は資金力があるなあ。
【
パブロン中毒
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2006-03-04 13:13:12)
👍 3
🔄 処理中...
3.何の予備知識もなかった事で邦題から浮かんだイメージから、てっきり「運命を分けたザイル」のようなセミドキュメンタリー・タッチの再現ドラマとばかり思っていたのだが、まったく私の予想を大きく覆す作品であった。ここに登場するのは、南極を探検する者が未だ成し得ないと伝えられる「到達不能点」を目指す韓国クルーたち。その彼らの身に起きる不思議な体験を描いた本作は、韓国映画お得意のホラー的要素を取り入れたミステリアスな冒険譚である。碧空に眩しく光り輝く太陽の下、真っ白な氷原を突き進むクルーたちの姿は、南極探検としては極めて常識的な光景である。このゆったりとした日常的な描写のオープニングから、天候の変化と歩調を合わせるかのように、ドラマは次々とその様相を変えていく。太陽が沈むことのない世界では昼夜の区別もつかず、不眠に悩まされる隊員たち。来る日も来る日も真っ白い氷に閉ざされた自然を前にして、徐々に彼らの精神状態に狂いが生じていく。映画はそういった隊員たちの様子を、真実味をもって丁寧に描いていく。目的地へ向かう極限状況の中、疲労で脱落していく者。或いは方向感覚を失って幻覚を見る者。救助を求める者に対し頑なに拒否し、何かに取り憑かれたように歩みを止めないリーダー。それには理由があるのだが・・・。しかしホラー色が強まる後半の作劇はむしろ余計であり、それまでの濃密な描写までもが薄っぺらなものに感じてしまう。ここはやはりギリギリにまで追い詰められた男たちの緊迫のドラマを、あくまでも正攻法で最後まで描ききって欲しかった。ただ、大自然を捉えた撮影の素晴らしさは言わずもがな、朽ち果てた小屋の幻怪的な効果などは美術力の賜物であり、どんなジャンルの作品を撮っても韓国映画の本気度が伝わってくる。どこかの国のユルさ加減とは大違いだ。それにしてもソン・ガンホの狂いっぷりは見事で、彼独特の目の演技はここでも遺憾なく発揮されたと言える。
【
ドラえもん
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2005-09-15 01:04:41)
👍 2
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
サスペンス部門での韓国映画というのは、やはり凄い。画面に引き込まれる感覚を覚得ます。本作の場合一面氷の世界。画面が代わり映えしないため密室劇のような印象を持ちました。徐々に追い詰められていく隊員たち。壊れていく自我。見応え十分です。ただ、状況が追い詰められていく後半は、この探検隊同様に観客も迷走します。キーアイテムの「南極日誌」にしても、隊長のトラウマにしても活かされているとは言い難い。というのも全部が壊れすぎていて、何がどうなったのか非常に分かりづらいから。人物の見分けが難しいこともその一因です。みな同じような風貌。同じアジア人の自分でさえ判別し難いのですから、欧米人が見たら全く区別がつかないのではないかと思います。不到達地点は、人の欲望の到達点。当然満たされる場所などあろうはずも無い。そのメッセージは伝わってきました。
【
目隠シスト
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2007-09-30 17:27:07)
👍 1
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
真っ白な無の世界が広がり逃げ場の無い極限状態において、一人また一人と狂気に取り憑かれていく人間心理の攻めぎ合いが見事に描出されている。冒頭から隊長は異様な雰囲気を醸し出し既に異常をきたしているように見え不安感が募る。南極という得体の知れない場所が魔物が潜む効果を高め幻覚も加わり疑心暗鬼を増長させる。小道具の使い方なども巧みで不可思議さを保ちつつ隊員たちと共に観客も到達不能点までの道のりを体感させられる。それでもホラーとしての要素は確かに弱い。だがその分ソン・ガンホが狂気の演技で凄みを見せる。憎悪に呑み込まれ我が身を滅ぼしていく様は、まるでメルヴィルの『白鯨』の船長を想起させる。強過ぎる偏愛は表裏一体の憎悪へと変わってしまう。人間の狂気に改めて恐さを覚える。
【
ミスター・グレイ
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2006-08-23 18:57:56)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
15人
平均点数
5.33点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
2
13.33%
4
5
33.33%
5
0
0.00%
6
4
26.67%
7
2
13.33%
8
2
13.33%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
5.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
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