《改行表示》 55.中谷美紀のような美人に生まれても転落人生・・・これって、「宝くじで1億円当たったけど不幸になった人」な話な気がするのですが・・・(原作未読なのですが、やはり主人公は美人という設定なのでしょうか? ) 彼女が本当に不幸だったかどうなのかはわからない、ということが言いたいのかもしれませんが、宝くじを生かしきれなかった人生に、もやもやとした後味が残っただけでした。笑えなかったし。不幸ものなら「マッチ工場の女」みたいに自虐的に笑えるセンスのほうが個人的に好きですね。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-03 14:29:59)
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54.なにか切羽詰った状況に立たされると、もうとにかくその場から逃れるために、あとでさらに面倒なことになると分かっていても、つい嘘をついてしまう性格、…分かるなあ。追いつめられると、そんなことでしのげるとはぜんぜん期待もしていないのに、ついおどけた顔をしてしまう性格、…これもしみじみ分かっちゃうなあ。徹底的に己れを殺して流されていく人生、彼女はそういう人生を積極的に選んだのかもしれない。ミュージカルとしては刑務所の場がノッてたと思うけど、この監督は川の土手を描くときが一番いいんじゃないか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-29 12:20:16)
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《改行表示》 53. 見ているうちに、松子の不器用さに少しずつひかれてしまいました。予想以上に良かった作品です。暗い話をしているのに汚らしい感じではないし、なにしろ泣かせようとしていないのがいいですね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-06-09 21:52:40)
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52.邦画は観てがっかりさせられる事が多いから普段は敬遠しているが、この「松子~」は評価がよかったから観てみた。結論としてはなかなかおもしろかった。ストーリーもよかったけど、やっぱ演出のユニークさが際立っていた。そうそう、エンディング部分のひっぱりはちょっと余計だったかなと思いました。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 13:16:35)
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51.ま、“だめんず”の最たるお話ですね。傍から“幸せを絵に描いた様な人生”と思われる人でも、本人が“不幸だわ、私って・・・”と感じていればその人は不幸なわけで、この映画が一般的には“不幸な転落女の話”を、やけに明るく描ききっているのはそんな“客観評価”と“主観評価”の不一致を暗示しているのかな、などと勘繰ってみたりしました。少なくとも、TV版ドラマよりは、こっちの方が好きです。・・・でも、さほど感動もしなかったし、単純にエンタメとして見てそこそこ楽しめたので、この点数に。 【すねこすり】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-28 11:50:03)
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50.盛りだくさんの内容で、途中の1時間見た段階で2時間見た気分でした。内容的にちょっとかわいそうでしたので見終わった後の気分はイマイチでしたが、全体的に飽きることもなくはまって見ることができました。中谷美紀さんのあんな変な顔は他では見ることができないだろうなぁと思いつつ、最初は監督にこの変な顔は必要ないのではないかと意見して怒られたというエピソードを日本アカデミー賞で話されていたことを思い出していました。中谷美紀さん、最優秀主演女優賞受賞、本当におめでとうございます。 【mako】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-21 18:57:12)
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49.意外ときつく、重い映画だった。ミュージカルを取り入れ、ポップでもあるけれど、観終わると気持ちが沈む。そのバランスが良いことなのかよくわからない。観ている時は楽しかったし、つくり手の才能に溢れた作品だと思った。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-18 11:26:35)
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48.劇団松子による松子劇場を堪能しました。 【アルテマ温泉】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-12 17:28:35)
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47.『下妻物語』以上でした。この監督は日本映画には珍しくミュージカルを撮る才能があるらしい。それも華麗さと毒とペーソスをあわせもったコメディーの。くわえて、中谷美紀をすっかり見直しました。たんに美人さを売り物にするお姉さんではなかったのだ。記者会見によると、監督は撮影中こっぴどく中谷美紀を罵倒しつづけ、中谷美紀は監督を「いつか殺してやる」とまで恨んだそうですが、これは推測するところ、監督としての一種の演出法だったのでしょう。たとえば名作『飢餓海峡』でも、内田吐夢監督は伴淳三郎を撮影中とことん罵倒しつづけたが、それであのうらぶれた刑事の深い味が出て、伴淳三郎はその年の映画賞に輝いた。あとで伴は監督に感謝したということだが、中谷美紀も同じこと。ひょっとすると中島哲也は意識して内田吐夢にならったのかもしれない。そのおかげで中谷も世をうらみすねる役柄を体現でき、その結果、映画賞を獲得できた。 【goro】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-06 04:24:42)
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《改行表示》 46.ポセイドンを観ようとしてタイミングが合わずに観ました。 …タイミングが合わなくてよかった…。邦画があまり好きではなく、北野武の『座頭市』以来久々の邦画鑑賞になりました。 う~ん。邦画も素晴らしいじゃないの!いやいや、自分の中ではここ数年観てきて、満足していた洋画なんかより遥かに素晴らしかったよ-!どうしようもなく暗いストーリーとどぎついエッジの効き過ぎのキャラクターの数々。普通なら映画として成り立つわけないと思っていたでしょう。 しかし、全くみたこともない調理の仕方と味付けで恐る恐る食べたら、これが『超絶品!!』。これだけ濃い味付けなのにストーリーを邪魔することなく、どっぷりと松子の人生にハマってしまいました。魅力的な音楽のスムースな繋がりやライティング、妥協のない演技等々。 完成させるのはめちゃくちゃ大変だったのではないだろうか。中谷美紀もよくやった。すごいよ(拍手)!黒沢さんにも拍手!いい女優です。 なんていうんでしょうかこの作品、心がえぐり取られるように私の中に深くズッシリと残った映画でした。私にとって麻薬的な映画となりました。(この気持ちを100人に1人くらいはわかってくれるはずですw) 好き嫌いが分かれるのも理解できます、でも気がついたら映画館で3回観てました。音楽も素晴らしいし、私の2006年、いやここ数年の映画でNo.1です!! 【アップルマーク】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-23 05:35:14)
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45.カラフル映画は好きだからいいんだけど、無理して妄想シーン(ミュージカル風の)を入れすぎ。中谷美紀がすごく魅力的だった。松子には全く共感できないけど。でも観て損する映画じゃない。 【Michael.K】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-19 02:59:37)
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44.松子自体に共感は全く出来ないし、「この人不器用だなぁ・・・」としか思えないんだけど、なにより映像の色彩がすごく綺麗で、テンポもいいし、見てて飽きなくて、その点では面白かった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-18 06:11:40)
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43.評判の良い「下妻物語」にあんまり乗り切れなかったので、本作も期待はしてなかったが、テンポ良く物語が進んで面白い。ひたすら暗い松子の人生を、一生懸命明るく見せようという努力も垣間見られる。でも、松子の最期といい何といい、根底が暗い物語なので、見終わった後に爽快感が味わえる作品ではなかった。結局、松子の人生って何だったんだろうね? 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-18 00:48:59)
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42.外国生活が長いため、邦画を観るときは外国から見た日本と、日本人として見た日本の両面から感じるが、日本が持っているイメージや世界に誇れる強みとは、アニメーション、ファッショナブルさ、ポップさ、可愛いさ、明るさ・・・つまり言い換えると、過度なCGではなく適度な技術と、日本ならではの可愛いおしゃれさと、独特のテンポやノリであると思う。この作品はその強みを最大限に活かした映画だと感じる。視覚的効果だけではなく、そのブラックな脚本も演出も、外国からも多いに喜ばれるセンスだといえる。ハリウッドほど予算がかけられない日本で、これだけの面白い作品を作ったことに感激した。日本では評価は両極端になりがちかもしれないけれど、間違いなく現代の日本映画を代表する作品の一つであると思う! 【momomo】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-15 21:24:25)
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41.こんな悲惨極まりない人生を、おもしろおかしく表現することができる監督がすごい。そうとしか言いようが無い。センスが良い、という言葉が良く似合う映画。 【ふくちゃん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-13 23:44:08)
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《改行表示》 40.この作品にプロットというものは存在しない。ただただ松子の生涯を綴っている。故にテーマを観客に委ねる作品なので、各々が得たものがいかに有意義であったかでその評価も変わるのだろう。 自分としては「生きることは欲すること」とみたのですが、既知であり、「トゥルーマン・ショー」のようなプロットで語られている良作を知っているのでこの評価。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-01-05 22:26:23)
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39.通常、私は映画などドラマを観るときは主人公に感情移入して観てしまうものなのですが、今回は客観的な視点で観てしまいました。松子の人生はちょっとリアルな感じがしません。ありえないなと思います。なので、場面ごとのミュージックPVのような雰囲気を楽しむことが出来ました。まあ、期待どおりではなかったけれど悪くはないのではないでしょうか。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-04 10:44:59)
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38.評価が難しい作品。先に中谷美紀の『嫌われ松子の1年』を読んでしまったせいか、松子、としてでなく中谷美紀、として見てしまった。このシーンが大変だったのかぁ~、中谷さんは、という感じで。先にネタばれ本は読まない方が良いと思った。「ま~げて~のばして~♪」がしつこいくらい頭にこびりつく…。あと赤の色調もきつい。これも監督の意図ならば完全に頭に残像と音楽が残っているのでまんまとはめられていると思う。 【おっちょ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-02 18:34:11)
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《改行表示》 37.下妻物語が好きで、今作も期待してみたんですがイマイチでした。 色濃い演出が多々あり視覚的には飽きることはなかったですが話の内容自体があまり面白くなかったです。 でも中谷美紀さんの演技には感動しました。あそこまで良くやったなという感じです。 【マッドナック】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-29 19:06:42)
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36.どうしてこんなに高い点数がついているのか全く理解できない。映像にセンスがあるのかもしれないが、主人公に共感できないし、表現の仕方がいやみで最後まで見たことを後悔してしまった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-08 22:56:36)
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