8.私の日本映画のBEST ONE。 始めから終わりまで、ワンショット、ワンショットに、無駄がなく、また意味がある。 感動、躍動、痛快、笑い、驚き、ペーソス、あらゆる要素が組み込まれている。 これぞ神業か? もう何回観たか?一年に一回は観ずにはいられない。 そのたびに新しい発見、新しい感動。黒澤万歳!! ちなみに海外映画のBEST ONEはジョン・フォード監督の”駅馬車” *** 久し振りに再観賞。リマスター版なのか、5・1サラウンド、日本語字幕付きのDVDをレンタル。音響は迫力が出、聞き取り辛い音声は字幕で補完。 画像も今までより見やすく、綺麗になっていた。 感動衰えず。昔は観るたびに、映画で生きた人が先に亡くなるなあ・・等、思ったものだが、今では存命の俳優はいるにかなあ? '07 6/17。2015.04/12 鑑賞。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-07-05 01:38:59)
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7.時は乱世。野武士集団による略奪と襲撃が横行する戦国の世。巨匠黒澤明の手による一級品の演出はもちろんのこと、舌を巻くカメラワーク、絶妙なストーリーテリング、そして俳優達の魅力溢れる演技…等々、どれを取り上げても文句の付けようがない。その後、国内外の諸作品にどれほど多大な影響を及ぼしたかは、言うまでもないことでしょう。志村喬演じる首領的な役割である勘兵衛を軸に、七人の侍それぞれが個性的かつ魅力的に描かれており、その中でもお互い対極に位置する三船敏郎と宮口精二の侍像が抜群に素晴らしい。優れた演技力で独自のモノにまで昇華させている。物語は二部構成となっており、前半はややユーモラスな展開の中、七人の侍個々の出揃うシーンが見どころ。とりわけ志村喬演じる侍が、幼子を人質に捕った盗人を仕留める演出は見事の一言。具体的な場面を見せず、観客の想像力にまかせるところが凄いしセンスの違いを感じさせる。後半クライマックス、七人の侍率いる百姓達と野武士集団による一進一退の攻防の盛り上がる事といったら。雨降りしきる中、リアルで迫力満点な描写も言うことなし。つねづね思うわけですが、傑作が傑作たる所以は視点を変えて観る度に何らかの新たな発見があり、しかも飽きないということです。文句なしに10点満点。 【光りやまねこ】さん 10点(2004-02-22 23:10:08)
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6.こんなに面白い映画が半世紀も前の日本で作られていたという事実にただただ驚くばかり。三船敏郎のキャラが最高。最近の意味もなくCGを多用する映画がアホらしくなってくる。娯楽映画であるにも関わらず、心に残る言葉が多いという点も見逃せない。 【zahrky】さん 10点(2004-02-05 16:33:14)
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5.日本映画の傑作です。日本人が外国(ハリウッド)に対して誇れる数少ない作品でしょう。ところで、黒澤監督が若いころハリウッドに進出し、何本か撮っていたら、どんな作品が出来ていたんでしょう。想像しただけでわくわくします。さて、この作品、見所は数知れずありますが、前半の仲間となる侍を集めていくシーンが今後の展開を期待させるという点で好きですね。しかし、良くまあ個性的な連中が集まったこと。いやあすごい。追加。今日、4Kリマスター版を観てきました。良かった。まず音声が改善されている。ほとんど聞き取れなかった前のバージョンだったが、7割がたわかった。そして映像が美しい。白黒映画の美しさが蘇っていた。コマが変わる時のブレは無くなり、細かい部分もクッキリしていた。それに、・・え?前はよっぽど酷いバージョンを観ていただろうって?・・・そ、そうかも知れない。 【パセリセージ】さん [映画館(邦画)] 10点(2004-01-10 22:46:45)
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4.シナリオ・プロットいずれもほぼ完璧!一度見始めると長時間にも関わらず必ず最後まで見てしまいます。ある調査で国民別ひいきキャラを調べた物があってイタリア人が一番好きなのが菊千代 アメリカ人は勘兵衛 日本人は久蔵 が一位になっていたと言う話を聞きました。 私は憧れるのは久蔵。でも好きなのは中間管理職っぽい五郎兵衛ですねぇ。庇おうとして撃たれた平八 撃たれてなお己の牙を相手に突きつけようとした久蔵 刺し違えという生き方しか選べなかった菊千代 のドラマチックな死に比して百姓と侍の礎となったかのような淡々とした死の瞬間の描かれ方。勘兵衛に惚れ込み率先して侍スカウトを手伝い村地図作成も行い 最も感情移入したところで突然の死・・たまりまへんな~ 【ナベキチ】さん 10点(2003-06-26 16:10:24)
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3. 最高です!音声面で評価を落としている人が多いようですが、DVDですとかなり修復された音声バージョンもあり、また、日本語字幕スーパーもつけられるのでお勧めです。是非、そちらを観てから再度評価を! 【ねこにゃん】さん 10点(2003-06-25 12:05:14)
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2.もはや国宝!!!! 【モモセギター】さん 10点(2003-03-24 22:58:20)
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1.「百姓は、百姓は、どうすりゃいいんだっ!」、「腹のすいた侍探すだ」、「槍でごぜえますだ」、「ご冗談を」、「いかん、貴様は死ぬ気だ。俺が行く」、「野武士は!野武士は!」。この映画の名台詞なら、いくらでも言えるぞ。 【ぶんばぐん】さん 10点(2000-11-20 07:27:18)
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