18.ネタバレ よく練られたとても面白い作品です。 一度見ただけでは難しいですね。
考察書いておきます。
■黒幕 ラビ(冒頭で主人公に倒される老人(黒のハットにアタッシュケース) ⇒犯人リーダーから「あんただって特別扱いはしないよ、すぐ伏せなラビさん」と言われている
登場場面 ・人質が一か所に集められるときに先頭で階段を下りている ・取り調べの際は黒のハットは脱いでいる ⇒甥っ子が「ダイヤ関連の仕事をしている」と言っている(ナチ関連のダイヤがらみ) ・最後のリーダーを迎えに来た車の中
■犯人グループ ・リーダー ・取り調べでDカップは犯罪?といっている巨乳女 ・マスクがいやといってはずして、連れて行かれる青年 ・取り調べでアルバニアではくアルメニアだ といっている青年 ・ラビ(盗みを依頼した黒幕) ・携帯を隠して殴られた人物(のちに金庫係としてでている為) の6人
結果、犯人グループ以外は殴られたり危害を受けたりしてません。
内容 ラビは昔ナチに財産を没収された一族 ⇒銀行頭取はナチと交渉してその財産を一部懐にしまう ⇒両親の呵責により、善行をつんで頭取へ ⇒ラビが昔の資料と財産を盗むようにリーダーグループに依頼 ⇒頭取はばれたくないので、弁護士(ジョディーフォスター)を雇って、資料が表ざたにならにように画策 ⇒弁護士は口止め料をもらって黙秘を決定 ⇒リーダーは刑事に犯罪の痕跡を残す為、ダイヤの指輪を置いていく ⇒銀行から際にリーダーはわざと刑事とぶつかって小さいダイヤを刑事のポケットへいれる ⇒刑事がダイヤの指輪から調べた内容を頭取へ ⇒家にかえった刑事がポケットから小さいダイヤを見つける ⇒ぶつかった男がリーダーだった事を悟ると同時に犯行の目的にも気付く
以上です。
とにかく、とてもよくできている素晴らしい映画でした。 【ローグ】さん [DVD(吹替)] 10点(2017-10-22 00:53:48) (良:3票) |
17.ネタバレ 逃亡プランは最初からネタバレしていますし、獲物の持ち出し方も、冒頭で示唆されています。ですから事件の外観はよく分かる。でも真相は不明な部分が多い。そこで自分なりの想像を含めて、事件の全貌を整理してみます。犯人の狙いは現金ではなく、会長のお宝でした。貸金庫に眠る大量のダイヤモンド。ナチスの資料は、立て籠もりとダイヤ窃盗を刑事事件にさせないための保険。弱みを握られている会長は、秘密保持のために事件にさせないはず。ただし人質が死んだら話は別。そのためのモデルガン。倉庫に隠れる発想は面白いですが、行員に気付かれる可能性は高い。にもかかわらず実行に移せたのは勝算があったから。トイレをつくる余裕まである。その自信の源こそが「インサイドマン」。貸金庫の存在と中身を知る人物で、計画の立案者。古参の会長側近で要職にある人物と推測します。彼の力があれば、倉庫は安全なスペースに変わります。ちなみに実行犯は4人。お宝を持ち帰った車の中は5人。多い1人が“彼”。会長のもう一つのアキレス腱は指輪です。「指輪を追え」は、会長の過去を追えということ。このメッセージを警察に送った理由。そこには“復讐”“制裁”の意味が垣間見えます。証拠を手にした犯人と、秘密を探る警察からの挟み撃ち。会長の精神的苦痛は甚大です。犯人の安全を確保するだけなら、ここまでする必要はありません。もっとも会長は、こんな日が来るのを待っていたのではないかと。書類や指輪を捨てられない。つまり自分の行為を割り切れていない証拠。そこに会長の良心が見える。なお、犯人が指輪の秘密を託す相手は“知りえた事実をマスコミに売ったりしない”真面目な警官でなくてはなりません。秘密が公になったら切り札の価値が無くなってしまう。そのお眼鏡に適ったのがデンゼル。結果彼は、スキャンダル回避と昇進と一粒のダイヤを手に入れます。彼が直接要求した見返りではないと思います。でも予想していなかった訳でもない。会長もジョディも、人の弱みに付け込んでのし上がった人間。残念ながら正直者はバカを見るのが現実です。デンゼルが受け取った報酬は正当とは思えません。でも彼ら“成功者”よりは随分マシ。インサイドマンの顔が明らかにされないのは、物語の欠点だと思います。でもその分解釈に幅はある。例えば“神”や“良心”と呼ばれる心の内にあるもの。それもまた、インサイドマンと言えないでしょうか。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-11 18:52:23) (良:3票) |
16.ネタバレ ああこりゃあ、作り手がオチを過信しすぎているよなあ。 「どうだ驚いたか!すげーと思うだろー。」と喜ぶあまりに、作品としての出来に手を抜いてしまった結果、初めて見せられた人間は「なんだかなあ」と思うようなものになってしまっている。 銀行強盗の話に唐突に「ナチス」を出してくるあたり、強引だよなあ。「だから盗んでもいいんだ」って言われてもなあ。だいたい私は犯罪賛美ものは好かんのだ。スパイク・リーだからがまんして見たのに。 はっきりいって、ナチとかじいさんの過去なんか出さずに、「銀行強盗です。金目当てです。んで、頭使います。」ってことでよかったのに、と思う。せっかくのジョディ・フォスターも中途半端な役回り。哀れなユダヤ人を食い物にしてのし上がったじいさんと同じく、じいさんと組んだマデリーンも同じように「その道」の階段を登り富と力を貯えてゆくんですか、なるほど。それがどうなの。何を思えばいいの。 なんだか知らないがアラブからアルバニアまで出てくるあたり、人種が入り乱れてのいつものスパイク・リーらしさは感じるが、「25時」のように鑑賞後までじんわり来るような視聴後感はゼロ。即忘れてしまいそう。 しかし、監禁と暴行が完全に無視されて、「物が盗られなかったからいいじゃん」てな感覚には映画とはいえついていけぬ。スパイク・リーの考える正義とはそんなんでいいのかアメリカさんよ。身体の自由の権利はどこへ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-13 23:50:32) (良:3票) |
15.ネタバレ アメリカ映画ってよりアメリカ文学(スリック誌系)を思わせる知的な作品。とにかく観ていて楽しかった。スパイク・リーはお堅い政治的な告発から距離を置いて、「こりゃもうダメだわ」的な、開いた口が塞がらないってなスタンスでカメラを回していく。だから本当に楽しめる。 まず冒頭7分目にして銀行強盗開始、っていうスピード感が楽しい。 画面にシンクロしまくっているトボケた音楽が楽しい(『サブウェイ・パニック』を意識してるね)。 そして最近食傷ぎみな感じもする「日常で勃発するイラク的状況・グアンタナモ的シチュエーション」の描き出し方。この映画では他作と一線を画して、この映像表現の他人事っぷりが可笑しくてならない。犯人の出したクイズで、バカみたいに熱くなって激論するあたりなんか、まさにアルカイダを巡るマスコミの右往左往を見事に戯画化してますな。金庫室でのゲームや、終わり近くのジュリアーニ市長ネタもキレがいいです。 イラクを巡る状況に酷似する場面がいくつもいくつも意外なアレンジで登場する本作だが、白眉はやはり「それから60年後」の状況まで詰め込んである点だろう。今は看過してしまうような悪事の横行も、半世紀後には実を結んで花が咲き、その悪臭が当事者たちを苦しめる。今起こっている問題より、複雑で根深くて、社会の根幹に食い入る話だと思う。ここのパートの探偵役にジョディ・フォスターを当てた監督の慧眼には頭が下がる。当人も嬉々として演じてたみたいだしね。
映画発表当時から時代は下り、今はこの映画を「サブプライム的状況が画になった」と観る事もできる。怪しくても裁けない…損切り不可能な社会状況のやるせなさも、この映画の独特の苦味だろう。 やはりこれは、屈指のシナリオの良さが魅力の大きな部分を占めているんだな。久々に(スリック誌の)ニューヨーカー的インテリジェンスを画面から感じましたです。 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-04-05 16:54:27) (良:2票) |
14.ネタバレ ストーリー自体は単純なのに、説明不足な部分が多いので、無駄に分かりにくくなっている。
そもそも、あの銀行強盗は何故オーナーの過去の秘密を知っていたのか?またその秘密が貸し金庫の392番に入っているのをどうやって知ったのか?仮に銀行内部に内通者がいたとしても「何故他人が知るはずのない過去の秘密をそいつが知っていたのか」という疑問は残る。そして何故オーナーはナチスとの取引の書類(?)をいつまでも持っていたのか?そんな致命的な証拠ならさっさと燃やしとけよ!
また「ダイヤを追え」と言われても、戦争の混乱期にナチスが没収したダイヤの持ち主の氏素性を半世紀以上たった現在から調べられるのか(まさか「没収者リスト」なんかが残っている訳がないだろうし)?調べられたとしても、それでオーナーとの関係が分かるのだろうか?またダイヤも何故現金に換金するなどしておかなかったのか?銀行のオーナーなら怪しまれず換金する事くらい出来たはず。
また刑事はオーナーや彼女に対して「犯罪を暴いてやる」的な挑戦的な態度だったけど、結局、ジョディ・フォスター演じる女弁護士と取引したの?してないの?彼女の存在理由もよく分からない。いてもいなくても関係ないのでは?「私は正義より金や権力につく女なのよ」という悪女の役回りだとしても中途半端なキャラ。
強盗連中もまったく素性が語られないから、義賊でなければならない理由や必然性に欠けるなど、ストーリーの根幹に絡む人物の背景が説明不足すぎ。
備品室で穴を掘ったりしているのに、警官の突入時にどこにも異常が無いという報告でオチも分かっちゃうし…。
テンポこそ悪くはないが、登場人物の背景描写や動機、強盗のアイデア、どんでん返しなど、どれをとっても中途半端。駄作とまでは言わないが、説明不足な事と想像で補わせる事を間違えてる感じ。 【FSS】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-01-29 02:46:11) (良:2票) |
13.ネタバレ 出だしいーわー。ザ・銀行強盗!って感じで。でも、お話が進むにしたがって、なんか飽きてくるわー。やのに、お話がわかりにくい。俺、馬鹿やから、もっとわかりやすくびっくりさせてほしいねんけど。別にびっくりせんでもーえんか。銀行強盗はお金目的じゃないんよね?あの手紙が目的やんね?びっくりするのは、壁の裏におったってゆう所であってる?(なんか拍子抜けで)あと、みんなに混じって脱出するのも、びっくりするとこ?他にびっくりしなあかんとこあるの?刑事は弁護士と取引して出世したの?銀行のオーナーは結局世間にバラされるの?途中で入る取調べは必要?自分の理解力であってるのか、すんごい不安。てゆーか多分すごい間違ってると思うけど。だったら俺はこの映画を全然理解してないんやろな~。でもまた観て理解したいって気にはならんねん。でも、可もなく不可もなくで最後まで観れたけど。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-14 00:23:53) (良:1票)(笑:1票) |
12.ネタバレ ストーリーのみを振り返るとかなりすっきりした気分になれる内容になっているはずである。しかし、映画を観終わった後にまったくすっきりした気分にはなれなかった。 社会への風刺が含まれていたり、人種差別などを盛り込んだりして、スパイク監督ならではの演出もあったかもしれないが、本作のような内容ならば、それにふさわしい人が演出した方がよかったのではないか。短期間で雑に仕上げられた印象もあり、監督の実績作りに利用された感も受けた。 個人的に一番気に入らなかったのは、途中途中で入る人質になった人たちの尋問シーンである。この手法自体は面白いアイディアと思うが、問題は中身である。「人質に対する事情聴取」というアプローチならばよいと思うが、どう考えてもあれでは「容疑者に対する尋問」である。 つまり、序盤にあの尋問シーンがあるために、すでにワシントンVSオーウェンの戦いはワシントンの負けということが分かってしまう。既に結果が分かっているゲームを眺めるだけである。序盤に大量得点が入って勝負が決した野球の試合をみるのにも近い。 あの演出に対する創り手の視点としては、ワシントンとオーウェンがどちらが勝つのかという激しい駆け引きを描くのではなく、いかにしてオーウェンが事を成し遂げたのかという点に重きを置いたからなのかもしれない。そうだとしてもこの手の映画には「緊張感」というのが重要であり「緊張感」をわざわざ減らす必要はない。そもそもこのゲームはワシントンに有利になることなく、オーウェン側のかなり一方的な試合展開になっているため、一層緊張感を欠く。 したがって、あの場面は「容疑者に対する尋問」ではなく「関係者への事情聴取」に留めておくべきだったと思われる。人質の口から、この計画の隙のなさを語らせるというのであれば、全く問題なかった。「スティーブ」「スティーブO」「スティービィー」と呼び合っていることを人質の口から語られることにより、オーウェンの手法の全貌を観客は知ることができる。 それにしても冒頭からもはっきりと言い過ぎではないか。 「狭いところと刑務所とは違う」というのは明らかネタバレしすぎだ。むしろ、冒頭において、オーウェンは刑務所にいるのではないかという誤解を逆に観客に与えてもよい。最初のインプレッションとは全く異なる展開が、緊張感や面白みを生むこともある。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-09 17:48:04) (良:2票) |
11.ネタバレ まじで難解。難しすぎ。最期まで見たのに全然スッキリしない。まったく、スパイク・リーはいつもいつもやってくれます。この監督とは本当に相性が悪いみたいです。 真相が気になるから集中はきれない。かといって、クライマックスまで突き進んで、その真相がわかるかと言うと、わかる人にしかわからないようになっている。ちなみに私にはわからない。悲しい。3割くらいしか理解できていない。いや、3割も理解できてんのか? まず、強盗グループの目的は、アーサー・ケイスの所有しているダイヤ、指輪、書類の3点。指輪だけ刑事のためにあえて残す。ダルトンの『指輪は信頼できる人間に預けてきた』というのは、フレイジャー刑事のことでしょう。ちなみにこのセリフは相当好き。 4人のうち3人は人質に紛れて脱出。フレイジャー達からの尋問も受けている。ここでもしその3人が誰か見抜けるような人であれば、相当面白いのでしょう。私は誰が誰やらピンと来ていない。 ダルトンは事件の1週間後に堂々と正面から出て行きます。そのための工事だったんだね、とここでわかります。いや、もちろんわかる人はもっともっと前にわかっているのでしょう。 とにもかくにも、アーサー・ケイスの隠したかった闇歴史の部分がクローズアップされずに映画が終わっちゃうので、『大山鳴動してねずみ一匹』という感想しかでてきません。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-05-09 03:41:59) (良:1票) |
10.ネタバレ あっ!と驚くどんでん返しの映画を探していたらこの作品に出会った。かなり期待をして視聴したが、なんだか不可解なことが多すぎて、あまり感動できなかった。D・ワシントンが横領したと思われたお金は結局どこにあったの?犯人たちは本当に1円たりとも盗んでないの?ナチスを利用して銀行を創立。そのナチスから報酬としてユダヤ人資産家のダイヤを持っていた。これって犯罪なの?疎くてよー分からんです。床に掘っていた穴は何だったの?トイレ?鑑識入れて徹底的に調べないの?ハテナ多すぎっしょ!なんか頭の悪い方お断りみたいで、こういった作りの映画はあまり好きじゃないな。ただ犯人グループは誰も殺さなかったのに対して、ゲーム内で人を殺しまくる子供や、銃を警官に向ける子供といった、現代社会の歪の描写は面白かった。あと警官隊も容赦なく撃ちまくるとこもw |
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9.ネタバレ 謎めかした犯人の目的や犯人の作戦を警察がどう破るのかというところに興味をそそられたので最後まで見ていられたが、完全犯罪で犯人の素性があんまりはっきりしないというのはスッキリしないし、躍動感や心理戦もそれほどないせいで、終わってみて爽快感がない。これが現代のアメリカです。みたいな風刺の入った映画だが、もう少し救いがあってほしかった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-04 19:08:49) (良:1票) |
8.ネタバレ 面白いとは思います。でも、疑問が解けない。てか、もう少し説明が欲しい。 そもそもインサイドマンは誰?別に公開しないでもいいからヒントぐらい欲しいな。それともヒントは既に出てる?ラストの迎えの車の後部座席右端の男?いかにも帽子がヒントっぽいけど。でも、だとしたらいささか不親切では?それと、ダルトンのビデオは潜伏中に撮ったってこと?何のために?結局、その辺りを考えさせるのも作り手の目的なのかな? 全体的にその手の謎(って言っていいのか分からんけど)が多過ぎて減点ですね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-03 20:03:45) (良:1票) |
7.ネタバレ 皆さん期待が大きいせいか辛口ですね。私はそこそこ楽しめたけど。が、皆さんおっしゃるとおり、自分の弱みとなるものを処分しないで、大事に保管しとくってのはちょっとありえないような気もしますが、自分の今の成功の原点という「記念品」でもあるので、処分できなかったのかな?単純に被害届けの出せないダイヤ目当てで、そっくり頂くならスッキリするんだけど、最後に指輪残して正義感ぶるのはどうも好かないな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-24 01:33:50) (良:1票) |
6.ネタバレ 私も一見した後では疑問が残りました。ここのレビューと他サイトをいくつか見た結果、大体下記のような内容なのではないかと思いました。
首謀者:銀行内に隠れていた犯人を迎えに来た車に乗っている老人が首謀者(インサイド・マン)、おそらく会長が銀行を創業する前からの片腕的存在ではないでしょうか?(だから会長の過去を知っている。) 狙いはダイヤのみ、書類と指輪は会長に事件を追及させないための保険。但し、何故 今更なのかという点が疑問(証拠の隠し場所が最近ようやく分かった?、最近仲違いをした?)
弁護士:会長に雇われたが、犯人から会長の過去を聞かされ 逆に会長をゆする。(会長は忌々しげに小切手を渡し、イラつく。)
会長:証拠を握られているので犯人を追わせる事が出来ず、警察に事件を埋めさせる様 圧力をかけざるを得ない。
刑事:犯人からは結婚資金用のダイヤ、会長・弁護士からは過去の事件(濡れ衣?)のもみ消しと昇進を得て、会長告発を強く訴える気を削がれる。
大体納得はいきましたが、何故今更という点と会長は何故証拠を破棄してしまわなかったのかという重大な点の説明がなく物語として弱いと感じました。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-20 21:39:39) (良:1票) |
5.ネタバレ キャストが自分のツボだったので、かなり期待して鑑賞。うーん、サスペンス物としては、今ひとつ緊迫感がなかった。ジョディ扮する弁護士の存在も?だし、デフォーがこのまま終わるわけねーと最後まで期待してたけど何もなく・・・。とにかく、犯人の目的が最後まで解らなかった(説明してる箇所あった?)けどもう一度見ようとは思えない作品。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-09-19 14:41:15) (良:1票) |
4.ネタバレ 犯人と警察のやりとりを中心にして、ジョディ演じる弁護士の方とも上手く絡み合い、映画の中盤過ぎまでは全く展開が読めずにのめり込めた(解放された人質の尋問の映像を間に挟む事である程度大きな事件にならなかった事も予測できてしまったが)。しかしそこから期待が大きすぎたのか、あのオチとラストの展開には「あぁ期待しすぎた!」という思いがした。いまいち犯人グループの真意も分からないし、観終わった後に特に印象に残るものもなかった。芸達者なメンバーがこれだけ揃って、演出面も含めて途中までは本当にパーフェクトだったのに、オチで一気に点数を下げたという不思議な作品。イマイチ意味が分からない部分もあったけど、それを理解したいと思うほど魅力的な作品でもないので、2度は観ないと思います。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-09-16 16:17:40) (良:1票) |
3.ネタバレ 犯人達の行動はなるほどなぁという面白みはあるものの、実際よくよく考えるとやっぱりばれるでしょうねぇ。交渉人が何故か無意味に攻撃的だったり、意味があるのかないのか判らない程度のジョディ・フォスターの存在など、外回りの動きにしっくりくるものがありません。全てネタバレした後の二度目の鑑賞が面白そうな構成なものの、そうさせるだけの魅力は感じません。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-01-28 21:51:28) (良:1票) |
2.ネタバレ アイディアやキャストは悪くないのだが何が駄目だったのか?多分魅せ方かな。脚本がイマイチだったように思う。冒頭のシーンははっきし言っていらないし、オチはもっと良い魅せ方があったはず。考えてみれば実に簡単な事でも魅せ方次第で印象は変わる。人質が解放された後にダラダラと続くのも印象が悪い。あんな小難しくしないでもっとテンポを良くし何も考えずに観客に「あっ!」と言わせるようなものであった方が良かった。観終わった後は「へ~」ぐらいにしか思えないのが欠点なのである。娯楽映画としてこれは駄目でしょ。素直にすげっ!おもしろっ!と思える「オーシャンズ11」の方が好き。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-12 17:01:36) (良:1票) |
1.ネタバレ 映画の作り込みは洗練されていますし、デンゼル・ワシントンの緊張感ある演技にぐっと引き込まれはします。ただ、銀行のオーナーがあれ程多大な金銭を代償にしてまで守り通したかった秘密が秘密のままで終わってしまうのは狡いですし(もしきちんと明かされていたなら、単に私の観察力不足の問題です。)、トリックにしても、これって本当に立証不能なトリックでしょうかねぇ?映画では「誰もがクロだともシロだとも、立証し得ない」というように説明されていたと思いますが、果たしてそうですか?顔を隠した犯人グループが、人質全員に同じ服を着せるまでは、人質は人質同士の互いの顔を観ているはずです。皆が協力し合って消去法でいけば、クロが浮かび上がってくるんじゃないでしょうか?(もしかしたら、これも私の理解不足で、ストーリーを思いっきり誤解しているのかもしれませんが) 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-11 01:57:39) (良:1票) |