映画『ルート225』のいいねされた口コミ・レビュー
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作品情報 ル行
ルート225の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
ルート225
[ルートニヒャクニジュウゴ]
2006年
【
日
】
上映時間:101分
平均点:6.43 /
10
点
(Review 14人)
(点数分布表示)
公開開始日(2006-03-11)
(
ドラマ
・
ファンタジー
・
青春もの
・
小説の映画化
)
新規登録(2006-05-26)【
ドラえもん
】さん
タイトル情報更新(2024-02-26)【
イニシャルK
】さん
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監督
中村義洋
キャスト
多部未華子
(女優)
田中エリ子
岩田力
(男優)
田中ダイゴ
崔洋一
(男優)
富山のオジサン
梅沢昌代
(女優)
富山のオバサン
田中要次
(男優)
エビヅカの父
石田えり
(女優)
エリ子の母
嶋田久作
(男優)
エリ子の父
石原裕太
(男優)
マッチョ
脚本
林民夫
製作
佐々木史朗〔製作・1939年生〕
石川富康
川島晴男
松竹ブロードキャスティング
ハピネット・ピクチャーズ
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💬口コミ一覧(8点検索)
[全部]
2.
ネタバレ
2人が迷い込んだ『A’』の世界とは何処でしょう。いや、より重要なのは、エリ子は“何者か”ということかもしれない。(以下妄想炸裂の個人的解釈です。未見の方は先入観なく鑑賞することをオススメします。ご注意ください。)本作を読み解く唯一のヒントはタイトルに在ると考えます。『ルート225』。225=15の2乗。言い換えるなら、15歳の少女の事情。本作は少女の身の上に起こった一大事。これが前提。エリ子は母に促され、弟を探すために国道225号線の歩道橋を渡ります。ここから彼女は異世界に。子が頼るべき父と母の居ない世界です。ポイントは、国道が何を意味するか。ルートを記号に直すと“√”。この形、何かに似ていませんか。2つ並べて右に90度回転。うち一つは鏡開きに反転。保健体育の教科書に載っている、女性の体にある2本の道。ズバリ国道225号線は“卵管”と推測します。卵管を通るのは、もちろん卵子。つまりこの物語は“初潮を迎えたエリ子の卵子が卵管を通り子宮に辿り着くまで”を描いたものではないかと。卵子初めての冒険。世界が違って見えて当然です。そう考えても、結構納得できる。エリ子ファーストカットの赤らんだ表情と気だるい雰囲気。突如現れた海は母性の象徴で、にわか雨は経水の暗示。傘はさしずめタンポンか。最初は上手く使えない。赤い花もね、そういう意味。成長した卵胞のうち、排卵される卵子は一つだけ。姉弟が離れ離れになるのも摂理です。そして何より結末が腑に落ちる。もう彼女は子供に戻れないのだから。この前提で物語を検証すると、あらゆるアイテムがメタファーに見えてくる。どのシーンも意味深。例えばバッティングセンター。バットでボールをパカパカ打つ友達と、かすりもしない主人公。ホワイトシチューの味見では顔をしかめて見せる多部ちゃん。無茶苦茶エロくないっすか。ないッスね。戯言妄想、失礼しました。少女の危さと強かさを多部未華子が好演。白木みのる2世、弟くんのキャラも愛おしい。高橋由伸や門@等の小ネタもツボ。笑えて切ない、でも爽やかな少女の成長物語でありました。続編を作るならぜひ男子版を。さぞかしドリーミングなエロパラダイスが展開されることでしょう。
【
目隠シスト
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2011-02-06 00:56:31)
👍 1
🔄 処理中...
1.生きていく事の不安や戸惑いといった思春期からやがて自立していく過程で誰しもが思い悩む時期を、二人の姉弟を通してひたすら爽やかに描き切った青春映画の好編。内容はミステリアスであるものの決してファンタジックではなく、ホラー的要素もがあるが、全体のトーンは大林宣彦作品的寓話に近い。従って「時をかける少女」あるいは「転校生」(本編中のセリフにも暗示されている)を意識しているのは明らかであり、基本的には「スタンド・バイ・ミー」の系譜を汲むものだと言える。人生とは過去に戻れないという事、大人になるという事は親に頼らずに生きていくという事を、一種の不条理劇のように姉弟のドラマとして描かれていくが、CG等に頼り切った今風の味付けなどには固執せず、あくまでもセリフと正攻法の演出で勝負してるのは好ましい。さらに、この時期に体験する最も不可思議な記号√(=ルート)を不条理の象徴としてタイトルにしている点には感心させられる。そして本作が何より魅力的なのは主人公を演じる二人のキャラクターである。姉を演じるは期待の新星・多部未華子。俗っぽさの欠片も感じさせず、理知的あるいは知性派とも違う、何処か遠くを、しかし確りとした眼差しで見つめる利発な少女といったイメージで、演技の未成熟な部分そのものすら魅力に変えてしまうという、顔の美醜や演技の上手下手などでは推し量れないサムシングが作用し、映画の中で紛れもなく存在し息づいていることを感じさせる点では抜きん出ている。そしてその彼女をも食いかねないのが弟役の岩田力クン。甘えん坊でイジメられっ子という、如何にもといった風体で彼女の弟であることを、身をもってモノノ見事に体現してくれている。公衆電話ボックスで背中向きに「お母さ~ん」と涙ながらに受話器を握り締めている姿などは、絶品だと言っていい。この大型新人は侮れない。過去の様々な映画のエッセンスを採り入れた青春映画だが、全編の大半が二人芝居で成り立っている映画でもあり、それだけでも立派に非凡な作品だと言えるのではないだろうか。希望を言えば、叔父さん役には大林さんに演じて欲しかったけど、あの高圧的で意地悪そうな役柄は、やっぱり崔さんかな?
【
ドラえもん
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2006-06-11 18:32:46)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
14人
平均点数
6.43点
0
1
7.14%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
7.14%
5
1
7.14%
6
2
14.29%
7
3
21.43%
8
6
42.86%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.00点
Review3人
2
ストーリー評価
7.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
9.00点
Review1人
4
音楽評価
8.50点
Review2人
5
感泣評価
8.00点
Review1人
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