7.チャン・イーモウのチャン・ツィイーへの入れ込み具合が感じられる映画ですねー。小説でもなんでもそうですが、テーマや登場人物への作者の思い入れがいい作品を生み出すための重要なファクターなんだろうな。チャン・ツィイーがいなかったら成立しない映画だもん。俺も自分の仕事に思い入れを持ってみようかな(無理か…)。とにかくきれいに泣けるいい映画でした。 【Qtaro】さん 8点(2002-06-23 02:53:50)
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6.チャン・ツィイーが走っているシーンだけで泣ける。夫婦になるのがわかっているのに泣ける。90分でまとめた手腕も見事。ところであの学校、「あの子を探して」の学校と激しく似ているのだけど、同じロケ地かな。 【姿焼き】さん 8点(2002-05-04 14:23:43)
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5.思った以上に感動はしなかったけど、いい映画にはかわりはない。景色はきれいだし、餃子はおいしそうだったし、ひさびさに見たこういう映画。やっぱチャン・ツィイーはいい! 【タコス】さん 8点(2002-04-21 03:02:38)
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4.チャン・ツーイーが好みかどうか、それが評価のすべてだろう。わたしはこのみなので、評価高い。
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3.景色がとてもきれいだった。心に残るシーンがいくつもあった。中国ならではの純愛映画・・・。余談ですが、映画にでてくる料理の美味しそうなこと!さすが中国の食文化!と思ってしまった。 【KARIN】さん 8点(2002-01-15 17:22:37)
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2.1回見て、う~んとうなり2回目に爽やかな感動を覚えました。とりあえず、寝不足じゃない時に見るのがいいよ。 【andrzej】さん 8点(2002-01-07 22:09:40)
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1.チャン・ツーイーの可愛らしさが、やはりこの映画の魅力の圧倒的な部分を占めてます。可憐、いちず、けなげ。「はにかむ」という言葉は、今はアジアの辺地にしか残っていない、という学者の文章を読んだことがありますが、抑えた中に真情が溢れ出るあの感情表現は、アジアならではのものだと思います。一人の人を一生ずっと愛し続けるという、この単純にして根源的な人間関係を、現代人はどう見るのでしょうか。しかし、この映画は単に二人の恋愛と彼女の一途な純情のみならず、他の部分も圧倒的な説得力をもって迫ります。「ありがとう」も「美味しかった」も「おじゃましました」も「これ、直しておいてくれたのね」もない、アジアならではの表現。欧米的な言語表現に慣れた身から見ると、全てを言葉にしていなくては言語として認めない欧米的コミュニケーションの矮小さを感じます。また、髪留め一つ、器一つで、一生幸せになることもできる、そんなことも感じました。村人が先生に寄せる尊敬。先生の村人に対する献身。そして最後の葬列のシーン。中国の伝統的な「文武」の「文」に対する、そして「師」に対する深い深い尊敬の念を感じて、そこにも涙が止まりませんでした。教師を志す人には全て見てほしいと感じます。最後に、華北の自然の美しさ。荒涼・乾燥・貧しいというイメージが強かったのですが、あの彩り豊かな草原や森、畑を見ていると、黄河広原の豊かさ、その豊かな大地に対する監督の深い深い愛を感じました。
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