映画『シーラ号の謎』の口コミ・レビュー

シーラ号の謎

[シーラゴウノナゾ]
The Last of Sheila
1973年上映時間:119分
平均点:6.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
サスペンス犯罪ものミステリー
新規登録(2007-01-25)【ジャッカルの目】さん
タイトル情報更新(2011-12-13)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ハーバート・ロス
キャストジェームズ・コバーン(男優)クリントン
リチャード・ベンジャミン(男優)トム
ダイアン・キャノン(女優)クリスティン
ジェームズ・メイソン(男優)フィリップ
ラクエル・ウェルチ(女優)アリス
ジョーン・ハケット(女優)リー
イアン・マクシェーン(男優)アンソニー
ヴィトー・スコッティ(ノンクレジット)
脚本アンソニー・パーキンス
スティーヴン・ソンドハイム
音楽ビリー・ゴールデンバーグ
挿入曲ベット・ミドラー"Friends"
撮影ジェリー・ターピン
製作ハーバート・ロス
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術ケン・アダム(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装ジョエル・シューマカー
ロン・タルスキー
編集ドン・ジマーマン(編集補佐)
録音デイヴィッド・ドッケンドルフ
字幕翻訳高瀬鎮夫
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💬口コミ一覧(4点検索) [全部]

1.ネタバレ  ミステリというものをどのように楽しむか、もちろん人それぞれだが、私にはこのミステリは、全く楽しめなかった。
 世の中には頭の良い人がいて、他人が考えた謎を言い当てて、勝負のように楽しむ人がいるのは判っている。そして、この映画の真相を言い当てた人もいるらしいことも。しかし、僅かな例外を除いて、私は殆どのミステリ(特に映画の場合は)を、「気持よく騙される」かどうか、という見方をしている。

 この映画の何よりも気持ちよくない点は、6人を集めた目的が、犯人探しや復讐ではないらしい、という所である。それが大きなトリックとなっているなら、まあ許そう。例えば、これは、金田一探偵の某離島事件における、「そんな必要なかったのだ!」に相当するオチだが、事件の原因がそこに無いために、せっかくミスリードしているのに、その事が重要でなくなってしまっている。
 それでも、観客は途中までそう思い込まされつつ、物語は別の方向へ進み、その興味を無理やり方向転換させられる。そこから怒涛の展開で、なし崩し的に第一段階の犯人が見つかり自殺。
 前半の主催者中心の描写と、ここの所のバランスが極めて悪い。どんでん返しがカタルシスを持つ為の、ある程度の量のドラマが「終わったぁ!」という感じを抱かせない。そして、異常に根拠の希薄な推理が展開されて、真犯人が判明する。

 最後の解決に関する「意外な展開」の部分は、個人的なことだが、私が中学生の頃に戯言で書いたミステリに使った手口で、あれを突き付けられたようで、まあこっ恥ずかしい。仮にもハリウッド映画で、あんな展開で観客をビックリさせようと思ったなんて、その事にビックリした。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 4点(2012-06-10 14:22:44)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.38点
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100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
517.69%
6538.46%
7430.77%
8215.38%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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