4.あれは15年ほど前。地下鉄のホームで彼女と掴み合いのケンカ。 興奮し見境を無くした彼女は大声で喚き散らし、俺の手の甲を思いっきり引っ掻く。 しかしそれでも俺は、おみやげのうなぎ弁当だけは絶対に放さなかった。 極限状態に陥ってもカメラを放さないハッドに、そんな若き日の自分を思い出した。 【カタログ】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-12-01 01:06:18) (笑:2票) |
3.モンスターパニックの典型、大きいアレと小さいアレに「またこのパターンか!」っていう展開もありますが、やっぱり見せかたが今までのモンスター映画になかったのでとてもおもしろかったですね。怪獣映画ファンとして、この怪獣ドキュメントを観ないわけにはいかないでしょう。ある意味、夢の映像がこの映画にはある! 緊張感を維持したままラストまで一気に観れましたが、ちょっと救いがないのと、答えがないのとで消化不良ですが……こういう映画ですからね(笑)。7点満点って感じです! 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-08 21:49:40) (良:1票) |
2.象が踏んでも壊れないアーム筆入れ。
映画の終盤には、このフレーズが頭の中をぐるぐるしていた。超ダイハードなビデオカメラの話である。
そうじゃなくて。
手持ちの家庭用ビデオカメラで、怪物に襲われて逃げまどうさまを、逃げてる人間の視線から見せる、というそのワンアイデアでできちゃってる映画。
生きるか死ぬかで逃げてるのに、ビデオどころじゃないでしょ、というまっとうな考えを排除するために、撮影者のキャラクターがすごくアホっぽかったり、彼が恋する女性がとても勇敢だったりと、設定もちゃんと工夫されている。
「酔う」という評判だったが、見ているとカメラの揺れにも慣れてしまってそれほどでもなかったものの、臨場感はとにかくすごかった。これを味わうために劇場まで足を運んだかいがあったね。
しかし、登場する女性たちは、みなぐちゃぐちゃと泣き言を言ったりせず、どんどん行動している。いまや怪獣映画にも、「スクリーム・ヒロイン」の出番はないらしい。
マンハッタンで大災害が起きて、人々が橋に向かって列をなして押し寄せる、というシーンを、『宇宙戦争』でも『アイ・アム・レジェンド』でも見たので、正直またか、という感じだったが、アメリカの経済の中心地が島である、というのは、こういうとき実に絵になることは確かだ。 【yhlee】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-03 16:13:22) (良:1票) |
1.仕事を終えて、新宿歌舞伎町の映画館で22:50から観ました。 観賞前から色々余計な情報を得ていたにも拘らず、どっぷりとこの世界に 浸ることが出来ました。 僕にとって一言で言えば「悪夢」。 これに限ります。 なんだか世界が(或いは自分のいる環境が)とんでもない事になってしまって いるのに、「いや、これは夢だ、悪い夢だ!」と繰り返し自分に言い聞かせる ような。
映画館から出て、新宿の高層ビル群を見上げた時、大変に妙な気分になりました。 【leo】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-30 16:27:00) (良:1票) |